
【2024年最新版】ECサイト構築でCMSを利用する理由とは?メリットや活用方法を解説
CMSと聞くと、WordPressを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、近年ではさまざまな種類のCMSが登場しており、中にはECサイト構築に特化したCMSもあります。
ECサイトを構築する際は、サイト管理・更新に役立つCMSを導入することで業務効率化ができます。
本記事では、ECサイト向けCMSの種類や利用するメリット・デメリット、主要CMSの概要などを説明します。自社ECの開設を検討する際の参考にしてください。
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CMSとは

CMSは「Contents Management System」の略称で、日本語では「コンテンツ管理システム」と呼ばれています。これは、Webサイトを構成するテキスト、画像、動画などのコンテンツを効率的に管理・更新できるシステムです。
従来のWebサイト構築では、HTMLやCSSなどの専門知識が必要でしたが、CMSを利用すれば、プログラミング知識がなくても簡単にWebサイトを作成・更新できます。
CMSの主な機能は以下の通りです。
- コンテンツの作成・編集
- デザインの変更
- コンテンツ公開・管理
- 複数人での作業
CMSには様々な種類があり、それぞれ機能や特徴が異なります。代表的なCMSとしては、WordPress、Movable Type、Drupalなどがあります。
ECサイト構築でCMSを利用するメリット

専門知識不要でECサイトを構築
CMSは、HTMLやCSSなどの高度な専門知識がなくともECサイト構築ができます。個人や小規模でECサイトを構築する際は、専用のデザイナーやプログラマーを見つけることは簡単ではありません。
また、デザインや機能性の面で粗末なECサイトではユーザーからの信頼は得られず、売上は見込めないでしょう。そのため、CMSを導入することで専門知識がない方でもある程度、整ったECサイト構築ができます。
CMSの操作方法も比較的簡単なため、ECサイトの改修も行いやすいです。
複数人で迅速にコンテンツを更新
ECサイトはリアルタイムなコンテンツ更新が重要です。Webページを言語化しているHTMLやデザインを整えているCSSなどで構築されたECサイトでは、コンテンツを更新する際にHTMLやCSSなどの調整が必要となります。そのため、一度に複数人の人が同時にコンテンツをUPすることができません。
その点、CMSは操作方法さえ共有していれば、誰でも簡単にコンテンツ更新ができます。 新規ページなどの作成も誰でも簡単に行えるため、ECサイトを充実させたいときにも便利です。
ECサイトに合わせて手軽にカスタマイズ
CMSには、いくつかテンプレートが用意されており、手軽にカスタマイズもできます。CMSではプラグインをインストールしたり、CSSを直接編集したりすることで、新たな機能やデザインを追加できます。
CMSは、HTML・CSSなど専門知識がなくとも、ECサイトを簡単に構築できることが大きなメリットです。
ECサイト構築でCMSを利用するデメリット

カスタマイズの自由度が低い
CMSはカスタマイズしやすいものの、カスタマイズの自由度はそれほど高くありません。独自開発する場合はニーズに応じて機能やデザインを自由に追加できますが、一般向けのCMSは機能性よりも手軽さを重視して開発されているため、独自の機能を追加することが難しいでしょう。
しかし、CMSサービスごとにカスタマイズの幅は大きく異なります。ECサイトで利用したい機能がある際は、あらかじめどのCMSであれば実現できるかを比較・検討したうえでシステム選定するといいでしょう。
セキュリティ面のリスク
CMSはオープンソースのシステムが多く、脆弱性が発見されるリスクがあります。また、プラグインなどの拡張機能もセキュリティリスクとなる可能性があります。
そのため、セキュリティを強化するためのプラグインやソフトウェアを導入をおすすめします。
ランニングコストがかかる
多くのCMSは無料で利用できますが、レンタルサーバーやドメインなどの費用は必要です。また、拡張機能やサポートを利用する場合は、追加費用がかかります。
ECサイト構築CMS5選
W2Repeat
サイトURL:https://www.w2solution.co.jp/w2_repeat/
W2 Repeat(旧リピートプラス)は、リピート通販事業を成功へ導くことに特化したECシステムです。事業立ち上げから年商100億円規模まで対応し、リピート通販に特化した標準機能を搭載しています。
マーケティング、分析、顧客管理など、日々の業務に役立つ機能は1000を超え、決済種別も豊富な種類の中から利用することができます。
導入企業の平均売上成長率は354%、業務効率化においてもコスト削減率60%という高い成果を実現しています。
EC-CUBE
サイトURL:https://www.ec-cube.net/
EC-CUBEは、オープンソース型ECシステムです。無料で利用できる点が最大のメリットです。企業やお店が商品紹介を行うページや、ユーザーが実際に商品の注文を行うページの制作など、ECサイトに不可欠なWebページを作るための機能が網羅されています。
そのほか、EC-CUBEには商品別の売上集計や在庫管理など、ECサイト運営していく上で必要な機能が備わっています。さらに、EC-CUBEはオープンソース型のため、自由にインストールをして使用できることや、プラグインを利用して好みの機能を後から追加することも可能です。
makeshop
サイトURL:https://www.makeshop.jp/
makeshopは、ASP型ECシステムです。これからECサイトを始めたい方、低コストで高機能なECサイトを構築したい方におすすめのサービスです。ベーシックプランから、高度な機能が利用できるエンタープライズプランから選択できます。
ecbeing
サイトURL:https://www.ecbeing.net/
ecbeingは、パッケージ型ECシステムです。ecbeingでは大量のアクセスがある大規模なECサイトからスタートアップのECサイトまで構築が可能です。さまざまな規模のECサイト構築実績や運用支援を行っています。
また、国内最大級の開発体制を擁しており、EC専門のマーケティング部隊が、ECサイトの売上向上をサポートしています。
Welcart
サイトURL:https://www.welcart.com/
Welcartとは、WordPress上でECサイトを構築するためのプラグインです。以前はWordPressでECサイトを構築するには、英語版のEC用プラグインをインストールする必要がありましたが、初の国産プラグインとしてWelcartがリリースされました。今では、WordPressでECサイトを構築する際の定番プラグインの1つとなっています。
まとめ
今回は、ECサイトの運用に役立つCMSについて解説しました。CMSは比較的簡単にサイトを構築できるシステムであり、基本的な作業を習得すれば、HTMLなどの知識がない方でもサイトを作ることが可能です。
特に、「小規模のECサイトを作りたい」「素早く簡単に更新できるECサイトにしたい」「複数人でコンテンツを更新していきたい」という場合にCMSは役立ちます。
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