サブスクECの成功事例は?機能や成功のヒケツを解説


サブスクECの成功事例は?機能や成功のヒケツを解説
音楽や映画など今やサブスクが主流の時代となっています。EC業界でもサブスクは安定した売り上げを確保できるので人気です。
そこで今回は、「モノ系サブスク事業」の展開を検討している会社の皆様へ、サブスクの現状や、サブスク事業で成功している事例をご紹介していきます。
W2は、「ECサイト/ネットショップ/通販」を始めるために必要な機能が搭載されているシステムを提供しています。
数百ショップの導入実績に基づき、ECサイト新規構築・リニューアルの際に事業者が必ず確認しているポイントや黒字転換期を算出できるシミュレーション、集客/CRM /デザインなどのノウハウ資料を作成しました。
無料でダウンロードできるので、ぜひ、ご活用ください!
※本資料は上記バナーからのみダウンロードできます。
サブスクECのサービス内容と現状

月毎に決まった購読される新聞など、サブスクリプション型のサービス自体は以前から存在していました。現在では、買い切り型だった商品やサービスが、続々とサブスクリプション型に切り替わっている事から注意を集めています。
例を挙げると、月に決まった料金を払えば音楽が聞き放題になる「Spotify」や「Apple music」、映画やドラマを配信する「Netflix」や「Hulu」などです。
サブスクECのサービスとは

サブスクリプションコマースとも呼ばれるサブスクリプションECですが、サービスの考えは今まで皆さんが活用してきた定期購入ECと同じです。オンライン上に展開するWebページで欲しい商品を申し込むと、選んだ商品が自身の手元まで直接届くという仕組みです。
しかし、購入の際、ユーザーはどの商品を選べばいいか迷ってしまう事があります。
ショップ側からすれば、迷った末にアイテムを購入せずにWebページから離れてしまっては、せっかくの販売機会を失ってしまうことになります。サブスクリプションECであれば、アイテムをショップ側がセレクトすることが可能です。
例えば、化粧品やコスメのサブスクリプションECを手掛ける「GLOSSYBOX」では、ユーザーが関心のあるカテゴリを入力しておくだけで、お店がセレクトしたおすすめ商品を毎月4〜5点発送してくれます。
もちろん料金は定額制です。
ショップ側がユーザーの代わりにアイテムをセレクトする事で、こうした離脱ユーザーを減らしWebページの売上に繋げることができるということも、サブスクリプションECの面白いところです。
サブスクECの現状

現状、サブスクECはかなり時代の流れとマッチしているといえます。もちろん、サブスECの中には、定期購買ECのように申し込んだアイテムだけを決まった時に発送してくれるサービスもあります。
しかし、現在ではショップ側がアイテムをセレクトするという新しいサービスも展開されています。
サブスクリプションECは「単純にアイテムを購買する」という買い物形態以外に、「ショップ側がアイテムを選択してくれる=なにが届くのかワクワクする」といった体験型のサービスとしての価値を高めはじめています。
この体験型のサービスが、最近の時代の流れと見事に合致して勢いを伸ばしているのです。こうした体験型サービスはSNSでの波及効果も高く、自社サービスの拡散も見込めるなど、今後ますます広がっていくことでしょう。
サブスクECの成功事例7選

