サブスクの成功事例8選!成功させるポイントやカートシステムも解説
※更新日:2023年6月13日
サブスクリプション(以後サブスク)は多くの企業が取り入れているビジネスモデルです。
しかし、どのように取り入れれば良いかがわからないという方もいるのではないでしょうか?
この記事では、サブスクの成功事例をBtoCとBtoBに分けてそれぞれ4つ、合計8選を紹介します。さらに、サブスクを成功させる2つのポイントを解説しています。
この記事を読めば、サブスクの導入時に検討することがわかりますのでぜひ最後までご一読ください。
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サブスクの定義とは?定期購入との違い
サブスクは料金を支払うことで、一定期間サービスや商品を利用できるビジネスモデルです。
有名なものでは下記のサービスがあります。
- Netflix(ネットフリックス):動画配信サービス
- Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド):電子書籍購読サービス
- Spotify(スポティファイ):音楽配信サービス
一方で定期購入は、定期的に商品が届けられるサービスです。食品やサプリメント、日用品などの商品が扱われます。
一般的に、サブスクと定期購入の違いは曖昧です。定期購入をサブスクと呼ぶことも珍しくありません。
そのためこの記事では、定期購入もサブスクに含めて、成功事例を紹介します。
サブスクの成功事例4選(BtoC)
まず、BtoCのサブスク成功事例を4つ紹介します。
- パンスク
- メルスプラン
- Oisix
- Netflix
【BtoCの成功事例1】パンスク
出典:パンスク公式サイト
パンスクとは「全国どこかのパン屋さんからお店自慢のパンが届く」サービスです。1回3,990円(送料込・税込)で8個前後のパンが届けられます。
届ける期間が2週間に1回、1ヵ月に1回、2ヵ月に1回と選べることも特徴です。
パン好きな人から支持を得て、2022年3月1日には「会員登録者数1万5000人・提携パン屋さん50店舗」を突破したと発表されました。*1
【BtoCの成功事例2】メルスプラン
出典:Menicon公式サイト
Meniconのメルスプランは、コンタクトレンズのサブスクです。毎月定額の費用を払うことで、眼科医の処方の元、最適なコンタクトレンズを使うことができます。一定期間ごとに眼科に行って買うよりも、多くの場合、安価に購入できます。
2019年1月には、会員が130万人に到達したと発表されました。*2
【BtoCの成功事例3】Oisix
出典:Oisix公式サイト
Oisixは自宅に食事が届く、食宅サービスです。ほぼ完成した料理が届くため、時間をかけずに美味しい食事を取れることが特徴です。買い物の時間や調理の時間を省くことができます。
2022年3月1日時点での累計利用者は470万人以上、出荷食数は1.4億食以上です。*3
【BtoCの成功事例4】Netflix
Netflixは、世界に2億人以上の有料会員がいる動画配信サービスです。日本の視聴プランは以下の3つです。
- 広告つきベーシック:790円
- スタンダード:1,490円
- プレミアム:1,980円
これらの料金を払うことで1ヵ月の間、さまざまな動画を楽しめます。
サブスクの成功事例4選(BtoB)
続いてBtoBのサブスクの成功事例を紹介します。
- Salesforce
- SmartHR
- Sansan
- freee
【BtoBの成功事例1】Salesforce
出典: Salesforce公式サイト
Salesforceは、世界で15万社が契約している、クラウド型ソフトウェアを提供している企業です。たとえば、以下のソフトウェアを提供しています。
- Sales Cloud
- Service Cloud
- Marketing Cloud
- Commerce Cloud
- Slack
これらのソフトウェアは、クライアントの業務効率化や売上向上に貢献しています。
【BtoBの成功事例2】SmartHR
出典:SmartHR公式サイト
SmartHRは、労務管理クラウド4年連続シェアNo.1の、クラウド人事労務ソフトです。人事データを一元管理することで、人事・労務の業務効率化や、データ活用による組織改善へ繫げられます。
【BtoBの成功事例3】Sansan
出典:Sansan公式サイト
Sansanは、営業DXサービスです。名刺の情報や、メールの署名や商談のメモなど、名刺以外の情報もデータ化して一元管理します。
