成功ノウハウ

ECサイトを開設するには?必要な機能や業務とは

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この記事でわかること
売り上げの延ばすのに必要ツール・機能
ECサイト運用する際の実務内容
新規ユーザー獲得するのに必要広告の種類
すべてを効率的に知るのにおすすめな方法
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「ECサイト(Electronic Commerce Site)」とはインターネット上で
商品販売を行うWebサイトのことで、「eコマースサイト」とも呼ばれます。
 
実際に販売を行うには、ECサイトで何ができるのかを知るとともに、
それらをどのように使うのかを理解する必要があるでしょう。
 
そこで、一般的なECサイトにはどのような機能が備わっており、
どのような業務が必要になるのかについて説明します。

1.ECサイトってどんなもの?

ECサイトは、ホームページ(Webサイト)の一種です。訪問者が商品を購入できる機能がついているという点が通常のホームページとは異なります。
「インターネット通販」や「ネットショップ」などと呼ばれることもありますが、
いずれもECサイトと同じものを指していると考えて差し支えありません。
 
ECサイトは通販の一種でもあるため、
購入した商品は宅配業者によって自宅に届けられるのが一般的です。
 
また、インターネット上にあることから日本全国あるいは
世界中のどこからでもアクセスが可能で、実店舗とは異なり
夜間でも店を閉めることなく営業を続けられます。
 
もちろんサポート窓口のように人による対応が必要な部分は営業時間が
決まってしまいますが、ホームページ自体は停止することがなく、
営業時間外でも注文を受けることが可能だという特徴があります。
 

2.日本のECサイトの市場規模は

ECサイトによるビジネスは、売り手と買い手の属性による
ビジネスモデルの違いから「BtoB」と「BtoC」、
および「CtoC」に大きく分類できます。
 
BtoBとは企業間の取引のことで、BtoCは企業・消費者間の取引、
CtoCは消費者同士の取引のことです。
 
経済産業省がまとめた
「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、
2018年のBtoBのEC市場規模は344兆2300億円にものぼります。
 
同様に、BtoCは17兆9845億円、CtoCについてはフリマアプリに
関して6392億円、ネットオークションでは1兆113億円という市場規模です。
 
いずれの数字も年々伸び続けており、ECサイトによるビジネスの成長を示しています。

3.ECサイトの種類

「ECサイトをオープンする」といえば、一般的にはBtoCのビジネスモデルのことでしょう。
 
そのため、ここからはBtoCを前提に説明していきます。
 
BtoCのECサイトには、大きく分けると
自社ECサイト(単店舗型)」と「モール型(多店舗型)」の2種類があります。
 

3-1.自社EC(単店舗型)

「自社ECサイト」とは、自社で取得した独自ドメインを使って
店舗を設置するタイプのECサイトです。
 
専用のドメインを占有してECサイトとすることから単店舗型と
いわれますが、より単純に「自社サイト」と呼ぶこともあります。
 
構築方法としてはサーバーを用意してECサイトのソフトを設置する
「パッケージ方式」や、ソフトを独自に開発する「フルスクラッチ方式」
のほか、自前のサーバーを用いない「クラウド(ASP)方式」などがあります。
 
自社ECサイトは後述するモール型と比べるとデザインや販売方法の
カスタマイズの面で自由度が高いので、独自性のあるECサイトを
作りたい場合に向いているといえるでしょう。
 

3-2.モール型(多店舗型)

「モール型」とは、複数の店舗を集めて同じドメインのもとで
運営するタイプのECサイトです。
 
自社ECサイトが店舗ごとに独自ドメインをもつ単店舗型なのに対し、
モール型のECサイトは多店舗型だといえます。
 
イメージとしてはショッピングモールのようなもので、例を挙げると
Amazonや楽天市場などがモール型にあたります。
 
どの店舗でも操作方法や決済の方法が統一されるので、
ユーザーにとって使い勝手がよいのが特徴です。
 
モール内の店舗なら共通のポイント制度を利用できることも、
ユーザーが買い物をするときの選択肢になりやすい理由でしょう。
 
また、有名なモール型サイトにはドメインのネームバリューがあるので、
自社サイトをつくるよりモール型で出店するほうが検索順位を上げやすい
傾向があるともいわれています。

4.ECサイトに必要な機能は?

