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ARをECに活用するには?導入事例とメリットを解説

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近年注目されているARはECへの活用も進んでいます。

家具の配置シミュレーションやアパレルでのバーチャル試着など、ユーザーの買い物体験を便利に楽しくするだけでなく、ECの売り上げを高める効果もあるためです。

ここでは、ARとはどういったテクノロジーなのか、ECではどのように活用できるのかについて導入事例を用いて説明します。


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目次
  1. 01|ARとは?VRやMRとの違いはなに?
    1. ARには4つのタイプがある
    2. ARの表示方法
  2. 02|ARをECに活用するメリット
    1. 利便性向上で購入率が上がる
    2. イメージが伝わるから返品率が下がる
    3. ブランドやショップに対する関心が高まる
  3. 03|ARのEC活用事例7選
    1. 【花王】ヘアカラーのイメージをARで再現
    2. 【JINS】ARでメガネの試着+お似合い度を判定
    3. 【Amazon】ARビューで家具の設置イメージを表示
    4. 【Vivino】ワインの情報を瞬時に表示
    5. 【NiKE】イベントとしてのARの活用法
    6. 【ZOZOTOWN】AR技術で足のサイズを計測
    7. 【ブルガリ】「ZOZOMAT」の手の計測バージョンを採用
  4. 04|まとめ

ARとは?VRやMRとの違いはなに?

ARは「Augmented Reality」の略で、「拡張現実」とも言われます。現実世界に仮想の視覚情報を重ねて投影することで、現実世界が仮想的に拡張する技術です。近年はスマートフォンなどで気軽にARに接することができるので、広告やエンターテインメントの分野で多く活用されています。例えば、AR技術を使った有名なゲームには「ポケモンGO」があります。ポケモンGOはGPSを用いて現実の世界と仮想世界を融合させたゲームです。

混同しやすいテクノロジーにVRやMRといったものがあります。VRは「Virtual Reality」の略で「仮想現実」などと言われます。VRゴーグルといった視界を覆うデバイスを使い、仮想空間に没入する感覚を得られます。ARのように現実世界に仮想の視覚情報を重ねるのではなく、全てが仮想で作られた世界です。

MRは「Mixed Reality」の略で、日本語では「複合現実」のことです。ユーザーはゴーグルなどを装着し、現実世界と仮想世界を合わせた空間で没入感を味わえます。仮想世界にあるモノに触れたり回りこんで別角度から見たりすることもでき、複数人との同時体験も可能です。

 

現実世界に仮想情報を重ねるという意味では、ARとMRは近いです。しかし、ARはスマホだけで楽しめるのに対し、MRは専用のゴーグルが必要になる点で違いがあります。

ARには4つのタイプがある

一口にARといっても、その種類は4つあります。それぞれについて以下で特徴や仕組みについて解説します。

マーカー型:特定の画像や写真を起動点として、それを読み込むと情報が現れるという仕組み。特定の場所に仮想映像を表示させたい場合に有効です。

GPS型:スマートフォンなどの位置情報を起動点するAR。地図アプリなどのコンテンツで利用されることが多くあります。スマホのカメラを行きたい方向に向けると、目的地までの経路を示す矢印が表示されるといったものです。

空間認識型:スマートフォンなどの画面をタップすることで発動するAR。家具や家電の配置シミュレーションとして活用されています。リアルな空間に3Dモデルの家具が配置されるので、大きさなどが確認しやすくなります。

物体認識型:あらかじめ登録された特定の物体を認識することで、仮想情報が表示されるAR。スマホカメラで商品を映すと商品情報が表示されるなど、物体に関する情報の表示で活用されています。商品に関す

ARの表示方法

ARには、大きく分けて2つの表示方法があります。専用アプリを使う方法と、専用アプリを使用せず、WEBを利用して表示させる方法です。専用アプリをダウンロードして表示させる方法では、安定したARを楽しむことができます。「ポケモンGO」や写真加工アプリの「SNOW」はアプリでARを表示させています。ゲームなどで利用されるケースが多いでしょう。

一方、アプリを使用せずWEBで表示させるもの(WEB AR)は、QRコードなどを読み込むと表示される専用カメラを利用して、ARを表示させます。アプリのダウンロードが不要なことから、気軽に利用できるのが特徴です。ただし、WEBを利用するため安定性は弱くなります。

