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越境ECサイトでの上手な英語の使い方2つのコツ

事例

近年、日本のECサイトが国の境を超えて海外に進出しはじめているのをご存知でしょうか?
それらのサイトは「越境EC」や「越境ECサイト」と呼ばれており、新しい商売方法として注目を集めています。

ただ現状は、越境ECサイトにはどんなメリットがあり、どんな方法で開設すればいいのかわからないことが多く、はじめられるのはごく一部の人といえます。
特に言葉の壁は商売において余計な損失を生み出してしまう原因になるので、しっかり使えないといけません。

そこで今回は、越境ECサイトにおける上手な英語の使い方を解説します。

この記事を参考に英語を使えば、越境ECサイトでも成功する確率はグンと上がるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。

なお、EC事業をスタートしたい方・検討している方に向けて、「EC立ち上げの費用感や選定ポイント」をまとめました。
特にカート選定はのちのECの成功、失敗に大きく影響します。

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目次
  1. 01|越境ECサイト出店のメリット・デメリット
  2. 02|越境ECサイトを開設する4つのメリット
  3. 03|越境ECサイト開設のデメリットと注意点
  4. 04|越境ECサイトでの「伝わる英語」の使い方
    1. 1.商品のブランドイメージはどのような感じか
    2. 2.取引するターゲット国はどんな英語を使用しているか
  5. 05|越境ECサイトの文章を英語翻訳するには
    1. 1.翻訳専門業者に依頼する
    2. 2.フリーランスの翻訳専門家に任せる
    3. 3.自分で翻訳する
    4. 4.翻訳WEBサービスを利用する
    5. 5.翻訳ツールを実装する
  6. 06|越境ECサイトでの英語使用で注意すること
  7. 07|越境ECサイトの英語は「相手に伝わるか」がカギ

越境ECサイト出店のメリット・デメリット

越境ECサイトを開設するうえでメリットやデメリット、注意点などを知っておくことは大前提であり重要です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

越境ECサイトを開設する4つのメリット

メリットとして挙げられるのは以下の4つです。 

 1.商業圏が絞られないため、新規顧客獲得や売り上げ拡大の可能性があがる

 2.現地で店舗を開くよりECサイトとして開く方がコスト面などの負担が低い

 3.英語を用いることで、世界各国との取引が可能になる

 4.海外企業でも参入しやすい 

この中でも最大のメリットとして挙げられるのが、「取引先の拡大による売り上げの増加が見込める点」でしょう。 

こと日本に関しては、商品の質が世界的にも高い評価を受けているため、企業としての参入も比較的容易であり、新規顧客獲得に動きやすいのです。 

また、現地で直接店舗を持つのに比べると、越境ECサイト運営のほうがコストや安全面ではるかに勝っています。 

海外まで取引を広げたいと考えているのであれば越境ECサイトを開設するのがおすすめです。

越境ECサイト開設のデメリットと注意点

デメリットや注意点として挙げられるのは以下の5つです。 

*1.言語が異なるため齟齬が生まれる可能性がある*2.外貨決済の場合、手数料や為替変動のリスクがある*3.海外発送時の紛失リスクも考えられる*4.販売・発送先の法律や規制の知識が必要不可欠*5.サイト内の言語から決済方法や発送手段まで国ごとに合わせる必要がある 

これらデメリットや注意点のなかでも、最初に対策をとるべきなのが、言語の違いで生まれる齟齬を無くすことです。 

ワシントン・ポスト紙が発表した世界の言語に関するデータでは、母国語以外の第二言語として学習されている言語は、英語の15億人が最多となっています。 

加えて、英語を母国語とする人口は5億人以上いるため、越境ECサイトには英語を用いるのが適しています。  

ただし、世界全体で英語の意味やニュアンスが完全に統一されているわけではありません。 

そのため、日本では通じる英語表現でも、海外では通じないということもあります。 

したがって、英語の他にも、販売先の母国語で説明文が表示されるようにしておくとよいでしょう。 

言語以外にも障壁はあり、決済方法は金銭的なトラブルを起こしやすい原因の1つです。 

日本国内ではキャッシュレス化が進み、ほとんどのメジャーなクレジットカードが使用できます。 

しかし、国によっては日本になじみのないクレジットカードブランドを使っている場合や、そもそもキャッシュレス決済が進んでいない国もあります。 

さらに、発送方法も国によってさまざまであるため、国ごとに合わせた手段を用意しておかなければ取引可能な国が絞られてしまいます。 

また海外に発送する場合は、紛失リスクや法律・規制による代金未回収リスクにも注意しなければいけません。 

紛失リスクに関しては、日本国内であっても配送中の商品破損などが起こりえるため、海外発送の場合もゼロではないでしょう。 

法律・規制に対するリスクは、すべての国の法律や規制を把握するのは無理ですから、国の輸出入に関する知識をその都度深めていくしか方法はありません。 

これらの知識に加えて、為替変動や手数料の知識も深めておきましょう。 

以上のように、越境ECサイト開設にはメリットとデメリットの両面があります。 

それぞれどう克服できるかでECサイトの売り上げが大きく変わりますから、もしはじめるのであればしっかりとした対策をたてることが大切です。

越境ECサイトでの「伝わる英語」の使い方

越境ECサイトで主に使われる言語は英語であるものの、国によって伝わりやすさが異なります。 

日本語にも使い方で伝わるニュアンスが変わる表現があるように、英語にも使う単語や表現によってニュアンスが変わるものがあります。 

どのように使えばよいのか、主に以下の2つのポイントを意識してみてください。 

*1.商品のブランドイメージはどのような感じか*2.取引するターゲット国はどんな英語を使用しているか それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.商品のブランドイメージはどのような感じか