ECサイトは、通販のために必要な機能を付け加えたホームページです。
 
そのため、通常のホームページとは異なるさまざまな機能が備わっています。
 
ここでは、一般的なECサイトがもっている機能について説明します。
 

4-1.商品登録

ECサイトには、販売したい商品の情報を登録する機能があります。
 
商品ごとに詳細を表示するためのページができるので、
商品登録はBlogの「記事」を作成するようなものと考えれば
わかりやすいかもしれません。
 
登録時には商品番号や商品名、販売価格のほか、
商品の写真や詳しい紹介文などを入力していきます。
 
あわせて、商品カテゴリを決めたり、
出荷までの日数や送料を設定したりするのが一般的です。
 
ECサイトは在庫管理の機能も備えているので、
販売可能な在庫数を入力しておくことも重要です。
 
商品が売れて在庫が切れたことがわかると、
システムが自動的に「品切れ」と表示してくれます。
 
値引きやセール、クーポン対応のような機能を備えたシステムも多いです。
 
これらの機能は、利用するシステムによって特色がありカスタマイズできる部分も異なります。

4-2.顧客管理

ECサイトには、注文や会員登録の際にユーザーが入力した
顧客情報を管理するための、顧客管理機能もついています。
 
届け先の住所・氏名などの基本情報のほか、
これまでに取得したポイントや購入回数などもあわせて記録されるのが一般的です。
 
また、問い合わせメッセージの管理やメールマガジン配信の機能
をもつものもあり、サポートや販促に役立てることができます。
 

4-3.受注管理

受注管理は、商品の注文を受けてから出荷するまでの過程を管理する機能です。
 
注文された商品の内容を記録するとともに、
出荷完了までのステップを「入金待ち」や「出荷完了」などの
「ステータス」によってもれなく管理できます。
 
注文内容に修正があった場合やキャンセルされた場合、
または在庫切れなどのためにメーカー取り寄せとなった場合などにも、
受注管理機能を使うことで状況を把握できるようになります。
 

4-4.決済機能

決済機能は、支払いを受けるために必要な機能です。
 
多くのECサイトでは、さまざまな支払い方法のなかから
ユーザーが好きなものを選択できるようにするため、
複数の決済手段に対応しています。
 
実際にどの決済手段が使えるかはECサイトのシステムや
サービスごとに異なりますが、もっともよく使われているのは
クレジットカード決済です。
 
そのほかには、商品代引きやコンビニ支払い、請求書払いなども
一般的な支払い方法となっています。
 
現在では多数のキャッシュレス決済が登場しているため、
それらをどの程度サポートできるかも重要なポイントでしょう。
 
なかでもAmazon Payなどと連携して決済できる機能は人気があります。
 
ECサイトでよくショッピングをするユーザーの多くは、
Amazonアカウントを所有していることも多いためです。
 

4-5.アクセス解析

ECサイトには、商品ページ以外にもトップページや
カテゴリーページなど、いろいろなページがあります。
 
アクセス解析とは、ユーザーがそれぞれのページにどのように
アクセスしているのかを測定・分析することです。
 
アクセス解析の結果は、ページごとに購買率
(注文に至ったユーザーの割合)や離脱率
(サイトを離れたユーザーの割合)といった数値ではっきりとあらわれます。
 
これにより、どのページが人気なのかがわかり、サイトの運営や改良に役立てることができます。
 
自社ECサイトについては、
Google Analyticsを利用してアクセス解析を行うことが多いでしょう。
 
Google Analyticsは多機能で、取得できる情報の種類も多いのが特徴です。
 
しかし、一般的なホームページのアクセス解析に用いられるものであり、
ECサイトに特化したものではありません。
 
これに対し、モール型のECサイトでは
システムに標準搭載されたアクセス解析機能を使う方式が主流です。
 
こちらはGoogle Analyticsと異なりはじめからECサイトのために
つくられたものなので、内容も非常にわかりやすい場合が多く、
店舗の運営にも役立てやすくなっています。
 

5.ECサイトを運営するのに必要な業務

 
ECサイトはインターネット上にあるものですが、
「お店」であるという点においては実店舗と変わりません。
 
そのため、運営に必要なさまざまな業務も、
実店舗のものと似たところが多くなっています。
 
ここからは、一般的なECサイトの運営にどのような業務が必要になるのかについてみていきましょう。
 

5-1.商品管理

実物の商品を販売する以上、ECサイトでも商品の管理は必要です。
 
在庫を把握して品切れになりそうなものを入荷したり、
新規商品を追加したりなどは、実店舗の業務と同様です。
 
注文された商品の梱包や発送の作業も、通常は自社で行う必要があります。
 
出荷倉庫をもっている場合や、メーカー取り寄せとなる場合については、
注文伝票などで依頼することになります。
 
実店舗では、品切れ中の人気商品について入荷予定を書いておいたり、
話題の商品が新規入荷したお知らせを貼り出したりといったこともするかもしれません。
 
これをECサイトで行いたい場合も、
実店舗と同じような業務が必要になります。
 
掲載先がホームページになるという違いはありますが、
ECサイトでも商品に関するお知らせを書いておくことは重要です。
 

5-2.顧客サポート

顧客サポートが必要な点も、実店舗と同じです。
 
商品の購入を検討している人からの質問や相談に対応したり、
購入した商品に関するアフターサポートを行ったりします。
 
ECサイトを長く運営していれば、商品の使い方や初期不良に関する
質問のほか、クレーム対応などが必要なケースも出てくることもあるでしょう。
 
このようなとき、接客のしかたが重要になるという点は、
ECサイトでも実店舗でも変わりがありません。
 
ECサイトの顧客サポートには、
インターネットならではの部分も少なからずあります。
 
例えば、商品を購入したいと考えているユーザーから、
ホームページの操作方法に関する質問を受けることがあるかもしれません。
 
また、ECサイトでは電話以外にメールでのサポートが必要な場面が多くあり、
LINEをはじめSNSやチャットなどさまざまな経路での問い合わせを希望するユーザーも増えてきています。
 

