【2023年最新版】ECサイトに必要な機能とは!?売れてるECが使っている便利な機能も紹介
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▽この記事でわかること▽
- ECサイトに必須の機能
- ECサイトを運用する際の業務内容と機能活用場面
- ECサイトの売上を上げるおすすめの機能
- ECサイト関連の情報収集におすすめな方法
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「ECサイト(Electronic Commerce Site)」とはインターネット上で商品販売を行うWebサイトのことで、「通販サイト」「ネットショップ」「eコマースサイト」等とも呼ばれています。
そのECサイトを運営していく上で、どのような機能が搭載されているかは、実現できる施策の幅に影響するため非常に重要なポイントです。
ECサイトにおいて活用できる機能は数多く存在しており、基本的な機能を揃えておくことはもちろん、他社との差別化のためにも自社の商材やターゲットに合わせて必要な機能を見極め、導入しておくことが非常に大切です。
そこで本記事では、一般的なECサイトにはどのような機能が必須なのか、他におすすめの機能・効果的な機能はどのようなものがあるのか、ECサイト運用においてどのような業務が必要になるのか等、EC事業者が気になるポイントについて詳しく解説していきます。
これからECサイト運用を始めたいという事業者様は構築の参考に、既にEC事業をスタートしている事業者様はぜひ現状の見直しの基準として活用していただき、売れるECサイトへの一歩を踏み出していきましょう!
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ECサイトに必要な機能とは?
ECサイトは、平たく言えば通販のために必要な機能を付け加えたホームページです。
そのため、通常のホームページとは異なるさまざまな機能が備わっています。
ECサイトの機能の豊富さは、ユーザーから自社サイトを選んで貰いやすくなる要因となるため非常に重要な要素です。
この項目では、ECサイトが基本的に備えておきたい以下の機能9つについて紹介します。
- 商品登録
- 商品検索機能
- 顧客管理
- セキュリティ管理
- 問い合わせ機能
- 受注管理
- 決済機能
- アクセス解析
以下でひとつずつ解説していきます。
➀商品登録
ECサイトには、販売したい商品の情報を登録する機能が必須です。
商品ごとに詳細を表示するためのページができるので、商品登録はBlogの「記事」を作成するようなものと考えればわかりやすいかもしれません。
登録時には商品番号や商品名、販売価格のほか、商品の写真や詳しい紹介文などを入力していきます。それに併せて商品カテゴリを設定したり、出荷までの日数や送料を設定しておくのが一般的です。
ECサイトは在庫管理の機能も備えているので、販売可能な在庫数を入力しておくことも重要です。
在庫管理と連携して設定しておくことで、商品が売れて在庫が切れた時に、システムが自動的に判断し該当の商品の「品切れ」の表示をすることができます。
②商品検索機能
商品検索機能は、GoogleやYahoo!といった検索エンジンのように、ECサイト内の多くの商品の中からユーザーが欲しい商品を検索し絞り込んで表示することができる機能です。
ユーザーが目当ての商品に辿り着きやすくすることで離脱を防ぐことができるので、ECサイトにおいて重要な機能の1つです。
商品名の他にもカテゴリ名やキーワード、価格などで検索できるとなお良いでしょう。
ECサイト内の商品検索機能については下記記事で詳しく解説しているので、「より詳しく知りたい」「導入する検索エンジンサービスに悩んでいる」という方はぜひこちらも併せてご覧ください。
③顧客管理
注文や会員登録の際にユーザーが入力した顧客情報を管理するための機能が「顧客管理機能」です。
一般的には、届け先の住所・氏名などの基本情報のほかに、これまでに取得したポイントや購入回数なども併せて記録することができます。
また、この後紹介する問い合わせメッセージの管理やメールマガジン配信の機能と連携することで、お客様サポートや販促・マーケティングにも活用することができます。
なお、下記の資料ではLTVを最大化させる6つのCRM施策を徹底解説します。