全社で共有して、顧客の最新の状態を把握して提案の品質を高めたり、適切なチャネルからアプローチしたりなど、顧客情報を営業に活用します。
【BtoBの成功事例4】freee
出典:freee公式サイト
freeeはクラウド会計ソフトです。個人事業主の経理・確定申告から、法人の経理・決算まで対応しています。ほかにも、受発注管理ができるソフトや人事労務ソフト、プロジェクト管理ソフトも提供中です。
利用事業者は2017年9月時点で100万社を突破しています。*4
サブスクを成功させる2つのポイント
ここまで紹介したサブスクは、なぜ競合に勝って成功できたのでしょうか。サブスクを成功させる2つのポイントを解説します。
- 綿密なリサーチを行い、USPを確立する
- 緻密な分析を行い、PDCAサイクルを回す
【ポイント1】綿密なリサーチを行い、USPを確立する
競合に勝つには、他社にはない新しい価値、独自の強みをつくり出す必要があります。
そのためにもまずは、綿密に顧客と競合をリサーチしましょう。そのうえでUSPを確立します。(USPとは、ユニーク・セリング・プロポジションの略称で「自社ならではの優位性」を意味します)
USPに重要なのは、顧客のニーズがある上で、他社がまだそれを満たしていない売りになる部分を見つけることです。また、機能や価格で他社を上回ることも考えられます。
顧客のニーズと競合企業がどのようなニーズを満たしているのかをリサーチしてUSPを決めましょう。
そのうえでUSPが見つからない、競合に負けているなどの場合は、商品・サービスの開発から始める必要があります。
【ポイント2】緻密な分析を行い、PDCAサイクルを回す
ポイントの2つめは、緻密な分析を行いながらPDCAサイクルを回すことです。PDCAサイクルとは、以下のプロセスのことをいいます。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(改善)
まず、サブスクをどのように売り出していくのか計画を立てます(Plan)。このときにPV・CV・CVR・ROIなどのKPIを設定しましょう。大まかにいうと、サイトのアクセス数や成約率、費用対効果などを設定します。
そして計画を実行します(Do)。設定したPVなどの数字がどうなっているか、確認して分析しましょう。
設定した期日がきたら、KPIを評価します(Check)。何が達成できて何が達成できていないのか、どこを改善できるのかを分析します。最後に実際に改善します(Action)。
このように、PDCAサイクルを回して改善を続けることで、サブスクの業績向上を目指します。
なお、現在ECサイト構築/リニューアルを検討している方向けに、主要ECカートシステム9社の料金・機能比較表を作成しました。
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サブスクを成功させるならカートシステムのW2 Repeat
サブスクを成功させるには、高機能なカートシステムの導入が必要です。
サブスクで成功するには数千・数万など、多くの人数や法人と契約しなければなりません。顧客管理や受注管理の工数が膨大になるからです。手動で対応するには多くの従業員が必要になるため、コストも増えてしまいます。
そのため、サブスクに適したカートシステムの導入が効果的です。
カートシステムのW2 Repeatは、サブスクにも適しており受注・出荷管理、顧客管理の自動化ができます。さらに、集客や販促機能、CRM(顧客関係管理)などの機能も豊富なため、契約数の向上などにも活用可能です。
導入した企業は平均売上成長率354%、業務効率化による工数は90%も削減するなど、実績も十分あります。
また、事業の立ちあげから燃焼100億円規模まで対応できるシステムなので、事業が成長したあとも変える必要がありません。
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まとめ
サブスクの成功事例をBtoCとBtoBに分けてそれぞれ4つ紹介しました。サブスクの導入を検討している場合は、自社の商品やサービスに近い事例を参考にするのがおすすめです。
サブスクを成功させるポイントは以下の2つです。
- 綿密なリサーチを行い、USPを確立する
- 緻密な分析を行い、PDCAサイクルを回す
特に緻密な分析を行ってPDCAサイクルを回し続けることが重要です。分析と改善を繰り返して、サブスクビジネスを成功させましょう。
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