5-3.売上管理

売上の把握については、実店舗よりもECサイトのほうが手間がかからないかもしれません。
 
ECサイトのシステムには売上管理機能があり、
金額などが自動的に集計されます。
 
また、顧客の支払い状況も確認できるようになっており、
クレジットカード決済でエラーが発生していないかどうかなどもチェックできます。
 

5-4.サイトメンテナンス

ECサイトの運営を続けるには、商品に関する各種業務のほかに、
サイトそのものを管理する業務も必要です。
 
実店舗でいえば、建物や店内を維持・管理することに相当する業務
と考えればイメージしやすいでしょう。
 
ECサイトの各ページに表示されている価格や日付などがきちんと
最新の情報になっているかどうかや、デザインが崩れてしまっている
ページがないかなどについて定期的に確認します。
 
もし何か問題があれば、修正のためのメンテナンス作業が必要です。
 
特に、イベントやキャンペーンを告知するときや終了するとき、
デザインをリニューアルするときなどは、ECサイト全体にわたる
操作が必要になります。
 
このようなタイミングでは、どのページにも問題が発生していない
ことを確認するように心がけるとよいでしょう。
 

6.ECサイトの集客方法は?

商品の質が高く、ECサイト全体のメンテナンスもしっかり行っていた
としても、訪れる人がいなければ商品が売れることはありません。
 
集客の重要性は実店舗でも同様ですが、ECサイトではいかに
インターネットからのアクセスを増やせるかが課題です。
 
ここでは、ECサイトにおける集客にはどのような方法があるのか、一般的なものを紹介します。

6-1.SEO

欲しい商品をGoogleなどで検索したユーザーを
ECサイトに誘導するためには、SEOが重要です。
 
特に自社ECサイトの場合は、しっかりとした商品情報を掲載し、
検索結果から自社を知ってもらえる機会を増やしましょう。
 
単に商品を並べるだけではなく、わかりやすいタイトルや画像で
ユーザーにとって価値の高いページにすることを心がけることが大切です
 
Googleなどからの検索流入がある程度期待できるモール型の
ECサイトの場合でも、一般的にはモール内でのSEOを意識する必要があります。
 
商品のレビューや星の数、購入された回数などの情報が、
サイト独自のルールで評価されて検索順位が決まるためです。
 
いずれにしても、まずは商品の紹介文を充実させることがポイントになります。
 

6-2.広告

インターネットに広告を出すことも、
ECサイトへの集客に効果的な方法です。
 
インターネット広告には「検索広告」、「ディスプレイ広告」、
「広告枠の購入」という3つのタイプがあります。
 
なかでも広く使われているのは、GoogleやYahoo!などの
「検索広告」です。
 
これは、ユーザーが商品情報などを検索したときに画面の上下に
表示されるもので、クリックされるごとに広告料が発生します。
 
モール型のECサイトでも、
サイト内検索の画面に広告を出せるようになっています。
 
「ディスプレイ広告」は、広告システムが自動的に最適な方法を判断
してバナーやレコメンド(おすすめ)などの形式で掲載される広告です。
 
こちらも、多くの場合はクリックされるごとに広告料が発生します。
 
「広告枠の購入」は昔からある広告と同様、
特定のサイトやメディアに配置された広告枠を直接買う方法です。
 
Webサイト内の広告スペースにバナー画像を掲載してもらうのが
一般的ですが、インターネットに限らなければ、
街頭やテレビCMでECサイトを宣伝するなどの方法もあります。

 

 

6-3.SNS

TwitterやInstagramなどのSNSを通した宣伝活動は
すでに一般的になっており、ECサイトの集客にも活用できます。
 
店舗やスタッフのアカウントを作成し、
おすすめの商品やキャンペーンなどについて紹介していくとよいでしょう。
 
SNS上でユーザーと交流をはかり、
知名度や好感度をアップさせていくのも効果的です。
 
SNSには強い拡散力があるため、きれいな商品写真などが
一気に伝達されて大勢に興味をもってもらえる可能性があります。
 
一方で、悪い評判も拡散されやすい点には注意しましょう。
 
SNSによる集客は、しっかりとしたコンセプトを決めたうえで
継続的に取り組んでいくことが重要です。

 

 

ECサイトを始めるための知識を揃えよう

インターネット上の店舗であるECサイトには、
実店舗と同じ部分もあれば、全く異なる部分もあります。
 
新しくECサイトをオープンする際には、
覚えなければならないことも多いでしょう。
 
未経験からはじめる場合はECサイト経験者に相談してアドバイスを
もらったり、インターネットでさまざまな情報を収集したりすることが重要です。
 
事前にしっかりと準備をして、ECサイトの開始に備えましょう。

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