ブランドイメージとは、商品がどのような層に好まれて購入されているかを表したものです。 

「層」の中には性別や年齢、年収や購入して渡すときのシチュエーションなどが含まれており、それぞれの商品から浮かび上がるイメージで英語表現を使い分けます。 

日本国内で例えてみましょう。
ブランド力がとても強い高級感あふれるジュエリーショップの商品を紹介するとします。 

この場合、ただ単に「きれいな」や「上質な」という言葉だけでは、ブランドイメージを鑑みた表現とはいえず、どんな商品なのかを伝えきることはできません。 

それよりも「気品あふれる胸元を演出する」や「透きとおるきれいさ」のように、言葉自体に高級感を出した表現を用いると、ブランドイメージに合った表現になります。 

英語も同様で、単にその商品にあった単語を選ぶだけではなく、商品のブランドイメージにあった表現を考えることが越境ECサイトにおける「伝わる英語」となるでしょう。

2.取引するターゲット国はどんな英語を使用しているか

英語は国によって使い方や意味、スペルまでも異なります。

そのため、越境ECサイトで英語の文章を用いる場合は、それぞれの国で用いられる表現やスペルに合わせることで「伝わる英語」となります。 

たとえば、「イケている」というカジュアルな表現は、アメリカ英語であれば「awesome」、イギリス英語であれば「brilliant」が用いられます。

そのため、アメリカとの取引の際にイギリス英語の表現を用いると、アメリカのユーザーは少し読みづらさを覚えてしまうかもしれません。 

また、アメリカ英語とイギリス英語でスペルが異なる単語は、主に以下のとおりです。

 

これらの単語以外にも、アメリカ英語とイギリス英語でスペルが異なる英語は複数ありますが、今回紹介した「色」や「味」といった単語は、ECサイトでの商品説明に用いられやすいものなので、注意しましょう。

越境ECサイトの文章を英語翻訳するには

越境ECサイトの文章を英語翻訳する方法は、以下の5つです。 

 1.翻訳専門業者に依頼する

 2.フリーランスの翻訳専門家に任せる

 3.自分で翻訳する

 4.翻訳WEBサービスを利用する

 5.翻訳ツールを実装する 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.翻訳専門業者に依頼する

しっかりとしたロジックでサイト内の文章を構築したい場合は、翻訳専門業者に依頼することをおすすめします。 

英語翻訳のプロが集まっているため、「伝わる英語」の使い方は熟知しているからです。 

ただ専門業者に任せるうえでは、依頼費用がかさんでしまうことはあらかじめ心得ておきましょう。 

2.フリーランスの翻訳専門家に任せる

同じような専門家でも、フリーランスの翻訳家として働いている人もいます。

業者と比べ安価で住む場合が多いですが、人によって翻訳の質が異なるのが難点です。

依頼する場合は、フリーランスの翻訳実績や経歴を必ず確認してください。

3.自分で翻訳する

英語翻訳に自信がある場合は、自分で行うことで金銭面のコストを抑えられます。 

しかし、時間的なコストや労力はかかります。 

越境ECサイトの運営や構築を行ないながら翻訳作業するのはおそらく大変でしょうから、余裕がある場合のみおすすめです。

4.翻訳WEBサービスを利用する

現代はオンラインで英語翻訳をしてくれるサービスがあります。 

WEBサービスによって無料と有料に分かれているため、費用を掛けたくない場合は無料、比較的質がよいしっかりとしたサービスを受けたい場合は有料を選ぶとよいでしょう。

5.翻訳ツールを実装する

翻訳ツールをWEBサーバーに実装して、英語翻訳を行う方法もあります。 

たとえば、ECサイトで用いられるケースがある「WordPress」には、プラグインと呼ばれる拡張機能が用意されており、そのなかにはサイトを多言語対応させる、自動翻訳プラグインが複数あります。

このプラグインを利用することで、WEBサーバーに翻訳機能が実装されます。 

自動翻訳プラグインはそれぞれ機能が異なっているため、対応言語数、多言語SEOに対応しているかどうかなどを確認しておきましょう。 

このような翻訳ツールは、WEB上のサービスと異なり、個人でツールを使い翻訳することができるため、翻訳にかかる時間を短縮できます。

越境ECサイトでの英語使用で注意すること

越境ECサイトで英語を使用する場合、もっとも気をつけなければいけないことは「表現を間違えたことで起こる経済的な損失リスク」です。 

何度も述べていますが、越境ECサイトで使われる言語は、ほとんどが英語です。 

そのため、国ごとの「伝わる英語」を用いることができないと、解釈の違いを発生させる可能性があります。 

解釈の違いは商品販売において金銭的なリスクを冒す危険があるため、英語の使用方法には充分に注意しましょう。

越境ECサイトの英語は「相手に伝わるか」がカギ

越境ECサイト構築・運営における最大の障壁は「言葉」であるといっても過言ではないでしょう。
 
言葉の表現方法による違いは、取引における解釈の違いも生み出しかねません。 そのようなリスクを背負わないために、大事なことはただ1つ「伝わる英語」を用いることです。
その「伝わる英語」を用いるには、2つのコツを留意する必要があります。

そのコツとは「ブランドイメージ」と「国ごとの単語の意味やスペル」を考慮することです。 
また翻訳方法に関しても、多少お金がかかっても専門家に任せたほうが、安心して越境ECサイトの構築ができるようになるでしょう。

越境ECサイトの需要は、今後ますます高まってくると考えられています
もしこれから越境ECサイトを立ち上げようと考えているのであれば、英語の使い方に注意し、世界に通用するサイトを作りあげてください。

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