成功ノウハウ

ECサイトのWeb広告の種類や特徴について詳しく解説

ECサイトにおいて、より多くの人に商品を購入してもらうためには、まずは多くの人にサイトを訪問してもらわなければなりません。

サイト訪問者数を増やすための方法の1つはSEOですが、SEOは効果が出るまでにある程度の時間がかかります。

また、競合サイトもSEO対策を行っていることが多く、検索順位を維持するためには、継続して費用や労力をかける必要もあるでしょう。 

もちろん長期的な視点で見るとSEO対策は重要ですが、効率的な集客を行いたい場合、Web広告の運用も併せて行うことが大切です。

そこで今回は、ECサイト運営において利用しやすい6つのWeb広告を紹介していきます。Web広告を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。 

ECサイトのWeb広告6種の特徴やメリット・デメリットを解説

ECサイトのWeb広告6種の特徴やメリット・デメリットを解説
私たちが日常的に見ているWebページには、多くの広告が挿入されています。

また、広告には、テキストタイプの広告や動画タイプの広告など、さまざまな種類があります。

これらの広告の特徴と、メリット・デメリットについて紹介していきます。

1.検索結果の上部に表示される「リスティング広告」

検索エンジンを利用した際、検索結果の上部に表示される広告をリスティング広告といいます。 

Yahoo!とGoogleのどちらへリスティング広告を出稿するべきかということについては、少し前までは商品のジャンルやターゲットとするユーザー層によって帰るべきだというのが一般的でしたが、スマートフォンの普及とアプリの改善によって現在ではこうした傾向も少なくなってきました。

一方で国内における検索エンジンシェア率を見ると、Googleが約7割、次いでYahoo!が約2割です。

そのため、リスティング広告の出稿先はGoogleをメインとして、余裕がある場合にはYahoo!への出稿も視野に入れる、という流れがよいでしょう。

検索結果に広告を表示させることで、SEOよりもダイレクトにサイトへの流入を促せることがリスティング広告のメリットです。

手軽さと結果のわかりやすさから、最初に取り組むWeb広告として用いられるケースが多いといえます。

リスティング広告のデメリットは、サイトで商品が売れなくても広告費の支払いが発生しまうことです。

実際の購入につながるようなリスティングキーワードの選定や、広告費の設定などが重要であるといえるでしょう。

2.Webサイト上の広告枠に表示される「ディスプレイ広告」

2.Webサイト上の広告枠に表示される「ディスプレイ広告」
ディスプレイ広告とは、GoogleやYahoo!が導入している広告方式の1つで、Webサイト上の広告枠に広告を出すというシステムです。

テキストだけでなく画像を用いて視覚的に伝えることができる、という特徴があります。

ディスプレイ広告のメリットは、幅広いユーザーに訴求できることです。

GoogleやYahoo!と提携しているポータルサイトなどの広告枠に表示されるため、人の目に入る機会が増えるのです。 

デメリットとしては、広告の作成ルールが厳しいことが挙げられます。

広告の審査の際、画像ファイルの大きさや、画像内に入れる文章などについて細かなルールがあり、そのルールに従わなければ審査に落ちてしまいます。

3.ユーザーのサイト再訪問を促す「リマーケティング広告」

リマーケティング広告とは、一度サイトに訪問したユーザーに向けて広告を表示させ、再訪問を促す広告方式です。

似た言葉に「リターゲティング広告」がありますが、基本的には同じものです。

Googleではリマーケティング、Yahoo!ではリターゲティングという名称が使われています。

リマーケティング広告のメリットは、一度サイトを訪れたユーザーをターゲットにしているため、売上につながりやすいことです。

広告の表示位置は、リスティング広告やディスプレイ広告が表示される部分であることが多く、そのほかのWeb広告と見た目が大きく変わることはありません。 

一度訪れたユーザーへの広告という性質上、新規ユーザーの獲得には適していません。

また、リマーケティング広告は「一度サイトに訪問したユーザーをリスト化し、特定の条件が当てはまる場合に広告を表示させる」という仕組みのため、リスト設定や条件設定のノウハウがない場合には、ハードルが高いWeb広告といえるでしょう。

4.ユーザー属性に合わせて訴求できる「SNS広告」

4.ユーザー属性に合わせて訴求できる「SNS広告」
FacebookやTwitter、Instagramなど、さまざまなSNSが広告を導入しており、ユーザーのタイムライン上に広告を表示させることができます。

 リスティング広告は検索キーワードを指定して広告を出稿するものですが、SNS広告はユーザーの属性に合わせて広告を出稿する仕組みのため、属性ごとに広告の文言や画像を変えられるという特徴があります。