WEB ARはECサイトで利用されることが多く、家具インテリアのEC「LOWYA」では家具配置シミュレーションにWEB ARを取り入れています。

ARをECに活用するメリット

ここまでARの特徴について説明してきました。スマートフォンなどで簡単に表示できるARは、ECでどのように活用できるかについて解説していきます。

 

利便性向上で購入率が上がる

Googleが行った消費者向けAR調査では、66%の人がECでの買い物時にAR技術を利用することに関心をもっていることが分かりました。

ARによって、商品が手元にあるかのような感覚を得られることで、商品に対する安心感が生まれ購入率が上がるのです。

家具の配置シミュレーションにARを活用する企業の調査では、AR利用者の65~69%が実際に購入しているという結果も出ています。

イメージが伝わるから返品率が下がる

ECにおいて問題になるのが返品です。2019年にUPSが行った18,000人のオンラインショップユーザーへの調査では、返品をした人の27%が「説明と違ったため」というのを返品の理由としています。

この点、ARを利用することでより詳細な商品情報を消費者に提供でき、返品率を下げることが期待できます。「届いたら想像よりも大きかった」といった誤解が生まれにくくなるからです。

ブランドやショップに対する関心が高まる

Snap.IncとDeloitte Digitalの共同調査によると、ARでの購入体験をした消費者の94%は、翌年も同じくらいかそれ以上にARでのショッピングを利用するとしています。
また、頻繁にARを使うユーザーは、ブランドに対する関心が50%増加するという結果も出ました。

オンラインショッピングでARを体験した消費者はその利便性を理解し、次回以降もARを利用したいと思う確率が高いということでしょう。それはつまり、ARを導入しているショップやブランドを積極的に探すということでもあります。

同じものを販売していても、ARがあるショップとないショップがあれば、ARがあるショップを選択することになります。

ARのEC活用事例7選

ARがECに与える影響について説明してきました。では、実際にARを導入しているECはどのように活用しているのでしょうか。ECでのAR活用事例をご紹介します。

【花王】ヘアカラーのイメージをARで再現

(参照元:https://www.kao.com/jp/corporate/news/products/2021/20210624-001/

花王では、ARによるヘアカラーのシミュレーションを取り入れています。

専用QRコードを読み込むとWEB上でカメラが起動し、ARを体験できます。カメラに写った自分の髪が選択した色に変化するので、実際に染めたときと同じ感覚でシミュレーションができます。

サイト内には購入画面への誘導もあり、気に入った色をそのままWEBで購入も可能です。

花王のAR導入の目的は売上増だけでなく、CSRの取り組みにもつながっています。これまで店舗に設置していた「毛束色見本」は2021年10月以降廃止されました。これにより、年間約56トンのプラスチックが削減されたそうです。

【JINS】ARでメガネの試着+お似合い度を判定

(参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000027384.html

メガネの販売を行うJINSオンラインショップには、ARでメガネを試着できる機能があります。

WEB ARを活用しており、専用アプリがなくてもARでの試着を体験できます。試着ボタンからカメラが開き、選択したメガネが自分の顔上に映し出されます。顔を左右上下に動かしてもずれることはなく、実際に着けている感覚と変わりません。さらに、AIによる似合い度判定も行ってくれます。似合い度を100%表示で判定してくれるため、迷ったときの基準にでき、購入支援となります。

JINSが2021年8月に行った調査では、自分に似合うメガネが分からなくて困ったことがあると答えた人は88%でした。この似合い度判定により、さらに買い物がしやすくなったといえます。

オンラインショップで事前にメガネを試着して、店舗でかけ心地を確かめて購入するもよし。店舗で見て、改めてオンラインショップで試着して買うもよし。ARを活用して実店舗とEC両方での購入機会を創出する、OMOのビジネスモデルです。

【Amazon】ARビューで家具の設置イメージを表示

(参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000983.000004612.html

Amazonでは、2019年5月にARを用いた「ARビュー」の提供を開始しました。

「ARビュー」はAmazonショッピングアプリから利用できます。主に家具などの配置シミュレーションとなっており、商品ページ上の「部屋に表示(ARビュー)」というボタンからすぐにARが起動します。

全ての商品に対応しているわけではなく、ベッドやテーブルなどの家具を中心に対応商品のみARビューが利用できます。

ARはアプリ上で動作するため安定性がよく、角度の変更などもスムーズに行えます。大型家具は実際の配置イメージが重要となるので、家具を取り扱うECにおいてはARはすでに当たり前のサービスになっているのかも知れません。

