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WMS(倉庫管理システム)とは?導入のメリットや選ぶポイントを解説!

WMS

ECサイトや店舗での売上が伸び、企業規模も拡大していくと在庫管理や顧客データ管理などが煩雑になり、業務時間が圧迫している事業者様も多いのではないでしょうか?

これらの課題を解決するシステムとして「WMS」があります。WMSとは「Warehouse Management System」の略称であり、物流センター内の一連の作業を一元管理する「倉庫管理システム」のことです。

WMSを導入することで、在庫管理やデータ管理など一元管理でき、業務時間も短縮、さらに売上アップを目指すことが可能になります。

今回、この記事ではWMSについて詳しく説明し、他のシステムとの違いについてや導入するメリット、デメリットをお伝えしていきます。
また、導入する際の費用の目安や成功するためのポイントについても紹介していきます。


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目次
  1. 01|WMS(倉庫管理システム)とは
    1. WMSについて
    2. WMSとTMSの違い
    3. WMSとOMSの違い
    4. WMSと在庫管理システムの違い
    5. WMSと基幹システムの違い
  2. 02|主な機能
    1. 在庫管理機能
    2. 入荷管理機能
    3. 棚卸管理機能
    4. 出荷管理機能
    5. その他機能
  3. 03|WMSを導入するメリット
    1. 在庫作業の標準化が可能
    2. コストの削減
    3. 作業の効率化
    4. データの分析
    5. 倉庫内のスペース管理
    6. 社内外との情報共有の推進
    7. 作業の進捗状況の把握
  4. 04|WMSを導入するデメリット
    1. 初期コストがかかる
    2. 手間がかかる
    3. 社内への導入準備が必要
  5. 05|WMSの重要性
    1. 在庫管理の効率化
    2. 需要予測の精度向上
    3. 労働力の最適化
    4. トレーサビリティの管理
    5. 顧客満足度の向上
    6. ブルウィップ効果の低減
  6. 06|WMSの導入を成功させるポイント
    1. コストやスケジュールの計画を立てる
    2. 自社サービスとの相性はどうか
    3. 他のシステムと連携がしやすいか
    4. 事業拡大の際の拡張性はどうか
    5. サポート体制を確認する
  7. 07|WMS導入の成功事例
    1. 【インテリア雑貨業界】株式会社エア・リゾーム
    2. 【食品業界】リボン食品株式会社
    3. 【美容業界】株式会社TAT
  8. 08|WMS導入の失敗事例
    1. 在庫数が合わない事例
    2. 現場との折り合いがつかず、導入できなかった事例
    3. 予定コストを大幅にオーバーした事例
  9. 09|業界別使用例
    1. 小売業界
    2. 食品業界
    3. 医薬品業界
  10. 10|WMSの選び方
    1. WMSシステム会社との相性
    2. 他部署・他社・倉庫内などの連携
    3. WMSの種類
  11. 11|まとめ

WMS(倉庫管理システム)とは

まずは、WMSについてや似ているシステムとの違いを説明します。
今回違いを比較するシステムは以下の4つです。

  • TMSの違い
  • OMSとの違い
  • 在庫管理システムとの違い
  • 基幹システムとの違い

この章では上記について詳しく解説します。

WMSについて

WMSとは「Warehouse Management System」の略称であり、商品の入庫・出荷・補充管理、作業者管理など物流センター内の一連の作業を一元管理する「倉庫管理システム」のことです。管理を一元化することで在庫の正確性や業務の効率化を図ることが可能です。

小型の端末のような読み取り機器を使用し、バーコードを読み取って商品をデータベース化します。倉庫スタッフはデータをもとに、検品やピッキング、出庫作業を行います。

WMSは、倉庫を管理するシステムウェアですが製造業や小売業、EC通販とさまざまな業界で導入され、WMSは物流の基盤を支えているといっても過言ではありません。

WMSとTMSの違い

TMSは「Transport Management System」の略称です。配車管理や進捗管理機能、実績管理機能などを行う配送管理システムになります。簡単に言うと、出荷から配送完了までの工程を管理するものになります。

