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この記事でわかること
・ASPカートを導入する4種のメリット・3種のデメリット
・ASPカートを選ぶ際の6つのポイント
・業界コスパ№1のASPカートについて
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ネットショップで商品を販売するには「ECサイト」を構築する必要があります。
サイト構築サービスはさまざまで、
中でもASPは初心者向きでコストも抑えられます。
ただし、メリットだけでなくデメリットもあるので気をつけましょう。
この記事では、ASP型のサービスに関する概要や導入にあたって
企業が押さえるべき注意点を解説します。
1.EC構築のためのASPって何?
そもそもASPとは「Application Service Provider(アプリケーションサービスプロバイダ)」の略です。
Web上でユーザーが望む機能をピンポイントで提供する仕組みを指す言葉です。
ECサイト構築にまつわるASPとは、ユーザー側でサーバー構築など
を行わなくても提供会社が整備された状態の機能を提供してくれるサービスを意味します。
納品された段階でシステムが構築されているため、
ECサイトを立案してから本格的に稼働するまでの期間は大幅に短縮されます。
しかも、サイトの大小をあまり問いません。
小規模のサイトを気軽に始めたいとき、役立ちます。
そして、商品数や注文数が多くなっていくにつれて、
機能を増やしていくなどの運用方法も可能です。
ECサイトの初心者にはぴったりのサービスといえるでしょう。
2.ASP方式のサービスを導入するメリット・デメリット
実際にECサイトを構築するにあたり、
ASP型サービスにはメリットもデメリットもあります。
自社で望むポイントがしっかり実現するのか確認してから導入しましょう。

一見、魅力的で事例の多いサービスでも、
自社ではほとんど機能しないことは珍しくありません。
逆に、簡易的なサービスであっても、
自社で必要な機能を押さえているのなら理想のサイトを構築してくれます。
以下、メリットとデメリットを詳しく紹介していきます。
2-1.メリット
主なメリットは4つです。
「導入の手軽さ」「費用」「専門知識がなくてもよい」
「サポート体制」で、いずれも他のサービスを上回っています。
ただ、いずれもケースによって導入後の実用性は変わってくるといえます。
自社の業務内容との相性も大きなポイントです。それぞれを詳しく説明します。
2-1-1.手軽に導入できる
ASP型のサービスは、システムが準備された状態で提供されます。
そのため、登録や契約さえ済ませればすぐに商品登録などの実務に勧めます。
提供会社が専用アカウントを用意してくれるため、
IDとパスワードさえ用意すれば即座にログイン可能です。
しかも、デフォルトでECサイトの基本機能は備わっています。
後はマニュアル通りに設定していけば、開店までの流れがスムーズです。
なお、ASP型以外のサービスだと、
サポート体制が十分に整っていないことも珍しくありません。
しかし、ASP型の多くでは提供会社の窓口が設けられています。
疑問点はすぐ解消されるので大きな問題が生まれにくいのです。
そのほか、サーバー型とも違って自社でシステムを保有することもないのは魅力です。
契約を更新しなかったり、サイトを移動させたりするときもトラブルを避けられます。
2-1-2.初期費用が安い
サーバー型のサービスでは、社内やクラウド上でサーバー環境を構築しなくてはなりません。
その分、保守や維持の費用がかかります。
オープンソースやパッケージ、最初からシステムを構築する
フルスクラッチなどの方式もあるものの、いずれも数百万円から
数千万円のコストを要します。
しかも、多いときには月間数百万円ものランニングコストが発生する仕組みです。
一方、ASP型はサーバーへシステムを構築する必要がありません。
導入の費用が安いだけでなく、月額料金も高くて数十万円程度に抑えられます。
しかも、ランニングコストの内訳を絞り込めばさらに安くすることも可能です。
登録商品数、決済回数、サーバーの通信費などを細かく検討することが肝心です。
そのほか、サーバー用の機体やクラウド環境にかかるお金もないので、
維持費が実質不要です。
2-1-3.専門知識が不要
多くのECサイトでは構築をするためにHTMLやCSSなどのプログラミング言語を用います。
そのことでデザインに柔軟性が生まれるものの、