また、資料内では施策以外にもLTVとCRMの関係性や、最適な顧客情報の活用方法、CRM施策を行う時の注意点など様々な角度から解説しております。
この機会にぜひご覧ください。
④セキュリティ管理
セキュリティ機能とは、ユーザーが安心して購入できるよう、利用ユーザーの個人情報やクレジットカード情報を保護する機能のことです。
何らかのきっかけで自社サイトがサーバー攻撃等を受け、個人情報の漏洩やカードの不正利用が起これば、ECサイトの売上低下だけでなく企業の信頼低下にも繋がります。
「SSL化」等で顧客情報を暗号化するなど対策を講じておきましょう。
ECサイトにおけるセキュリティ対策については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ併せて確認してみてください。
⑤問い合わせ機能
顧客からのお問い合わせや質問を受け付けることができるよう、「お問い合わせ機能」も必要です。
この機能を導入しておけば、ユーザーはECサイトから気軽にお問い合わせをすることができるため利便性が高まる他、事業者はメールや電話でのお問い合わせに対応する必要が無くなり業務効率化を図ることができます。
氏名やメールアドレスといった基本情報の他に、問い合わせ内容を記入できる欄を設けたフォームを作成し、ECサイト内のユーザーが見つけやすい位置に配置しておきましょう。
⑥受注管理機能
受注管理機能は、商品の注文を受けてから出荷するまでの過程を管理する機能です。
注文された商品の内容を記録するとともに、「入金待ち」「出荷完了」などの「ステータス」を更新することによって、出荷完了までのステップを漏れなく管理できます。
注文内容に修正やキャンセルがあった場合、または在庫切れなどのためにメーカー取り寄せとなった場合などにも、受注管理機能があれば状況を簡単・迅速に把握することが可能です。
なお、下記の資料では、EC事業において、業務リソースが不足する原因や、業務を効率化する4つの方法についてご紹介します。
無料ダウンロードできますので、是非ご活用ください。
⑦決済機能
決済機能は名前の通り、支払いを受けるために必要な機能です。
多くのECサイトではユーザーの利便性を考慮し、さまざまな支払い方法のなかからユーザーが好きなものを選択できるよう複数の決済手段に対応しています。
実際にどの決済手段が使えるかはECサイトを構築するカートシステムやサービスによって異なりますが、最もよく使われており必須で整えておきたいのがクレジットカード決済です。
そのほか一般的な支払方法には、以下のような方法が挙げられます。
- 商品代引き支払い
- コンビニ支払い
- 請求書払い
- キャッシュレス決済
特に、現在では多数のキャッシュレス決済が登場しているため、どの程度まで対応できるかも重要なポイントでしょう。
中でも、ECサイトでショッピングをするユーザーはAmazonアカウントの所有率が高いこともあり、Amazon Payとの連携は非常に人気が高いです。
⑧アクセス解析・分析機能
ECサイトには、商品ページ以外にもトップページやカテゴリーページなど、様々なページがあります。
アクセス解析・分析機能とは、各ユーザーがそれぞれのページにどのように、どれくらいアクセスしているのかを測定・分析する機能です。
アクセス解析の結果は、ページごとに購買率(注文に至ったユーザーの割合)や離脱率(サイトを離れたユーザーの割合)といった数値ではっきりとあらわれます。
これによりどのページが人気でよく見られているのかがわかるため、サイトの運営や改良の参考にすることが可能です。
自社ECサイト分析でよく使われる外部ツールに「Google Analytics」があります。
Google Analyticsは多機能で、取得できる情報の種類も多いのが特徴ですが、一般的なホームページのアクセス解析に用いられるものであり、ECサイトに特化したものではありません。
これに対し、モール型のECサイトではシステムに標準搭載されたアクセス解析機能を使う方式が主流です。
こちらはGoogle Analyticsと異なり、はじめからECサイトの分析に特化しているため、初心者でも分析結果や方法が非常にわかりやすく、店舗の運営にも反映しやすくなっています。
自社ECサイトでも、利用するカートシステムによっては細かく深い分析ができる分析機能が備わっており、運用していく上で非常に利便性が高いので、システム選定の際は要チェックの機能です。