【Vivino】ワインの情報を瞬時に表示

(参照元:https://www.vivino.com/app

Vivinoはユーザー数5,000万人以上の世界的ワインアプリです。アプリ内でワインの購入もできます。

ワインボトルのラベルをアプリで撮影すると、そのワインに関する情報が瞬時に表示されます。小売業界では類似商品でアイテム数が膨大になり、それが消費者の購入の妨げになることもあります。

ワインはその代表例のようなもので、ラベルは同じでも年数が異なるなどで、消費者はどのワインを選べばいいのか分からなくなります。

そこでVivinoはAR技術を利用し、ラベルの正確な読み取りと情報の表示を行いました。ARといっても、バーチャルな映像を映し出すわけではありません。しかし、そこにはAR技術が活かされています。ユーザーは、これまで登録したワインからアプリがおすすめするワインを購入できます。

【NiKE】イベントとしてのARの活用法

(参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000011276.html

NIKEでは、スニーカー専用ECサイト「Nike SNKRS」の公式アプリ内で、ARを活用しています。指定された実店舗のメニューや広告看板、ポスターなどをアプリ内のカメラで映すと、ARによってスニーカーが映し出されるという、イベントにおいての活用です。その他、GPS型ARにより公園内に隠されたスニーカーを探すといった企画も行われました。

イベントに参加することで、ユーザーはスニーカーの購入権利を獲得できるといったメリットがあります。このようにNIKEは単に販売するだけでなく、エンターテインメント性も加味してユーザーの満足度を上げる施策にARを活用しています。

【ZOZOTOWN】AR技術で足のサイズを計測

(参照元:https://corp.zozo.com/news/20190624-8009/

アパレルECのZOZOTOWNでは、ARの技術を使って足の計測を行い靴の販売へつなげています。

計測は「ZOZOMAT」という専用のマット上に足を置き、スマホで足の周囲を指定された角度を守りながら撮影することで行えます。

ZOZOMATにはドットのような点がいくつも配置され、このドットマーカーを読み込むことで計測が行われます。

計測された足は3D画像として表示されます。足の長さだけでなく、幅、高さといった細かいデータまで計測可能です。足の計測後はおすすめの靴が表示され、そのままZOZOTOWN内で購入できます。

服はECを利用しても、靴だけは実際に試着してみないと買えないと感じているユーザーもこのサービスによってオンラインでピッタリの靴を購入できます。ZOZOMATは送料も価格も無料となっています。

【ブルガリ】「ZOZOMAT」の手の計測バージョンを採用

(参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000873.000005631.html

ファッション通販サイトZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOが開発した、「ZOZOMAT」を採用したのがブルガリです。

ブルガリは2021年11月に「ZOZOMAT for Hands」をブルガリオンラインショップに導入しました。「ZOZOMAT for Hands」は足の計測に使用される「ZOZOMAT」を手用に開発したものです。

計測の仕組みは「ZOZOMAT」と同じで、ドットマーカーがついたマットの上に手を乗せ、スマホで音声案内に従いながら撮影を行います。撮影時にはスマホ上にARで計測に関する指示が表示されるので、初めてでも簡単に操作ができます。

この「ZOZOMAT for Hands」で計測すると、指や手首周りのサイズが分かります。靴同様に、実際に試さないと購入が難しかった指輪やブレスレットなどがオンラインで購入できます。

ブルガリオンラインショップでは指輪のサイズ交換などに柔軟に対応してきましたが、この「ZOZOMAT for Hands」を利用することで返品交換にかかるコストが大幅に抑えられると考えられます。さらに、潜在顧客の発掘にもなります。

以下のお役立ち資料ではユニファイドコマースについて詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

ARとは、現実世界に仮想空間を重ねて表示させるテクノロジーです。VRやMRのようにゴーグルといった機器が不要で、基本的にはスマートフォンで表示させます。表示方法には専用アプリを利用する方法と、WEBを利用する方法があります。動作の安定性ではアプリが勝りますが、WEB ARにはダウンロードの手間なく利用できる手軽さがあります。

家具販売のECなどではARの活用が常識となってきていますし、その他の業界でも活用が進んでいます。ARを利用したショッピングに消費者も慣れてきているため、ARのサービスがないと販売機会の喪失につながることもあるかも知れません。

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