専門的な知識のある従業員を雇わなければ作業ができません。
また、構築までの日数が長くなってしまうのも課題のひとつです。
しかし、ASPならばサーバーやプログラミングの設定をしなくても、
最初から必要な機能が備わっています。
管理ページにログインするだけで、商品登録や注文管理を入力できる仕様です。
しかも、画面デザインもテンプレートから選べます。
そのうえ、ASP型サービスのほとんどはスマホ表示に対応しているため、
レスポンシブ対応も問題なく取り入れられます。
2-1-4.保守運用がいらない
ASPでは自社で保守を行う必要がありません。
機能は提供会社の管理下にあります。
仮にシステムエラーが起こった場合、窓口を通して提供会社の担当が対応してくれます。
運用している企業はサービス利用だけに注力でき、保守のためにシステムエンジニアを置くなどの労力を削減可能です。
2-2.デメリット
ASP型ECサイトのデメリットは主に3点です。
ここからは「拡張性」「費用が高くなるリスク」「外部との連携」について解説します。
2-2-1.カスタマイズ性が低い
導入した時点でシステムの形が定まっているのは、
ASP型のメリットでありデメリットにもなりえます。
確かに、デザインはある程度変更できます。
しかし、カート関連や管理画面のテンプレートは決して多くないので、
デフォルトから大幅にイメージを変えることはできません。
それに、店舗の機能のものを付け足すことは無理です。
既存のシステムに備え付けられたものの中から、理想に近いものを選ぶルールです。
そのため、フルスクラッチのようにオーダーメイド型でできた
サイトと比べると、応用範囲が狭くなります。
また、競合他社との差別化が難しくなる場合も出てきます。
2-2-2.場合によっては費用が高くなる
サーバー型と比べてASP型サービスのコストが安くなりやすいのは事実です。
ただし、ASPでは設定プラン、従量課金により費用が決まります。
店舗の規模に見合ったコストでないと、高く感じるケースも生まれるでしょう。
たとえば、実際にはほとんど利用していない機能が多いとなれば、
無駄な費用が含まれているといえます。
適切な費用を検討するには、商品や注文の数、サイトの通信料などが基準になります。
注文が少ないのに巨大サイト向けのプランを選ぶなどしていると、
コストパフォーマンスが悪化してしまうのです。
利用範囲を深く考えてから導入しなければ、
低コストで使えるサービスなのに赤字が出ることもありえます。
単純に「安いから」「機能が多いから」で選ばず、
「自社に必要かどうか」という基準を重視しましょう。
2-2-3.外部サービスとの連携が限られる
ASPはサービスごとに、連携可能なシステムが制限されています。
ときには、ASP側がバージョンアップして連携できるシステムを追加することもあります。
ただ、業務に最低限必要な部分が連携できるかは導入前にチェックしましょう。
営業支援、顧客情報管理、仕入れや出荷管理などは自社のサービスとの連携が重要です。
ASPの仕様を確認し、対応しているかどうかを調べておきます。
そのほか、複数の店舗をASPで運用するにあたっては、
ECサイトの統合管理サービスも考慮しなくてはなりません。
連携が取れていないと、特定の店舗だけ統合管理から外れてしまいます。
その店舗の売り上げに影響する部分なので、
漏れなく網羅できる管理サービスを探してみましょう。
3.ASPの選ぶポイント

手軽に運用開始できるのはASP型サービスの魅力です。
しかし、選定は慎重にならないとサイトの引っ越しなどで手間がかかります。
また、あるECサイトで能力を発揮できていたサービスが、
自社でも同じように運用できるとは限りません。
ASPの便利さはあくまで、自社の業務内容をカバーできるかどうかにかかっています。
以下のようなポイントに注視して、自社の業務内容に合うものを選びましょう。
3-1.どのような商品の販売に向いているか
ECサイトを構築するサービス選びは、取扱商品に左右されます。
日用品などはリピート購入を前提としているので、
定期購入やメルマガ機能が備わっていると便利です。
また、長期的なリピーターを把握しやすい顧客管理機能も重要です。
家具や家電など、購入間隔が長い商品に対してもこれらの機能は役立ちます。
どのユーザーが何を買ったのか、長いスパンで記録してくれることが理想です。
一方、ファッションや嗜好品を取り扱うサイトでは、画面のデザイン、
特典を設ける機能などがものをいいます。
これらの商品を買い求めるユーザーは、センスやトレンドに敏感だからです。
ユーザーにインパクトを与えることが大切なので、
