ECの自社アプリ化を成功に導くポイント3つを紹介!メリットデメリットも解説
スマートフォンの普及に伴い、近年はECの自社アプリ需要が増えています。
しかし「ECの自社アプリ化にさまざまなメリットがあることは知っているが、コストなどのデメリットもあるため踏み切れない」という方もいるのではないでしょうか。
実際にメリットやデメリット、そして成功のポイントをおさえないでECの自社アプリ化を進めると、目指す成果が得られない可能性はあります。
そこで本記事では、
- ECサイトを自社アプリ化するメリット・デメリット
- ECサイトのアプリ化を成功させるポイント
などを紹介します。
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自社アプリの需要が高まる背景
自社アプリの需要が年々高まっている背景には、スマホユーザーの増加があります。
下の画像は、総務省の「令和3年通信利用動向調査の結果」から引用したものです。
モバイル端末の保有状況を表しており、スマートフォンのユーザーが増えていることがわかります。
2021年(令和3年)には、74.3%の人がスマートフォンを保有していました。これに伴い、スマートフォンアプリの利用者数も増加しています。
株式会社ヴァリューズは、2022年1月〜10月のWebサイトのアクセス数、スマートフォンアプリの起動数を調査し、ランキングを作成・発表しました。*1
主流のECアプリのデータを見ると、Amazonショッピングは前年比104.2%、楽天市場は前年比106.5%と、前年よりユニークユーザー数が増えています。
その他のアプリを見ても軒並み前年比が向上しているため、自社アプリの需要は年々増加傾向にあります。
需要が高まる自社アプリですが、ECサイトとはどこが違うのでしょうか?ここからは、自社アプリとECサイトの違いを紹介します。
自社アプリとECサイトの違いはスマホ機能の有無
EC用の自社アプリとECサイトとの主な違いは、スマホ機能の有無です。
以下のようなスマホ機能はECサイトにはなく、自社アプリならではの特徴です。
- プッシュ通知
- カメラでの商品検索
- 位置情報
プッシュ通知により、キャンペーンやクーポンの情報をユーザーにリアルタイムで送ることができるので「1時間限定20%セール」などのリピーター獲得の販促を展開することができます。
他にも気になった商品をカメラで検索して在庫を確認できたり、位置情報を使って最寄りの店舗を検索したりなど、ユーザーの利便性を高めることが可能です。
さらに、アプリにはあらかじめ情報が内蔵されています。そのため、Webブラウザで1からページを読み込むよりも情報の表示速度が早く、通信量を抑えられ表示速度が速くなるメリットをユーザーに提供できます。
ECサイトを自社アプリ化するメリットは他にもあります。ここからは、具体的なメリットについて説明していきます。
ECサイトを自社アプリ化する3つのメリット
ECサイトを自社アプリ化するメリットは、以下の3つです。
- リピート率向上で顧客のファン化促進
- プッシュ通知など訴求率高い施策で売上アップ
- 実店舗との連携でオムニチャネル化実現
どれも魅力的ですが、オムニチャネル化は近年注目されている販売戦略の一つなので、抑えておきたいポイントです。それでは、詳しく説明していきましょう。
【メリット1】リピート率向上で顧客のファン化促進
最初のメリットは、リピート率向上で顧客のファン化促進が期待できることです。
アプリ限定クーポンやキャンペーン、ポイント獲得などの施策でお得感を演出することで、顧客は「またこのアプリで購入したい」と考えるようになり、リピート率向上につながります。
たとえば、Amazonショッピングアプリや楽天市場アプリでは、アプリから購入するとポイントを多く獲得できることも多いです。このように「購入するとお得」と思ってもらえる施策は、リピート率向上を促します。
他店のECサイトや実店舗よりもお得に購入できると、顧客からの信頼が高まります。その結果、リピート率の向上だけではなく、顧客のファン化にもつながるのではないでしょうか。
【メリット2】プッシュ通知など訴求率高い施策で売上アップ
スマホアプリのプッシュ通知は、画面上に表示されるため、ECサイトよりも目に留まりやすいのが特徴です。
アプリがない場合、メールマガジンや公式LINEに登録してもらって、キャンペーン情報などを送る方法が一般的です。この方法では、メールアプリやLINEアプリを開かないと、通知の詳細を見られません。
一方で自社アプリなら「キャンペーン開始!」「タイムセール開始!」など、一番伝えたいメッセージを画面上にリアルタイムで表示させられます。
