BtoB EC売上ランキング｜市場規模や構築方法を解説！
BtoB EC売上ランキング｜市場規模や構築方法を解説！
オンライン上で企業間取引を行う「BtoBのECサイト」が増えています。2019年4月から施行された「働き方改革法案」のこともあり、電話やメール、FAXなどの注文をEC化し、負荷を軽減することで「受注業務の効率化をしたい」という企業が増えています。
しかし、BtoB ECサイトの基礎知識や市場や事例、構築方法を知っていないと、「BtoBのECサイト」を構築・運営することは非常に難しいです。
本記事では、自社のために受注業務をEC化していきたいという企業向けに、BtoB-ECの市場から、BtoBサイトのランキングや事例、構築方法まで解説します。
BtoB ECについて詳しく知りたい方は以下の記事を活用してください。
BtoB EC市場規模について
BtoB EC市場規模とは、企業間取引における電子商取引の市場規模のことです。BtoB EC市場規模は、国内外で拡大傾向にあります。
国内BtoB EC市場規模
国内BtoB EC市場規模は、2023年には420.2兆円に達すると予測されています。これは、2022年比で12.8%増加したことになります-。
国内BtoB EC市場規模の拡大を支える要因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 企業のデジタル化の進展
- 新型コロナウイルス感染症の拡大
世界BtoB EC市場規模
世界BtoB EC市場規模は、2023年には15.3兆米ドルに達すると予測されています。これは、2022年比で11.8%増加したことになります。
世界BtoB EC市場規模の拡大を支える要因としては、以下のようなものが挙げられます。
- インターネットの普及
- グローバル化の進展
BtoB EC市場の特徴
BtoB EC市場の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 取引額が大きい
- 取引の頻度が高い
- 取引の複雑さが高い
BtoB ECの課題
BtoB ECの課題としては、以下のようなものが挙げられます。
- セキュリティの確保
- 業務の効率化
- 顧客のニーズに合わせたサイトづくり
BtoB EC市場は、今後も拡大していくことが予想されます。企業は、これらの課題を解決しながら、BtoB ECを活用して、ビジネスの拡大を目指していく必要があります。
EC業界の市場規模について知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
BtoB ECサイトの構築ポイント
BtoB ECサイト構築をうまく進めるためには、｢自社の受注業務を明確化すること」です。
BtoB ECサイトはBtoC ECサイトと比べ、要件が複雑になることが多いです。基本的な受発注処理はBtoC ECサイトとほとんど変わりませんが、扱っている商材ごとにカスタマイズができる商品を販売している企業ほど、システムの要件定義は念入りに確認した方がよろしいでしょう。
まず自社の受発注業務を明確化することが重要です。その業務を明確化できるかできないかで、BtoBサイト構築が成功するかが決まります。
下記資料では、実際にEC事業者から聞いた「ECサイト構築における失敗事例100個」と「ECサイト構築システム選定時のチェックポイント」を解説/一覧化しました。
資料は無料でダウンロードできるので、ECサイトの構築/リニューアルを検討している方はぜひあわせてご一読ください。
BtoB-ECサイトの売上ランキング
以下の表は「大手ECサイト・ネット通販売上高ランキングTOP100を発表！」からBtoBを中心としてEC展開をしている企業を抜粋すると、このような企業がランクインしています。
| 順位 | 会社名 | 売上高実績 | ※増減率（％） | 決算月 | 主力商品（業態または媒体） |
| 1 | アスクル | 3,533億円 | 6.8 | 5月 | オフィス用品（BtoB） |
| 2 | ミスミ | 1,951億円 | 18.3 | 3月 | 金型部品（BtoB） |
| 3 | 大塚商会 | 1,550億円 | 5.4 | 12月 | オフィス用品（BtoB） |
| 4 | モノタロウ | 846億円 | 26.2 | 12月 | 間接用資材（BtoB） |
| 5 | カウネット | 668億円 | 2.5 | 12月 | オフィス用品（BtoB） |
| 6 | アズワン | 550億円 | – | 3月 | 理化学機器（BtoB） |
| 7 | 歯愛メディカル | 228億円 | 12.3 | 12月 | 歯科用品（BtoB） |
| 8 | フォーレスト | 145億円 | 2.5 | 3月 | オフィス用品（BtoB） |
※引用元：https://nerimarketing.net/btob-ec/
商材によっては注文個数により金額が変動するのが一般的です。そのため、BtoB ECサイトも特別なカスタマイズが必要です。商品ラインナップが豊富で複雑な資材を簡単に注文できるBtoB-ECサイトが人気です。
BtoB ECサイト構築ならW２
画像参照元：W2公式サイト
導入実績：800社以上「大東建託株式会社・旭商工株式会社・株式会社ホリ・コーポレーションetc」
W2は、低価格で機能性が良いため、一番おすすめしたいBtoB ECプラットフォームになります。
1,000以上の充実したEC機能と業務効率化に特化したBtoB機能により、受発注業務から販売施策の実行まで幅広く対応可能です。
具体的には、以下の課題をお持ちの方におすすめです。
- 電話やメールなど、アナログ受注の対応が業務負担になる
- 取引先ごとに価格や商品を変えられず、不便が生じている
- 営業時間外の対応ができず、受注の機会を逃している
- 見積やアカウントの発行に手間がかかっている
- 商品や取引先の情報がバラバラで、管理が面倒
また、W2はBtoBとBtoC ECサイト統合や新規構築に対応可能であり、多様な販売チャネルに加え、BtoBビジネスで重要な取引先・メーカーのデータを全て一元管理することで、複雑な業務プロセスを最適化が可能です。
中小企業から大企業まで幅広い規模の企業で利用されており、豊富な連携サービスや無料API、エンドユーザーの利便性を重視したアップデートが特徴となっています。
もしBtoB ECサイト構築を考えている方は一度お問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事のまとめになります。
- 要件定義を明確化する
- カスタマイズ必要になるケースが多い
- 要件が複雑化しやすくなる
BtoBサイトを構築し、クライアントにより便利に使っていただけることを目指しましょう。また、自社の受注業務効率化を図りつつ、売上アップが期待できます。
なお、より効率的・効果的なEC運営を目指すには、「そもそものカートシステムの性能に問題がないか」を見直してみるのがおすすめです。
下記の資料では、EC事業において、業務リソースが不足する原因や、業務を効率化する4つの方法についてご紹介します。
無料ダウンロードできますので、是非ご活用ください。