例えば、配送にかかる経費、燃料代の管理をオンラインで行うことができ経理の一般業務を効率化できるソフトウェアがTMSです。

TMSを導入することで、トラックの積載効率を向上させたり、荷物状況をトラッキングすることができます。また、配車ノウハウの共有や使用トラックの削減などが行えます。

TMSはトラック配送を中心に配送状況など主に輸送プロセスを管理するシステム、WMSは倉庫内業務の効率化や精度向上を行えるシステムになるという違いがあります。
TMSとWMSを連動させることで、モノの入荷〜出荷までを一元管理できるメリットがあります。

WMSとOMSの違い

OMSは「Oder Management System」の略称であり、商品の受注や入金情報の確認・管理を行う注文管理システムになります。複数のチャネルからの受注~出荷までを一元管理し、受注処理業務を効率化することができます。

近年では実店舗とECサイトの両方を運営する事業者も増え、こうした一元管理できるシステムが普及しています。

WMSとOMSの違いは、理論在庫を管理するか実在庫を管理するかといったことになります。WMSは実際に配送する実在庫の管理、OMSはデータ上の受注・出荷の在庫を指す理論在庫の管理になります。

WMSの前ステップで使うシステムではありますが、先にWMSを導入している企業や開発会社によってはWMSとOMSを上手く組み合わせたシステムを提供していることも多いです。

以下の記事ではOMSについて詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
OMS(受注管理システム)とは?導入のメリットとデメリットを解説!

WMSと在庫管理システムの違い

在庫管理システムは、在庫情報を管理するシステムで、事業者が保有する在庫を入荷から出荷まで管理します。
在庫情報や棚卸など、在庫管理業務で必要となるデータ管理が可能で、在庫不足や過剰在庫を回避し、適切な在庫管理を行えます。

WMSと在庫管理システムは導入する目的が違ってきます。WMSは倉庫管理業務の効率化が主な目的で、商品のみならず倉庫スタッフ、倉庫、資材などの管理も行います。
一方、在庫管理システムは、在庫を適正な量で運用させるのが主な目的です。倉庫外にある流通している商品在庫まで管理できます。

WMSと基幹システムの違い

基幹システムとは、「販売管理」「在庫管理」「会計」などビジネスに必要な業務を効率化するシステムです。例えば、受注管理や販売管理、生産管理、在庫管理、会計業務などを行います。

WMSと基幹システムの違いは、物流の倉庫内管理もになっているか否かです。
WMSは倉庫内の在庫管理やスタッフ業務など、倉庫内のバックエンド業務を一元管理、効率化します。
一方で、基幹システムは、在庫管理に加え、販売管理や会計など経営状況も管理でき幅広く一元管理できるものになります。しかし、入手個管理や棚卸管理などの詳細の管理はできないため、WMSで補う事業者が多いです。

主な機能

上記ではWMSや類似システムとの違いをお伝えしました。
次は、WMSの主な機能について説明します。WMSの主な機能は以下の4つです。

  • 在庫管理機能
  • 入荷管理機能
  • 棚卸管理機能
  • 出荷管理機能

4つの機能のほかにもその他の機能も詳しくこの章で説明していきます。

在庫管理機能

在庫管理機能は在庫の「なにが、どこに、どれだけ保管されているか」などのリアルタイムな情報を管理することができます。別名「ロケーション別在庫管理」ともいい、WMSの主な機能の中でも最も重要になってきます。
例えば、在庫照会、在庫調整、補充、ハンディ移動などがあげられます。他にも「商品コード」や「商品名」などによるロット管理、SKU管理も可能です。

また、在庫の属性管理も可能になります。在庫は、先に入荷したものから順に出荷すること(FIFO)や有効期限などの多くの情報を管理する必要があり、WMSの在庫管理機能ではその管理の役割も果たしています。

入荷管理機能

入荷管理機能では、入荷した商品を検品し、所定の位置へ保管するなどの管理をします。例えば、入荷予定・入荷検品・返品入荷・ロケーション格納などの管理が当てはまります。

倉庫に届く商品情報を登録し、実際に入荷した商品に対して個数や状態といった情報を予定情報と照合し、定められた棚(ロケーション)に保管することで、多様な出荷のニーズに対応することが可能です。

棚卸管理機能

棚卸管理機能は、出荷の依頼に従って商品を取り出し、梱包・出荷する作業を管理できます。例えば、棚卸指示、棚卸実績、棚卸報告、ハンディ棚卸などがあげられます。

期限・ロット管理、ラベル添付、納品書など、それぞれルールが決められており、それが正しく履行されるように制御する機能でもあります。
作業効率を高めるためにオーダーピッキング方式、トータルピッキング方式などの作業方法にも柔軟に対応できます。