顧客の目に留まりやすい上に内容も伝えやすいので、購買行動を促し売上アップが期待できます。
【メリット3】実店舗との連携でオムニチャネル化実現
実店舗と自社アプリを連携させることで、オムニチャネル化を実現できるのもメリットです。
オムニチャネル化とは、オフラインとオンラインの垣根をなくし、店舗やアプリ、ECサイトなどを連携させる販売戦略のことです。顧客に最適な購買体験を提供できるため、出来る限り取り入れたいところです。
オムニチャネル化が実現すると、下記が可能になります。
- アプリや店舗どちらでも、好きなタイミングで購入・受取ができる
- 顧客が訪れた店舗に在庫がなくても、他店舗やEC用の在庫から発送できる
- アプリを会員証にして、店舗でもアプリでも購入履歴やポイントを一括管理できる
特に顧客が自宅で受け取りたくない場合や、店舗が生活圏にあるなどの場合は、店舗受け取りが役立ちます。顧客の利便性が上がり、販売機会の創出につながります。
このように、オムニチャネル化によってユーザーの利便性向上による顧客満足度向上だけでなく、販売機会の増加による売上向上も期待できるでしょう。
ここまでメリットを紹介してきましたが、ECサイトの自社アプリ化にはもちろんデメリットもあります。ここからは、デメリットを紹介します。
ECサイトを自社アプリ化する3つのデメリット
ECサイトを自社アプリ化するデメリットは、以下の3つです。
- OSの更新や不具合への対応が必要
- ダウンロードのハードルが高くダウンロード数増加が困難
- 自社アプリ作成コストがかかる
やはりここで一番気になるのは、3の作成コストではないでしょうか。それでは、ひとつずつ紹介します
【デメリット1】OSの更新や不具合への対応が必要
OSの更新や不具合対応で人的コストや保守費用が発生してしまうことが、1つめのデメリットです。
自社アプリは、iPhoneのiOSやAndroid OSなどがアップデートされるたび、OSの変化への対応が必要です。
OSがアップデートするたびに、不具合が発生していないか確認しなければなりませんし、デザインやセキュリティが更新された時も、対応が必要になる場合があります。
【デメリット2】ダウンロードのハードルが高くダウンロード数増加が困難
ダウンロードのハードルが高くダウンロード数の増加が難しいことが、2つ目のデメリットです。
アプリをダウンロードすることは、ユーザーにとって以下のようなデメリットがあります。
- 通知が増える
- 容量が減る
- ホーム画面を圧迫する
そのため、自社アプリを開発してもブランド力がないと、最初からダウンロード数は増えません。
アプリをダウンロードしてもらうためには、
- アプリ限定クーポンをもらえる
- ポイントが貯まりやすい
など「アプリをインストールした方が得する」と感じてもらう施策が必要です。
【デメリット3】自社アプリ作成コストがかかる
自社アプリ作成にはコストがかかります。
国内のスマートフォンのシェアは、iOSが約70%、Androidが約30%です。販売機会を増やすためには、iOS・Android両方のアプリを開発したいところですが、2つ開発すると倍の費用が発生します。
下記はアプリの種類別にかかる、おおよその費用を表にしたものです。
アプリの種類 | 概要 | かかる費用 |
---|---|---|
Webアプリ | Webブラウザで動くアプリ 基本的にプッシュ通知はできない 「PWA」なら、ホーム画面追加・プッシュ通知可能 Webブラウザで動作 OSごとのアプリ開発不要 |
約30万円〜 |
ネイティブアプリ | 一般的に普及しているアプリ プッシュ通知や位置情報などの機能可 また、オフラインでも使用可。 費用が高額なことがデメリット App storeやGoogle Playの審査クリア要 動作が早い |
約100万円~ |
ハイブリッドアプリ | Webアプリとネイティブアプリ、両方の特徴を持つアプリ ネイティブアプリのようにスマホ機能使用可 主要な部分はWebで動作 App OSごとにメンテナンス不要 動作は重め |
約15万円〜 |
このように、アプリにはさまざまな形があります。予算や目的から、最適なものを選びましょう。
低予算・小規模店舗でも導入しやすいのはLINEミニアプリ
小規模店舗におすすめなのが、LINE上で実行されるWebアプリの「LINEミニアプリ」です。「パッケージ」と「個別開発」がありますが、一般的な機能が揃ったパッケージなら数万円から導入できます。
ユーザーにとってもLINE上で実行されるため、新しくアプリをダウンロードする必要がありません。LINEは2022年末時点で月間ユーザー数9400万人のユーザーを抱えているため、多くの人にリーチ可能です。