下記の資料では、競合調査の概要や抑えておくべきチェックポイント、調査結果の正しい活用の仕方など初心者向けにわかりやすく解説しております。
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ECサイトにあると便利な機能
ここまではECサイトにおいて基本的かつ必須の機能について紹介してきました。
ECサイトの機能は先ほどの機能の他にも数多く存在しており、導入しておくことで顧客の満足度向上が見込めたり、新規顧客獲得に繋がる機能もあります。
ここからは、導入しておくと便利かつ売上UPに効果的な以下の4つの機能を紹介します。
- 商品ランキング機能
- メール配信機能
- ソーシャルログイン機能
- ポイント・クーポン機能
ひとつずつメリットについても解説していくので、「自社サイトで使えそうだけどまだ導入していない」という機能があればぜひ利用を検討してみてください。
➀商品ランキング機能
商品ランキング機能とは、ECサイト内の商品の中でユーザーに人気の商品をランキング形式で表示することができる機能です。
この機能を導入し、トップページなどユーザーの目に入りやすい位置に商品ランキングを配置しておくことで、ユーザーの「ついで買い」を誘発することができます。
リピーター・新規顧客のどちらにも効果がある施策なので、ぜひ設けておきたい機能のひとつです。
②メール配信機能
メール配信機能は、自動で特定のユーザーにメールを配信できる機能です。
顧客情報と連携させておくことで、決済完了メールや購入後のお礼メール、会員登録完了メールなどを完了した時に自動で送ることが可能になります。
特に何らかの処理完了を伝えるメールは、ユーザーがサイトに安心感を抱く大きな要素になるため、必須で設定しておきましょう。
処理完了をお知らせするメール以外にも、セール情報やおすすめ商品などを配信するいわゆる「メルマガ」の配信も積極的に活用していきましょう。
顧客の購買状況や傾向に合わせて配信内容を変えたり配信頻度を増減させたりすることで、適度にECサイトへの再訪を促すのがポイントです。
③ソーシャルログイン機能
ソーシャルログイン機能とは、TwitterやLINE、InstagramといったSNSアカウントを利用したECサイトへのログインを可能にする機能です。
この機能を導入しておくことで、ECサイト会員登録時のユーザーの手間を減らし、普段利用しているSNSアカウントですぐにログインできるようになるため、利便性や満足度を格段に上げることができます。
上手く活用すれば、会員登録率を大幅に上げることも可能なため、特に若年層をターゲットとしているECサイトにはぜひ導入して頂きたい機能のひとつです。
④ポイント・クーポン機能
購入金額や回数に応じてポイント・クーポンを配布する機能もぜひ備えておきたい機能のひとつです。
ポイントやクーポンを配布しておくことで、顧客がサイトへ再来する動機を作ることができます。
競合他社との差別化もできるため、リピーターを増やしECサイトの売上を上げるためには重要な機能と言えるでしょう。
利用するシステムにより、付与率や付与対象の設定の細かさや幅広さは異なるので、システム選定時はどういったことが実現できそうかあらかじめ確認し、把握しておきましょう。
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LTVを最大化させて売上向上に繋げたいEC担当者様。この機会にぜひご覧ください。
ECサイト運営業務における機能の活用
ECサイトはインターネット上にあるものですが、「お店」であるという点においては実店舗と変わりません。
そのため、運営に必要なさまざまな業務でも、実店舗と似た点が多くなっています。
具体的には下記のような業務が挙げられます。
- 商品管理
- 顧客サポート
- 売上管理
- サイトメンテナンス
それぞれについて、どのような業務なのか、どんな場面で機能が活用できるのかについて解説していきます。
➀商品管理
実物の商品を販売する以上、ECサイトにおいても商品・在庫の管理は必須です。
ここで活躍するのが受注管理機能です。
受注状況と在庫をできるだけ正確に把握して品切れになりそうなものを入荷したり、新規商品を追加したりすることは実店舗の業務と同様に重要な業務になります。
注文された商品の梱包や発送の作業も、基本的には自社で行う必要があります。
出荷倉庫をもっている場合やメーカー取り寄せとなる場合については、注文伝票などで依頼することになります。