出荷管理機能

出荷管理の一連の作業に対応します。例えば、出荷予定、引き戻し、配分リストなどがあげられます。
出荷予定の商品に対して、倉庫内の在庫の有無を確認します。その上でピッキング指示にしたがって取り出し、間違内がないかを検品したのち、納品書や送り状などの帳票を発行・添付して出荷します。

その他機能

 

  • 作業帳票作成・ラベル発行機能
    簡単に帳票の発行やラベルごとの作成ができるため、入力作業に時間を取られることはありません。例えば、納品書発行や、送り状発行、値札発行などがあげられます。
  • ハンディターミナル連携機能
    ハンディターミナル連携機能は、ハンディ―ターミナル(携帯端末)との情報共有ができる役割です。
    バーコードスキャン情報との連結を行うことでより精度が高いトレーサビリティを行うことができます。
  • マスタ管理機能
    マスタ管理機能は、品物に関連する多種多様なデータが整理統合でき、一括管理がより簡単になる機能です。

WMSを導入するメリット

上記では、主な機能について詳しく説明してきました。
次は、WMSを導入するメリットについて解説していきます。
WMSを導入するメリットは以下の8つです。

  • 在庫作業の標準化が可能
  • コストの削減
  • 作業の効率化
  • データの分析
  • 倉庫内のスペース管理
  • 社内外との情報共有の推進
  • 在庫管理の徹底
  • 作業の進捗状況の把握

この章では詳しく導入メリットについて説明していきます。

在庫作業の標準化が可能

ハンディ―ターミナルを用いて入庫や保管、ピッキングといった倉庫関連業務を進めているため、画像や音による指示が出たり、作業者に取り間違えのミスがあると警告表示が行われたりします。
これにより、ミスをなくせてさらに倉庫スタッフの経験の差がなくなり、未経験でも一定のレベルを保った作業が可能になります。

コストの削減

WMSを導入することで、今まで人の手で行っていた作業をシステムで行ってくれるようになるため、人員を抑えることができコストの削減に繋がります。

さらに倉庫業務を標準化し、誰にでも作業ができるようにすることで、パートやアルバイトを戦力化し、優秀な人材を適した場所へ異動させる、過剰な人員採用を控えられるなどのメリットが生じます。

作業の効率化

WMSを導入することで現物の目視による作業や指示書への記入作業がほぼ不要になります。

また、誰が作業を担当しても一定の生産性が保てるようになるため経験豊富なベテラン作業員や担当者の能力に依存する必要はなく作業の効率化を図ることができます。

今まで行っていた作業をシステムに任せることで標準化して誰が行っても同じ生産性を保てるのはWMSの大きなメリットと言えるでしょう。

データの分析

作業の効率化やコスト削減とこれだけでも導入する価値はありますがWMSのメインは「データ分析」による業務品質の向上です。

従来のやり方であればどれだけ新しい情報でも先月末や1日前と時間の差異がありました。

WMSを導入することで入出庫のデータが即時に反映されリアルタイムで在庫を確認できます。

また、作業の見える化により、各倉庫に適切な人材は配置できているか、発注調整は上手くできているか、作業者の動きに大きな無駄はないかなどをデータとして見ることができ、さらなる業務効率化につなげることが可能です。

倉庫内のスペース管理

来のやり方であれば、倉庫内のロケーションに変更があった際にスタッフが新しい場所を把握できずに迷ってしまい時間のロスが発生、またデータの修正に時間を要していました。

WMSを活用すればロケーションの変更があっても即座に反映され、ピッキングリストの商品の位置もわかるため、倉庫内を探し回る必要がありません。

また、WMSで管理することでスペースを省略することができ、空いたスペースを有効活用することができます。

社内外との情報共有の推進

在庫管理以外の他部署や入荷前後に関わる他社などの情報共有を行うことができます。
そのため、部署などを超えた社員同士のコミュニケーションの活発化を行えたり、情報伝達ミスなどを防ぐことができます。

