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【サプリメント商材】ネットショップ成功事例10選と市場課題について解説

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【サプリメント商材】ネットショップ成功事例10選と市場課題について解説

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サプリメントとは健康食品に分類される商材ですが、実は健康食品もサプリメントも法律上の定義は存在しません。共通しているのは、健康の維持増進のために摂取されるものという点です。

「サプリメント」と言ってもその目的は様々で、美容やダイエット、ボディメイク(体づくり)の認知機能や性機能の向上など幅広いジャンルがあります。

近年、男女年齢問わず健康意識の高まり、ユーザーの細かなニーズに合わせたサプリメント商品をWeb上で販売することが可能になります。

従来のサプリメントの販売はドラッグストアをはじめとした店頭販売が主な販売方法でした。しかし、店頭に並んであるサプリメントを見ても自分の体に合うかがわかりませんでした。また、売り場面積の都合上、消費者の細かなニーズに合った商品を置くことが難しいという課題がありました。

その点、商品を独自のネットショップで販売するには、
・消費者の細かなニーズに合わせて商品をお届けができること
・膨大なデータを活用できること
・棚の制限がないこと
が特徴とメリットとして挙げらます。

参考:サプリメントの定義と正しい利用法

今回はサプリメント商材を扱っているEC事業者がどのように成功をしているかをご紹介します。

1,000社以上の導入実績に基づき、ECサイト新規構築・リニューアルの際に事業者が必ず確認しているポイントや黒字転換期を算出できるシミュレーション、集客/CRM /デザインなどのノウハウ資料を作成しました。
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この記事の監修者

この記事の監修者
樽澤寛人 マーケティング部 部長

神戸大学在学中にEC事業を立ち上げ、自社ECサイトの構築から販売戦略の立案・実行、広告運用、物流手配に至るまで、EC運営の全工程をハンズオンで経験。売上を大きく伸ばしたのち、事業譲渡を実現。
大学卒業後はW2株式会社に新卒入社し、現在は、ECプラットフォーム事業とインテグレーション事業のマーケティング戦略の統括・推進を担う。一貫してEC領域に携わり、スタートアップから大手企業まで、あらゆるフェーズのEC支援に精通している。

目次
  1. 01|サプリメントのEC市場について
  2. 02|サプリメントのECで成功した事例10選
  3. 03|サプリメント系ネットショップが失敗している理由
  4. 04|サプリメントのEC市場の課題
  5. 05|まとめ
  6. 06|よくある質問

サプリメントのEC市場について

「健食サプリ・ヘルスケアフーズレポート2022」によると、2022年度の国内サプリメント市場は1兆3,729億円でした。この数値は前年度と比べて変化が見られず、横ばいとなっています。

これは、他の産業に比べると低い水準ですが、近年は徐々に向上傾向にあります。

サプリメントのEC市場が拡大している背景には、以下の要因が挙げられます。

  • インターネットの普及とスマートフォンの利用拡大
  • 巣ごもり需要の増加
  • 多様化する消費者ニーズ

インターネットの普及とスマートフォンの利用拡大により、サプリメントをオンラインで購入することが容易になりました。また、コロナ禍による巣ごもり需要の増加も、EC市場の拡大に寄与しています。さらに、消費者の価値観やライフスタイルの変化により、多様化するニーズに対応したサプリメントが求められるようになってきました。

サプリメントのEC市場の拡大に伴い、サプリメントメーカーや小売業者のEC事業への参入が活発化しています。また、SNSやライブコマースなど、新たな販売チャネルの活用も進んでいます。

サプリメントのEC市場は、今後も拡大が見込まれており、さらなる成長が期待されています。

EC市場全体の市場規模を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
関連記事:【2025年最新版】EC市場規模は拡大中?調査結果と今後の動向について解説

サプリメントのECで成功した事例10選

サプリメントのECの成功事例を10選ご紹介します。
なおEC業界全体の成功事例については下記の記事と資料で解説しています。
関連記事:【2025年最新】ECサイト成功事例23選!成功する企業の共通点や戦略も解説

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①DHC

DHCは、1972年に設立されたサプリメントメーカーです。創業以来、通信販売に注力しており、サプリメントのEC市場においては圧倒的なシェアを誇っています。DHCの成功のポイントは、以下のとおりです。