■Facebookのメリット・デメリット

Facebookには、アカウント登録時にユーザー属性を収集する仕組みがあるため、職業や趣味といったパーソナル情報に合わせた広告出稿が可能というメリットがあります。

 当然ながら、Facebookを利用している人にしか広告を届けられないことはデメリットといえるでしょう。

SNSごとに利用者層が異なるので、目的やターゲットに応じてSNSを選択することが大切です。

■LINEのメリット・デメリット

国内最大シェアを誇るSNSであるLINEは、2019年10月時点で8,200万人が利用しています。[注1]

LINE広告は、日常的に使用されるLINEのトークリスト上部だけでなく、LINEマンガなどのファミリーアプリや、LINEと提携しているサードメディアにも広告を表示させることが可能です。

また、Facebookのようにユーザーの趣味などによって細かな属性分けができるので、届けたい層にダイレクトに広告を配信できます。

ただし、LINE独自の審査があり、審査には5日間ほどの期間が必要なことと、コンテンツや文言によっては審査を通過できないという点がデメリットといえるでしょう。

[注1]LINE株式会社:2019年12月期第3四半期決算説明会https://scdn.line-apps.com/stf/linecorp/ja/ir/all/FY19Q3_earnings_release_JP.pdf

■Instagramのメリット・デメリット

2019年に利用者数が3,300万人を突破したInstagramは、2020年も勢いを保ったままユーザー数を伸ばしていくと予想されます。[注2]

また、利用者のアクティブ率が高いことから、広告のインプレッションが伸びやすい媒体といえます。 

利用者層としては10代から30代の若い層が多いため、若い年代に向けた商品を販売しているECサイトにとっては、Instagram広告は効果的といえるでしょう。 

しかし、タイムライン上に広告が表示されることを不快に感じるユーザーも少なくなく、ビジネス色を前面に押し出した広告が嫌われる傾向にあります。

広告を出稿する際には、内容がInstagram向きであるかどうかなどに注意しましょう。 

[注2]FACEBOOK Newsroom:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破https://about.fb.com/ja/news/2019/06/japan_maaupdate-2/

■Twitterのメリット・デメリット

Twitter上ではさまざまな企業アカウントが情報を発信しており、宣伝の場としてだけでなくユーザーとのコミュニケーションの場として活用されています。

拡散力が高く、ユーザーに面白いと思わせるものであれば一気に認知度が高まるケースもあります。

Twitterに限った話ではありませんが、特にTwitter上では、広告の情報が誤っていた場合や誇張が過ぎた場合など、小さなことでも炎上するリスクがあります。

広告費を払って炎上を招くことがないように、情報の正確さや誤解を招かない表現などについて確認しておくことが大切です。

5.ECサイトの代理店のような「アフィリエイト広告」

5.ECサイトの代理店のような「アフィリエイト広告」
アフィリエイト広告とは、アフィリエイトASPというネット上の広告代理店のような企業を介して、さまざまなサイトやブログに掲載してもらう広告です。

ディスプレイ広告と似ていますが、大きな違いは、ブログやサイトの運営者側がどの広告を掲載するかを自分で選べるという点です。 

ECサイトの商品が購入された場合に売上の〇%を支払う、などの成果報酬制を取ることができるため、無駄な広告費を払うリスクは少ないといえるでしょう。

ある商品を宣伝・販売するために専用のアフィリエイトサイトを作成する運営者などもいるため、うまくいけば「自社ECサイトの代理店」のようなサイトが増えていくというメリットもあります。 

ただし、どのようなページで自社のECサイトや商品が紹介されているか把握しにくい、という点がデメリットとして挙げられます。

6.メールからECサイトへ誘導する「メルマガ広告」

ポイントサイトなどで配信されているメルマガに広告を出稿し、ECサイトへの誘導を促すものがメルマガ広告です。 

ユーザー側は、メルマガ内に貼られたリンクをクリックすることでポイントを得られるなどのメリットがあるため、積極的なアクセスが期待できます。 

しかし、ユーザーの目的はECサイトの商品を見ることではなく、ポイントを稼ぐことである場合も多く、アクセスが成果に直接的につながりにくい傾向にあります。

ユーザー属性を見極めた広告展開が効率のよい集客につながる

Web広告を出稿する際は、新聞の折り込みチラシなどとは違い、ターゲットを明確に絞り込むことが可能です。

広告を利用してどのようなユーザーを呼び込みたいのかなどを事前にしっかりと決めることは、Web広告をうまく活用する重要なポイントといえるでしょう。

運用を代理店に任せる場合であっても、Web広告の種類とそれぞれの特徴を知っておかなければ正しい成果を得られているのかわかりません。

各Web広告の特徴とメリット・デメリットを把握し、Web広告の運用を始めてみてください。

 

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