また、リアルタイムの情報をいつでもみれるため、関与している人に聞く工数時間も削減することが可能になります。

作業の進捗状況の把握

ハンディ―ターミナルなどで倉庫スタッフは作業するため、現場や商品情報をリアルタイムで把握できます。
よって、どれくらい梱包が終わっているか、ロケーション管理がいつくらいに終わるのかなど全体の管理がしやすく、指示も明確に出すことができます。

WMSを導入するデメリット

上記ではWMSの導入するメリットをご紹介しました。
次にWMSを導入する際の注意点をご説明します。注意点は以下の3つです。

  • 導入・ランニングコストがかかる
  • 導入準備に時間がかかる
  • 社内への導入準備が必要

この章ではこの3つの注意点について詳しく説明していきます。

初期コストがかかる

WMSを導入するデメリットとして「初期コスト」がかかります。

機器の設置などでコストがかかるため、現状でどれぐらいの工程を削減できるのか、人件費を抑えることができるのか事前にシミュレーションをしておきましょう。

また、導入に伴う教育も必要になるため人的コストもかかることを覚えておかなければなりません。

手間がかかる

WMS導入には社内の決裁や資料の準備が必要になります。

それに伴い、現場作業の一連作業が変更になるため、マニュアルの作成や教育が必要になるでしょう。

WMSの導入初期に関してドキュメントの作成やシステム会社からの指示指導など、一時的に手間がかかってしまいます。

しかし、その手間を乗り越えることができれば、工程の削減や現場でのミス、事故の発生するリスクを抑えることができます。

社内への導入準備が必要

WMSに限った話ではありませんが、新しいシステムを導入する場合には社員への教育が不可欠になります。その時間やコストもかかることも想定しておきましょう。

まずは、経験を積んでいるベテランスタッフにWMSの使いやすさを伝えて、使い方をそれぞれスタッフに普及していくという流れが最適になります。

WMSの重要性

上記ではWMSを導入する際の注意点をお伝えしました。
次に、WMSの重要性についてご説明します。WMSの重要性は以下の5つです。

  • 在庫管理の最適化
  • 正確な情報の提供(需要予測の精度向上)
  • 労働力の最適化
  • トレーサビリティと品質管理
  • 顧客満足度の向上
  • ブルウィップ効果の低減

上記の6つについてこの章では詳しく解説していきます。

在庫管理の効率化

WMSは、入荷から出荷までの倉庫の作業を効率化させる機能のため、適切な在庫数を保ちます。また、過剰在庫や欠品の問題も最小限に抑えることができます。

以下のお役立ち資料では業務の効率化により売上が伸びる理由について詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。

需要予測の精度向上

リアルタイムで正確な在庫情報を確認することができるため、正確な在庫数を明確にし効率的に実店舗やECサイトなどのチャネルで商品販売を行えます。

労働力の最適化

WMSを使用することで、最適なルートでの商品取り出しや在庫を元ある場所に配置することができるため、作業効率が改善し、手作業やヒューマンエラーなどを減らすことができます。

トレーサビリティの管理

WMSは商品の入荷から出荷までの過程を追跡でき倉庫内のトレーサビリティーを確保します。また、商品をバーコードにて管理し、商品の墓所移動や保管履歴を追跡することができます。

顧客満足度の向上

リードタイムの短縮や納品率の向上などの提供が可能になり、顧客満足度を向上させることができます。また、注文当たりの利益率もアップさせることも可能です。

ブルウィップ効果の低減

ブルウィップ効果とは、販売市場での需要変化に対して、卸売りから向上、業者へと渡っていくにつれて需要変動を過剰に捉えがちになることを指しています。

WMSの導入を成功させるポイント

上記ではWMSを導入する重要性をお伝えしました。
次に、WMSの導入を成功させるポイントについてご説明します。ポイントは以下の5つです。

  • コストやスケジュールの計画を立てる
  • 自社サービスとの相性を考える
  • 他のシステムと連携がしやすいか
  • 事業拡大の際の拡張性はどうか
  • サポート体制を確認する

上記の5つについてこの章では詳しく解説していきます。

以下の記事では要件定義の進め方について詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。
ECサイト構築の要件定義の進め方!コンセプトや機能選定で失敗しないポイント