サブスクEC成功事例①Birchbox
「Birchbox」は各化粧品メーカーの試供品や新商品を、毎月自宅まで配達するというサービスを行っています。
配達のみでなく、アフターフォローも徹底しており、ユーザーは自分のところに送られてきたアイテムの使い方をYouTubuの動画で見ることができます。
「Birchbox」が届けるサンプルは、1回に4~5個となり、動画を見ることで、商品の正しい使い方を知ることができます。
また、その人に合ったサンプルを選んで配達してくれるのも「Birchbox」の魅力の一つです。
コスメといっても、化粧水や乳液などのスキンケアアイテムもあれば、リップやマニキュアなどのメイク用品もあります。
その他にもヘアケア商品やボディケア商品など、たくさんの種類の商品が存在しています。
「Birchbox」ではたくさんの商品の中から、「この人はどんなアイテムに関心があるのか」「何を届ければ喜んでもらえるのか」という事を考えてアイテムをセレクトするというところに力を入れているのです。
ユーザーの好みのトレンドや肌質や髪質はもちろん、いつもから美容に関して困っていることなどを調べているからこそできるサービスです。
ただやみくもに送るのではなく、「同じサンプルを2回入れない」、「気に入ったアイテムはそのままサイトで購買可能」などユーザーに寄り添ったサービスを展開しています。
サブスクEC成功事例②パンスク
「パンスク」は、株式会社パンフォーユーが運営している、パンのサブスクリプションサービスです。
毎月1回、パンスクと提携している全国のパン屋さんから、店舗自慢のパンのセットが届きます。
どのショップのどのようなパンが送られてくるのかは、届くまでのお楽しみです。
全国の著名店・評判店のパンが届く事もあるので、「気になるパン屋さんを見つけても、ショップが遠くてなかなか買いに行けない」という方にとっては、嬉しいのではないでしょうか。
焼き立てのパンを独自技術で冷凍させてから発送してくれるので、「早く食べないとおいしくなくなるのでは」、「賞味期限がすぎるのでは」と心配する必要もないのです。
冷凍されたパンを「パンスク」で焼き直すので、常に焼き立ての味が楽しめます。
食パンなどのシンプルパン、甘いパン、総菜パンなどから、パン屋さんが「これぞ」というパンをセレクトして配送してくれるのが魅力のサービスです。
パンの個数は1箱あたり6〜10個程度で、パンの大きさや使用されている具材で個数が変わります。
パンが入っている箱に、お店の名前やパンに対するこだわりなどが書かれたカードが同梱されているのも成功理由の一つです。
サブスクEC成功事例③キリンホームタップ
「キリンホームタップ」とは、キリンビール株式会社が提供しているビールのサブスクリプションサービスです。「キリンホームタップ」へ登録するとビールを定期的に送り届けてくれます。
また、ビールを注ぐための専用サーバーもレンタルする事ができるという点も魅力的です。
おうちでいつでも美味しいビールを飲むことができます。
1度に送り届けられるビールの量は1Lのサイズが2本で、足りないケースは付け足しで注文をすることも可能です。
専門のビールサーバーは、発送られるビールのボトルをセットするだけで簡単に使用でき、プロ顔負けのクリーミーな味わいを実現しています。
ビールは鮮度を重視していて工場から直送され、季節などに応じて移り変わりする限定のビールを楽しむ事ができます。
その中でも、「一番搾りプレミアム」はキリンホームタップ用に用意されたビールです。
通年で販売されており、麦のおいしい部分を厳選して引き出し、絢爛な香りと豊かな味わいに仕上がっています。
「一番搾りプレミアム」以外にも、製法はもちろん素材にもこだわった期間限定ビールを堪能することができます。
キリンホームタップ専用に作られたビールサーバーにもこだわりがあります。
誰でも簡単に注ぐことができ、取り付けもペットボトルに専門ビアラインをセットするだけです。
また、取っ手の部分には木材が取り入れられており、ビールの味わいと共に、温もりを感じることができます。
ホワイトカラーのシンプルな設計で、食卓への馴染みやすさが魅力です。
ビールサーバーはインテリアとしても馴染む設計で、定期料金を払えば多くの種類のビールを簡単に美味しく飲むことができるという事が成功の理由です。
サブスクEC成功事例④定額制コンタクト メルスプラン
「メルスプラン」とは、国内最大手のコンタクトレンズメーカーの株式会社メニコンが提供している定額制のコンタクトレンズのサービスです。
2001年に用意が始まったメルスプランですが、2019年1月に会員数が130万人に到達するほどの大注目サービスとなっています。
メニコンは、メルスプランとは別に3Cプランを用意しています。
メルスプランで活用可能なコンタクトはメニコン製のコンタクトレンズのみ、3Cプランではエースコンタクトが選んだ付け心地の良いコンタクトレンズを利用することができるという違いがあります。
メルスプランで利用可能なコンタクトレンズは、使い捨てタイプから3ヶ月交換タイプまで準備されていて、ハードかソフトかも選択する事ができます。
長期タイプのコンタクトレンズを利用していたときに、欠けしてしまった場合でも、店頭に持ち込む事で無料交換する事も可能です。
そして、「視力が落ちてしまった」などの理由で、別のコンタクトレンズに変更することもできます。
さらに2017年2月より、会員向けの「メルスプランアプリ」というスマートフォン向けのツールを提供していて、2018年には約20万人が登録しています。
登録しておけば、長期タイプのコンタクトレンズを使用している人には、交換日をメールなどで教えてくれるので交換忘れを防止することが可能です。
また、メニコン直営店へも前もって予約できるなど、交換の待ち時間を短縮する事もできます。
サブスクEC成功事例➄air Closet
「air Closet」は日本最大級のファッションのレンタルサービスです。
様々なプランに分かれており、ユーザーの状況に合ったサービスを提供しています。
お金はかけられないけど、毎日違った新しい服を着たい方には嬉しいサービスです。
モードなスタイルから、女の子らしいコーデまで幅広いラインナップが魅力です。
「air Closet」では、新作も含めた30万着からのレンタル可能なので、いま着たいトップスや、気になっていたパンツも、手軽に充分に満喫することができます。
雑誌や広告で活躍する専門家のスタイリストが、ユーザーの好みはもちろん、体型、着ていくシーンなどのリクエストをもとに、専門的な視点で選択してくれます。
毎回利用した感想を伝えることで、もっと似合うコーデ探しをすることも可能です。
例えば、バンドカラーでハリ感のあるブラウスはボタンを開けて女子らしい雰囲気を演出したり、同梱されている裾ダブルのパンツと合わせてマニッシュなスタイルを楽しんだりなど、着回しの幅も広がります。
手軽に様々な洋服を着ることができ、ファッションを楽しめるのが「air Closet」の成功理由です。
サブスクEC成功事例⑥KIDS LABORATORY
「KIDS LABORATORY」は、生後3か月から8歳の幼児向けに、お子さんの発展にマッチした知育玩具を個別に選び、決まった時期にお届け・交換する定額制のレンタルサービスです。
「子供の成長に合わせて、どのようなおもちゃを選んだらいいか分からない」と葛藤するパパママに、イチ押しのサービスです。
子供の発達にマッチした知育玩具を個別に選び、決まった時期にお届け・交換してくれるのでおもちゃ選びに迷わず、さまざまなおもちゃを利用することができます。
さまざまなおもちゃを利用することで、子供との新たな時間を楽しむことが可能です。
返却が必要なレンタルだからこそ、おもちゃを乱暴に扱わずに、物を大切にする心が幼少期から芽生えます。
そして、次に借りる人の事を想う優しい子に育ちます。
おもちゃは高温のスチームと、哺乳瓶洗浄用の安全な洗剤で丁寧にメンテナンスしています。
また、口に入れる、怪我をするなどの事を十分に考えて、安全に利用できるおもちゃを発送しています。
充分にクリーニングしても修復できない傷やシミは、ユーザーにレンタル前に案内しているので、その点においても安心して利用できるサービスです。
サブスクEC成功事例⑦Oisix
テレビでも紹介されて、すぐに著名になったのが「Oisix」というサブスクECサービスです。
有機野菜にこだわり、赤ちゃんでも食べられるくらい「安全」な野菜や魚、肉を取り扱っています。
何を使っているかわからない中国産の野菜をたべる事も多くなってきた現代に、安心・安全なサービスの提供をしています。
「Oisix」は、日本サービス大賞の【優秀賞】を受賞し、スマホの広告などでもよく見かけます。
始めての方限定で全額返金制度がある「お試しセット」を注文できるのも魅力です。
サービスが気に入ったら「おいしっくすくらぶ」に入る事もできます。
もし、気に入らなかったら全額返金してもらえるので安心です。
また、食べたい時にだけ注文できるので、余分なお金もかからないというのもありがたいです。
忙しい時に注文したり、食べたいメニューがある時に注文したりすることができるので、ユーザーの満足度も高いサブスクECサービスです。
サブスクのシステムならW2の「W2 Repeat」