またLINEの「サービス」のエリアから利用できるので、公式LINEのように友達登録する必要もありません。
モバイルオーダーや会員証、来店予約やキャッシュレス決済など、店舗運営に必要な機能から自社にあったものを選択して行うため、費用も時間も削減できます。
これからECサイトを構築する方、ECプラットフォームを探している方には、LINEミニアプリと連携可能な「W2 Unified」がおすすめです。
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なお、LINEミニアプリについて詳しく知りたい人は下記の記事を参考にしてください。
>>関連記事:LINEミニアプリのここがすごい!導入事例から特徴的な機能、効果的な使い方まで紹介
ECサイトのアプリ化のメリットやデメリット、おすすめのサービスとあわせて知っておきたいのは、ECサイトのアプリ化を成功させるポイントです。ここからは、成功させるポイントについて紹介します。
ECサイトのアプリ化を成功させる3つのポイント
ECサイトのアプリ化を成功させるポイントは以下の3つです。
- アプリを利用するメリットの設定
- 使いやすいUIの設計
- アプリをダウンロードしてもらうための訴求
アプリをダウンロードしてもらうハードルは高いので、1つめのアプリを利用するメリットの設定はとくに重要です。それでは、ひとつずつ紹介します。
【ポイント1】アプリを利用するメリットの設定
アプリをダウンロード・継続的に使ってもらうためにも、アプリを利用するメリットの設定を行いましょう。
おすすめなのは以下のようなメリットの設定です。
- ポイント制度
- アプリ限定クーポン・割引
- 通知機能 タイムセールや入荷など
この中でも、積極的にとりいれたいのはポイント制度です。
ポイント制度はAmazonショッピングアプリや楽天市場アプリでも行われていて、「Webブラウザから購入するよりもアプリから購入した方がポイントが0.5〜1%ほど多く付与」などポイント付与率を優遇することで、販促に成功しています。
ポイント制度はユーザーにとって大きなメリットがありますし、低コストでポイント・顧客を一元管理してくれるサービスもあるので、ぜひ導入を検討しましょう。
【ポイント2】使いやすいUIの設計
使いやすいUI(ユーザーインターフェース)の設計も、成功のためには重要です。一般的にUIとはユーザーと商品やサービスをつなぐ接点のことをいいますが、アプリにおけるUIとは、アプリ画面のデザインのことです。
たとえば、アプリの画面がごちゃごちゃしていると、欲しい商品の情報を見つけにくく、探すのが面倒になって離脱してしまいます。
一方で直感的に欲しい情報を探せるUIなら、簡単に欲しい商品の情報を見つけられるため、購買に繫がります。
使いやすいUIの設計には、下記の視点が重要です。
- シンプルさ
- 目標までの手順の少なさ
- 操作の一貫性
- 動作の軽さ
シンプルかつ、目標となる商品ページや決済ページまでの手順を最小限にしましょう。操作に一貫性を持たせることで、ユーザーは迷わなくなります。
ユーザーが考えなくても簡単に目的の行動を取れることが、UIの設計では重要です。
【ポイント3】アプリをダウンロードしてもらうための訴求
アプリをダウンロードしてもらう訴求も、成功には重要です。
ポイント1で設定したメリットをわかりやすく伝えるLP(ランディングページ)を作成しましょう。使いやすいUIを伝えるために、操作画面の写真を掲載するのもおすすめです。
そして、すぐにダウンロードできるようにアプリのダウンロードページの、QRコードやリンクを置きましょう。
LPができたら、SNSやSEOなどでLPへアクセスを集める工夫も必要です。
まとめ:自社アプリを開発して、EC事業を成長させよう
スマートフォンユーザーの増加に伴い、自社アプリの需要が伸びています。
ECサイトを自社アプリ化するメリットは下記の3つです。
- リピート率向上で顧客のファン化促進
- プッシュ通知など訴求率高い施策で売上アップ
- 実店舗との連携でオムニチャネル化実現
ECサイトのアプリ化を成功させるには、下記3つのポイントを意識しましょう。
- アプリを利用するメリットの設定
- 使いやすいUIの設計
- アプリをダウンロードしてもらうための訴求
低予算ではじめるなら、LINEミニアプリがおすすめです。しかしECプラットフォームも探しているなら、LINEミニアプリを使った自社アプリの構築までサポートしてくれるW2 Unifiedがおすすめです。
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