コストやスケジュールの計画を立てる

WMSを導入するにはクラウド型でも50万円以上と高額な初期費用と安くはない運用費がかかります。

また、どれぐらいの期間で導入したいのかスケジュールを決めておかないとどんどん先延ばしになり結果コストが膨れ上がる可能性もあります。

初期費用やランニングコストなどのコストをしっかりと把握し、導入までのスケジュール計画を立てて、必要最小限のコストで導入していけるようにしましょう。

自社サービスとの相性はどうか

WMSといってもさまざまな企業が提供しており自社サービスとの相性を考えておかなければなりません。

自社サービスとの相性を考えておかないと、最悪の場合業務が余計に煩雑化してしまい余計な手間になってしまう可能性もあります。

他のシステムと連携がしやすいか

WMSは入荷~出荷まで一元で管理するシステムですが、単独で使用することはほとんどありません。基幹システムや受発注システムなど、他のシステムと連携することによって業務効率化に繋がります。

現時点で連携が必要なくても、将来的な連携を見据えて柔軟にデータ連携ができるか確認することが大事です。

事業拡大の際の拡張性はどうか

WMSは、導入コストも高いため長期にわたって継続使用していくものになります。
また、事業も拡大していくため、ビジネス展開に対応できる拡張性の高さも必要となってきます。

特に成長企業にとって、拡張が行えないシステムはさらなるコストや時間の負担になりかねないため、事前に確認することが大事になってきます。

サポート体制を確認する

WMSの導入を成功させる重要なポイントとしてサポート体制が十分か確認しなければなりません。

導入前はもちろんですが、導入後のサポートサービスも整っているのかもチェックしましょう。

特に24時間365日稼働している倉庫では深夜や年末年始のトラブルにも対応してくれるのかによってスタッフの不安度合いも変わってくるものです。

どの程度のサポート体制を敷いてくれるのか、そのためのコストもしっかりと確認しておきましょう。

WMS導入の成功事例

上記ではWMSの導入を成功させるためのポイントをお伝えしました。
次に、WMSの成功した導入事例についてご紹介します。
ご紹介する導入事例は以下の3つの会社です。

  • 【インテリア雑貨業界】株式会社エア・リゾーム
  • 【食品業界】リボン食品株式会社
  • 【美容業界】株式会社TAT

上記の3社について、この章では詳しく解説していきます。

【インテリア雑貨業界】株式会社エア・リゾーム

株式会社エア・リゾームは2006年4月に設立されたインテリア・家具の通販サイトを運営している会社です。

物流の柔軟性と情報管理の高度化に部分が足りておらず、事業拡大に向けてWMSの導入を決めました。
WMSを導入後は物流の柔軟性のキャパシティが向上し、情報管理も高度化できたので、さらなる物流面での効率化を計ることができました。

【食品業界】リボン食品株式会社

リボン食品株式会社は、114年続く製菓材料のメーカーで、ECサイトも11年運営している会社です。

コロナ禍の影響もあり、ECの売上げが急激に伸びました。当時は人手不足で1日当たり600件しか出荷できていない状態だったので、注文が増加したことで課題を持ち始めるようになりました。

WMS導入後は、安定した出荷量の確保をできるようになりました。今では1日当たり1200件ほど出荷しており、過去の2倍以上の件数にあげられるようになりました。

【美容業界】株式会社TAT

株式会社TATは、ネイル材料の卸や商品開発をしている会社です。

人件費などのコストが高騰していることや、出荷能力の制限、品質向上などがあったためWMSを導入しました。

WMS導入後は、1000件から1800件の出荷件数を増やすことができました。

WMS導入の失敗事例

上記ではWMSの成功した導入事例をご紹介しました。
次に、WMSの失敗した導入事例についてご紹介します。
ご紹介する失敗導入事例は以下の3つです。

  • 在庫数が合わない事例
  • 現場との折り合いがつかず、導入できなかった事例
  • 予定コストを大幅にオーバーした事例

上記の3つの事例について、この章では詳しく解説していきます。

在庫数が合わない事例

WMSは在庫数の管理を自動で更新できますが、稀にシステムの誤作動や不具合で在庫数が合わない場合もあります。特に、複数の倉庫を持っている場合には、在庫数の差異が生じる可能性が高いです。
もちろん、手作業で行うよりかはエラーの発生は特段に減少しますが、WMSを導入する前に充分な検討や準備が必要になってきます。

現場との折り合いがつかず、導入できなかった事例

WMSを導入する際は、現場の要望や現状などを把握し、システム要件を検討することが重要です。しかし、導入前に現場との話や調節を怠り、現場の要望とシステムが合わずシステムが導入されなかった事例があります。