実店舗では、品切れ中の人気商品について入荷予定を書いて貼りだしておいたり、話題の商品が新規入荷したお知らせを出したりといったことも行っています。
掲載先がホームページになるという違いはありますが、ECサイトでも実店舗と同じように行う必要があります。
ECサイトにおいても商品に関するお知らせを記載しておくことは、顧客を離さないために重要な業務です。
②顧客サポート
顧客サポートが必要な点も、実店舗と同じです。
顧客サポートとは、商品の購入を検討している人からの質問や相談に対応したり、購入した商品に関するアフターサポートを行ったりすることを指します。
ECサイトの顧客サポートにおいては、インターネット上ならではのコミュニケーションも少なからず必要になります。
例えば、ECサイトでは「サイトの利用方法が分からない」「購入でエラーが起きた」といったサポートが必要な場面が多々あります。
メール機能をはじめ、LINEやSNS、チャットなどとの連携機能も活用し、さまざまな経路での問い合わせに対応できるようにしておくと、ユーザーの利便性向上にも繋がります。
また、先述したお問い合わせ機能も活用することで、効率的に顧客サポートが行えるでしょう。
③売上管理
ECサイト運営においても、売上の管理は重要な業務です。
しかし売上の把握については実店舗よりもECサイトのほうが効率的な場合が多いです。
ECサイトのシステムには売上管理機能があるため、購入金額や売上は自動的に集計することができます。
また、顧客の支払い状況も確認できるようになっており、クレジットカード決済でエラーが発生していないかどうかなどもチェックすることが可能です。
基本的に自動で行うことができますが、放置していると問題に気付くのが遅くなってしまう危険があるため、何か問題が発生していないか、日次、週次などできちんと確認するようにしましょう。
④サイトメンテナンス
ECサイトの運営を続けるには、商品に関する各種業務のほかに、サイトそのものを管理する業務も必要です。
実店舗でいえば、建物や店内を維持・管理することに相当する業務と考えればイメージしやすいでしょう。
ECサイトの各ページにおいて、表示されている価格や日付などが最新の情報に更新されているか、デザインが崩れているページがないかなど、定期的に確認が必要です。
その際、もし何か問題が見つかれば、随時修正・メンテナンス作業を行いましょう。
分析機能を活用して、アクセスが少ないページ・商品を削除したり見直したりするといったことも、サイトをよりよい状態に保つためのメンテナンスのひとつです。
特に、イベントやキャンペーンを告知・終了するとき、デザインをリニューアルするときなどは、ECサイト全体にわたる操作が必要になります。
このようなタイミングでは、どのページにも問題が発生していないことを確認するように心がけるとよいでしょう。
なお、下記の資料では、EC事業において、業務リソースが不足する原因や、業務を効率化する4つの方法についてご紹介します。
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本記事のまとめ
本記事では、ECサイトを運営するうえで必要な基礎知識から必要な機能・業務内容、集客の方法まで網羅的に解説してきました。
記事の内容を簡単にまとめたので、振り返ってみましょう。
- ECサイトは、「訪問者が商品を購入できる機能」がついたホームページの一種
- EC事業を始める代表的な方法には「自社ECサイト」と「モール型」がある
- ECサイトの機能の豊富さは自社サイトを選んで貰いやすくなり非常に重要
- ECサイトの運営に必要なさまざまな業務は実店舗と似た点が多い
- ECサイトへの集客においては、いかにアクセス数を増やせるかが課題
ぜひ今回の内容を参考に、売れるECサイトの構築に向けて取り組んでみてください!
ECサイトを始めるための知識を揃えよう
インターネット上の店舗であるECサイトには、実店舗と同じ部分もあれば、全く異なる部分もあります。
新しくECサイトをオープンする際には、覚えなければならないことも多いでしょう。
未経験からはじめる場合はECサイト経験者に相談してアドバイスをもらったり、インターネットでさまざまな情報を収集したりすることが重要です。
事前にしっかりと準備をして、ECサイトの開始に備えましょう。
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