ECサイトを運営している方の中には、サブスクを導入したいという方もいるでしょう。
サブスクのシステムを導入するのであれば、W2のW2 Repeatがおすすめです。
長年、総合通販で培った実績やノウハウによって生まれたシステムで、月額4.98万円から スタートすることができます。
W2 Repeat 概要
W2 Repeatは、このようなショップオーナー様に向いています。
- ・システムの使い方などサポートがほしい
- ・機能が豊富に使える定期通販カートが欲しい
- ・既存の販売チャネルに加えて、ネットからの売上を強化したい
- ・コスト削減を達成しながら、売上拡大を見込める方法を探している
- ・今使っているリピート通販サイトに不満があり改善したい
また、事業規模に合わせて選べる3つのプランも魅力的です。
■STANDARDプラン
費用:初期費用、月額利用料共に4.98万円。
対象:月商1千万レベル
基本性能を網羅する簡易サイト立上げに。
商品数制限なし、マーケティング、受注ワークフローなど対応
■PROFESSIONALプラン
費用:初期費用、月額料金共に7.98万円
対象:月商1億レベル
本格的に定期通販サイトを構築したい方へ更なる事業成長をめざせます。
■ENTERPRISEプラン
初期費用:7.98万円+開発費用
月額利用料:7.98万円+カスタマイズ保守費
対象:
ビジネスモデルの確立と、更なる成長を目指すオリジナルサービスを目的としています。
それぞれのプランに分かれているので、自分の条件にあったプランを選ぶことができ、効率もコスパも良く運営することが可能です。
また、充実したオペレーションツールと、面倒な受注処理を一括で自動処理してくれる昨日も兼ね備えています。
そのため、サブスクECサービスを展開しようと考えているオーナー様には、W2のW2 Repeatをおすすめします。
これから主流になるかもしれないサブスクサービスに注目

サブスクサービスは、現在の通販市場においてますます大きな広がりを見せています。
サブスクを利用することで、ユーザーは月にいくら支出があるか把握することができ、ショップオーナーは月の売上管理がとても楽になるというメリットがあります。
現在では、申し込んだアイテムだけを決まった時に発送してくれるサービスはもちろん、サブスクを利用した体験型サービスも大きな注目を集めています。
サブスクの利用者数は年々増えており、時代の変化と共にこれから主流になる可能性を秘めているのも事実です。
まだ、サブスクを始めていないショップオーナー様はもちろん、これから始めようとしている方や既に運用している方も、上記の成功例をもとに様々なサブスクの運用方法を検討していただければと思います。
なお、通販モデルでサブスクリプションを展開する場合は、D2Cリピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」がおすすめです。
操作方法がわかりやすく、専門的な知識も不要なので、初めてサブスクリプションを始める場合でも安心して利用できます。W2 Repeatの詳細は、下記よりご確認ください。