システム導入する際はシステムの選定だけでなく、現場との綿密なコミュニケーションが必要になってきます。

予定コストを大幅にオーバーした事例

WMSは大規模なシステムのため、初期導入費用がかかってしまいます。また、それだけではなくランニングコストや人件費なども含んだうえでのコスト計算をしなければなりません。
自社の状況を把握せず事前の予算計画などを大まかに決めてしまい、予定していたコストよりも大幅にオーバーしてしまい、黒字転換するまでに長い年月がかかってしまった事例があります。

他にも業界によっては、季節で入出過量に差がでる場合も予定コストに加味しなければなりません。

業界別使用例

上記ではWMSの失敗した導入事例をご紹介しました。
次に、WMSの業界別使用例についてご紹介します。
ご紹介する使用例の業界は以下の3つです。

  • 小売業
  • 食品業
  • 医薬品業

上記の3つの使用例について、この章では詳しく解説していきます。

小売業界

小売業では、在庫の管理や受発注、出荷業務を効率化できます。
店舗やECサイトの在庫をリアルタイムで把握し、迅速な受注処理や正確な出荷を実現します。

食品業界

食品業界では、商品の賞味期限管理や品質管理を行えます。
商品のロットの管理や適切な保管条件の設定、在庫管理などから食品の精度と品質を担保します。

医薬品業界

医薬品業界では、医薬品医療機器の在庫や出荷管理を行います。
医薬品のバッチ管理や品質管理、保管環境の適切な管理が可能になります。

WMSの選び方

上記ではWMSの業界別使用例についてご紹介しました。
次に、WMSの選び方をご紹介します。選び方は以下の3つです。

  • 業界・業種の相性
  • 外部の業者・倉庫間の連携
  • サポートやセキュリティ面

上記の3つの選び方について、この章では詳しく解説していきます。

WMSシステム会社との相性

WMSを提供する企業の導入事例を見て、自社のサービスに近い会社がどれくらいいるのかチェックしましょう。
自社に近いサービス会社が多く導入事例にある方が、各種業界の課題解決方法についてのナレッジが豊富のため困ったときに迅速に解決してもらえます。

他部署・他社・倉庫内などの連携

ポイントでも記述しましたが、部署間や他社などデータ共有範囲がどこまでなのかをチェックしましょう。
また、バーコードを使ったデータ共有も大事な要素になります。商品コードやバーコードの有無で作業効率化の部分で差異が生まれてしまいます。
ヒューマンエラーなどを最小限に抑えるためにもデータ共有範囲も決めておきましょう。

WMSの種類

WMSには、自社に合わせたカスタマイズができる「オンプレミス型」、サーバーにインストールすればすぐに利用可能になる「パッケージ型」、インターネット上にある提供業者の持つシステムを利用する「クラウド型」があります。

自社の現状やニーズを検討し、どの種類が最適なのか考慮して選びましょう。

以下の記事では在庫管理システムの利用メリット・選択方法を詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。
ECサイトにおける在庫管理システムの利用メリット・選択方法

まとめ

WMSについてお伝えし、メリットやデメリットについて紹介をしました。

最後に、重要な部分をもう一度振り返りましょう。

  • WMSとは商品の入庫・出荷・補充管理、作業者管理など物流センター内の一連の作業を一元管理するシステムのこと
  • WMSの主な機能は、「在庫管理機能」「入荷管理機能」「棚卸管理機能」「出荷管理機能」がある
  • WMSを導入すれば、作業の効率化や在庫作業の標準化など多くのメリットがある
  • WMSを導入する前の注意点は、時間や費用のコストが大幅にかかってしまうことである
  • WMSの重要性は、在庫管理の効率化のほかに需要予測の精度向上や労働力の最適化、顧客満足の向上が可能になること
  • WMSの導入を成功させるには、コストやスケジュールを綿密に立てることや事業拡大の際に拡張性があるのかなどを考えることが重要になる
  • WMSを導入する際は、自社のサービスや業界などとの相性を考えたうえで選ぶことが大事

初期費用がかかる、ロケーション変更など手間になることもありますが、作業標準化によるコスト削減、データ分析によるさらなる効率化、倉庫の省スペース化などさまざまなメリットがあります。

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