  1. ターゲットを明確にし、商品を開発・販売している
  2. 豊富な商品ラインナップを揃えている
  3. 定期購入のシステムを導入している
  4. 丁寧な接客やアフターサービスを提供している

DHCサイトURL:https://www.dhc.co.jp/main/main.jsp

②FANCL

ファンケルは、1981年に設立された化粧品メーカーです。化粧品事業と並んで、サプリメント事業も展開しています。ファンケルの成功のポイントは、以下のとおりです。

  1. 独自の美容理論に基づいた商品を開発している
  2. 品質にこだわった商品を販売している
  3. 顧客の声を積極的に反映して、商品開発を行っている
  4. 豊富な情報提供で、顧客の信頼を獲得している

FANCLサイトURL:https://www.fancl.co.jp/index.html

③iHerb

iHerbは、アメリカに本社を置くサプリメント通販サイトです。日本を含む世界150ヶ国以上に展開しており、豊富な商品ラインナップを揃えています。iHerbの成功のポイントは、以下のとおりです。

  1. 世界中の厳選された商品を販売している
  2. リーズナブルな価格で販売している
  3. 日本語対応のサポート体制を整えている

iHerbサイトURL:https://jp.iherb.com/

④小林製薬

小林製薬は、1919年に設立された医薬品メーカーです。小林製薬は、医薬品だけでなく、サプリメントや健康食品なども販売しています。小林製薬は、独自の販売チャネルを構築しており、安定的な売上を維持しています。

小林製薬サイトURL:https://www2.kobayashi.co.jp/

⑤Meiji Seika ファルマ

Meiji Seika ファルマは、1916年に設立された医療メーカーです。Meiji Seika ファルマは、サプリメントや健康食品なども販売しています。Meiji Seika ファルマは、明治グループとしてのノウハウを活かして、安全でおいしいサプリメントを開発しています。

Meiji Seika ファルマサイトURL:https://meiji-meiquashop.com/

⑥アサヒグループ食品

アサヒグループ食品は、2015年に設立された食品メーカーです。アサヒグループ食品は、食品だけでなく、サプリメントや健康食品なども販売しています。アサヒグループ食品は、幅広い商品ラインナップを展開しており、さまざまなニーズに対応しています。

アサヒグループ食品サイトURL:https://www.calpis-shop.jp/

⑦NOW Foods

NOW Foodsは、1968年に設立されたアメリカのサプリメントメーカーです。NOW Foodsは、高品質なサプリメントを低価格で販売しており、世界中で人気を集めています。

NOW FoodsサイトURL:https://www.nowfoods.com/

⑧FUJIMI

FUJIMIは、オリジナルの分析から自分の体にあった商品をお届けするパーソナライズビューティケアブランドです。
FUJIMIのパーソナライズサプリメントは11種類のサプリメントの中から今の自分のお肌の状態にピッタリな5種類を選んでくれます。
「種類がありすぎて選べない」というユーザーの悩みを独自の美容分析パーソナライズシステムで解決したことが多くの消費者に支持されています。

FUJIMIサイトURL:https://fujimi.me/

⑨VITANOTE

VITANOTEは、尿検査による栄養分析から自分にあったパーソナライズサプリ、パーソナライズプロテイン、完全栄養食をお届けする栄養改善サービスです。

朝一の尿をポストに投函することで栄養素の推定吸収量(過不足)が分かります。郵送型の検査キットで自宅で簡単に尿検査ができ、その結果を専用のアプリで確認することができます。

毎日の体調管理や栄養状態を正しく把握することができる画期的なサービスです。

VITANOTEサイトURL:https://vitanote.jp/

⑩子ども栄養バランスmog

子ども栄養バランスmog(モグ)です。子ども栄養バランスmog(モグ)では、小食や偏食、体質で栄養バランスが気になる子どものために開発された、子ども専用サプリメントを扱っています。