自由度の高いシステムが向いているでしょう。
そして、BtoBサービスでは顧客管理、契約をしっかり行えなくてはなりません。
メインシステムとの連携や在庫、出荷管理なども大きなポイントです。
3-2.どれくらいの投資が必要か
ECサイト構築では、初期費用の回収も考えなくてはなりません。
そして、利益を出すための仕組みは企業によって違います。
スモールスタートから徐々に規模を拡大していこうとする個人事業者
もいれば、最初から大規模に展開したい大企業もあるでしょう。
自社サイトがどの程度の規模を求めるのかを把握し、サービスを選定するべきです。
小規模なビジネスではコストをかけすぎても赤字になります。
一方、注文が多いサイトでミニマムプランを選んでしまうのも非効率的です。
ページがダウンしたり、注文をさばききれなくなったりしかねません。
スタート時の規模を基準にして、適切なサービスを検討しましょう。
3-3.外部連携機能は充実か
ここまでで、ASP型サービスは外部連携に限界があると述べてきました。
ただ、そもそもECサイトにどれだけの外部連携が必要なのかは
サービスごとに変わってきます。
自社の業務で必要な外部連携を実現できるかは、しっかりとチェックしておきましょう。
また、オプションで新規連携を加えられることも肝心です。
ECサイトを長期的に運用していくには、追加機能の充実はかなり大事です。
そのほか、ASPによっては頻繁にバージョンアップを繰り返しています。
細かい部分まで更新されていくことも考えられるので、
ベンダーに外部連携の予定を聞いてみてもよいでしょう。
理想的なのは、自社システムと同様の環境に詳しい担当者が話を聞いてくれることです。
事例などを参考に挙げながら、信用できる情報を提供してくれると考えられるからです。
3-4.決済機能は何があるか
電子マネーやクレジットカードのように、ネットショップの決済は多様化しています。
ECサイトを構築する際は決済方法も充実させましょう。
たとえば、クレジットカードはほとんどのASPが対応しています。
ただし、申込みが要るので余裕をもって準備するべきです。
また、代引き決済ではシステムとは別に、運送会社や代行業者と契約しなくてはなりません。
なお、AmazonPayや各携帯キャリア決済などについてのルールはベンダーによって異なります。
システムのデフォルトでは提携が不可でも、
別途契約を果たせばサイトに載せられる決済方法もあります。
自社にとって使いやすい方式はないか、事前にリサーチしておきましょう。
3-5.管理画面は使いやすいか
ASP型サービスの管理画面も商品によって変わります。
注文と決済が確認できたならすぐに出荷倉庫へと連絡してり、
伝票を注文ごとに作成して工場に発注を入れたり、さらに、
注文内容をメーカーごとに分け、それぞれに手配をかけたり、
注文を確認した時点で営業担当者が連絡をして商談へと進んだりと、
注文後の流れはさまざまです。管理画面に何を求めるかを細かく考えましょう。
統合管理システムが導入されているサイトでは、外部連携の可否もかなり重要です。
さらに、全機能対応か一部のみかでも使用方法は異なります。
実務にあてはめてシミュレーションと相談を徹底しましょう。
そうしないと、商品が売れてもさばききれなくなる恐れが出てきます。
3-6.商品登録数は十分か
当然ながら、商品を登録しないとECサイトは運用できません。
そして、登録数の上限はサービスによります。
ほとんどのASP型サービスは数千程度の商品には対応しています。
ただし、登録数と月額料金の関係など、
細かい部分までチェックしないと損失が出てしまうでしょう。
なお、登録数が無制限のサービスもあります。
大量の商品を取り扱うつもりであれば、こ
うしたサービスと契約するのもひとつの方法です。
注意したいのは、商品の数だけサイズや
カラーのバリエーションが備わっているわけではない点です。
同じ商品で多サイズ、多色を展開する場合には、
スペックのバリエーションでも上限を調べておきましょう。
ASPならECサイトの構築が簡単に出来る
ASP型のECサイト構築サービスは低コストで初心者にも導入が簡単です。
また、導入後の労力も比較的少なくて済みます。
ただ、自社の業務内容によって、適切なサービスが変わるので慎重に選定しましょう。
管理画面の操作性などもかなり重要です。
ECサイトに求めるポイントをはっきりさせてから、導入に踏み切ることが大切です。
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