「進まない食事にイライラしたくない、でも栄養が心配」と悩んでいる両親の悩みに寄り添った商品になっています。

ターゲットが明確で、ほかの商品にはない独自の価値を「偏食や少食の子どもでも必要な栄養が補える」とし、ターゲットの求めるニーズを満たしています。

mogサイトURL:https://kodomo-mog.jp/

その他、食品ECの成功事例や失敗事例は以下の資料で紹介しているので、
この記事と合わせてぜひご覧になられてはいかがでしょうか。

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食品EC事業の新規立ち上げ/リニューアル検討しているかたへ!
失敗を防ぐ食品ECのECシステム選定×販売戦略
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サプリメント系ネットショップが失敗している理由

ECサプリで失敗した企業の事例としては、以下のようなものが挙げられます。

①失敗事例
「サプリメント専門店」が運営するECサイトは、顧客からのクレームが相次いだことや、運営会社の経営難により、閉鎖を発表した。
この事例では、顧客から「商品の効果が感じられなかった」「副作用が出た」などのクレームが相次いだことが原因で、事業が失敗に終わりました。

②失敗事例
「サプリメントメーカー」が運営するECサイトは、商品の品質や安全性が問題視されたことや、運営会社の経営難により、閉鎖を発表した。
この事例では、商品の品質や安全性が問題視されたことが原因で、事業が失敗に終わりました。

③失敗事例
「インフルエンサー」が運営するECサイトは、顧客のニーズを把握できていなかったことや、マーケティングが効果的でなかったことなどにより、閉鎖を発表した。
この事例では、顧客のニーズを把握できていなかったことや、マーケティングが効果的でなかったことが原因で、事業が失敗に終わりました。
これらの失敗事例を参考に、自社のEC事業の失敗を避けましょう。

サプリメント商材のネットショップで失敗を避けるために、以下の点に注意が必要です。

  1. 商品の品質や安全性を徹底的に検証する
  2. 返品・交換の対応を充実させる
  3. 顧客のニーズを徹底的に分析する
  4. 効果的なマーケティングを実施する

これらの点に注意して事業を展開することで、失敗するリスクは軽減されるでしょう。

サプリメントのEC市場の課題

サプリメントのEC市場には、以下の課題が挙げられます。

  • 商品の品質や安全性の担保
  • 返品・交換の対応
  • 顧客の信頼獲得

サプリメントは、健康に直接関わるものです。そのため、商品の品質や安全性を担保することは、EC事業者にとって重要な課題です。また、返品・交換の対応も、顧客の満足度を高めるためには欠かせません。さらに、顧客の信頼を獲得するためには、丁寧な接客やアフターサービスの提供が重要です。

サプリメントのEC市場で成功するためには、これらの課題を解決することが求められます。

まとめ

「健食サプリ・ヘルスケアフーズレポート2022」によると、2022年度の国内サプリメント市場は1兆3,729億円でした。この数値は前年度と比べて変化が見られず、横ばいですが、近年は徐々に向上傾向にあります。

サプリメントのEC市場は、今後も拡大が見込まれており、さらなる成長が期待されています。

また、サプリメントECのスタートを考えている方は、サブスク/定期通販特化型ECカートシステム「W2 Repeat」を導入するのがおすすめです。
W2 Rpeatを導入した事例については下記の資料で解説しています。

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ヘルスケア・健康食品業界向け
W2 Repeat導入事例集
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よくある質問

サプリメントのネットショップで成功している事例にはどのような共通点がありますか?

成功事例の共通点は、明確なターゲット設定と信頼性の構築です。
特定の健康課題や年齢層に特化し、科学的根拠や第三者機関の認証を積極的に訴求しています。

また、定期購入システムやカスタマーサポートの充実により顧客満足度を高め、リピート率向上を実現しています。

サプリメント販売で注意すべき法的規制はありますか?

薬機法(旧薬事法)により、医薬品的な効能効果の表現は禁止されています。
「病気が治る」「痩せる」などの断定的表現は使用できません。

また、景品表示法により誇大広告も規制されています。健康食品として適切な表現範囲内で商品説明を行い、必要に応じて専門家の監修を受けることが重要です。

競合の多いサプリメント市場でどのように差別化を図れば良いですか?

差別化のポイントは独自性のある商品開発とブランディングです。
特定の成分配合や製造方法にこだわり、ストーリー性のあるブランドを構築します。

また、顧客とのコミュニケーションを重視し、SNSや会員限定コンテンツで関係性を深めることで、価格競争に巻き込まれない独自のポジションを確立できます。

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