POSレジとは?機能や選び方、POSレジ比較10選をまとめてご紹介!


POSレジとは?機能や選び方、POSレジ比較10選をまとめてご紹介!
POSレジは、店舗の売上管理や在庫管理を効率化するレジシステムです。
従来のレジに比べ、会計だけでなく顧客分析や商品管理など、多機能で業務を大きくサポートしてくれます。
本記事では、POSレジの基本から導入のメリット、選び方のポイント、おすすめ機種、導入手順までをわかりやすく解説します。
POSレジとは?

POSレジとは、「Point of Sale(販売時点情報管理)」の略で、商品の販売と同時に売上や在庫、顧客情報などをデジタルで管理できるレジシステムのことです。
商品が売れた瞬間の情報を自動的に記録・処理するのが特徴です。従来のレジは金銭のやり取りを行うだけのものでしたが、POSレジは売上の分析、在庫の自動更新、顧客データの蓄積など、多くの業務を一括で管理できるように進化しています。
例えば、商品が1点売れると、その金額が売上として記録されると同時に、在庫数が自動的に1つ減り、必要に応じて仕入れのアラートも表示されます。
また、顧客情報を管理していれば、誰がどの商品をいつ購入したかといった履歴も追跡でき、リピーター向けのサービスや販促にも役立てることができます。
POSレジとPOSシステムの違いは?
POSレジは、「POSシステム」が組み込まれたハードウェア(レジ本体)を指します。お店で見かけるタッチパネル式のレジやタブレット型のレジ端末などがこれにあたります。
会計処理を行う装置で、バーコードリーダーやレシートプリンターなども含まれることがあります。
POSシステムは、「販売情報を管理・分析するソフトウェアやネットワーク」の仕組み全体を指します。
商品が売れた瞬間にデータを記録し、売上、在庫、顧客、スタッフなどの情報をリアルタイムで管理する役割を担っています。
POSレジにこのシステムが組み込まれることで、業務効率やデータ活用が可能になります。
図で表すと、以下のイメージです。

POSレジの歴史
POSレジの歴史は100年以上前にさかのぼります。
その原型は「レジスター」と呼ばれる手動の会計機で、1879年、アメリカのカフェレストラン経営者が従業員による売上金の不正を防ぐために発明しました。
当時のレジスターは、バーコードもなく、金額を商品ごとに手動で入力する必要があり、非常に手間がかかるものでした。また、入力方法に決まりがあるなど、運用面でも制約が多くありました。
その後、1970年代にマイクロプロセッサ技術が発展し、1978年には日本で商品流通コード「JANコード」が統一されたことで、現在のPOSレジの原型となるシステムが登場し始めます。
バーコードを読み取ることで商品名や価格を自動で判別し、売上の集計やレシート発行もできるようになりました。
1990年代に入ると、パソコンやインターネットの普及とともに、Windows OSを搭載した汎用性の高いPOSレジが登場します。
これにより価格も下がり、中小店舗にも広く普及。売上管理や在庫管理といった業務支援機能も次第に搭載されていきました。
現在では、クラウドベースのPOSレジやスマートフォン・タブレットを使ったモバイルPOSなど、さまざまな形態が存在し、小売業に限らず飲食店、美容業、サービス業など幅広い業界で活用されています。
POSレジの主な機能5つ

基本的なレジ機能以外にも、販売情報の一元管理によるデータ集約やマーケティング分析を可能にしたPOSレジには、主に次の5つの機能があります。
- 売上機能
- 商品管理機能
- 顧客管理機能
- ECサイト連動機能
- 勤怠管理機能
とくに4つ目の「ECサイト連動機能」は、実店舗とECサイトの販売情報を一元管理して、総合的なマーケティング戦略を進めるために大切なポイントです。
ひとつずつ見ていきましょう。
【機能1】売上機能
売上機能は、店舗で販売した売上データをリアルタイムで集計できる機能です。売上動向のチェックで重要な次の性質のデータを一括して集約できることが大きな特徴です。
- 「いつ」販売されたのか
- 「どこで」売上があったのか
- 「どういった顧客に」販売したのか
- 「どの商品を」販売したのか
- 「どのくらいの数量を」販売したのか
各店舗から収集されたさまざまな売上データは、いつでも確認しながら販売予測やマーケティング施策に活用できます。
【機能2】商品管理機能
商品管理機能は、販売する商品のさまざまな情報を登録できます。
商品情報をはじめ原価や取引先企業という情報はもちろん、在庫数や売上動向など販売記録の一括管理が可能です。
たとえば、自社の売れ筋商品を把握することで、無駄なく効率的な発注管理に活かせます。
【機能3】顧客管理機能
顧客管理機能は、ポイントカードによる氏名・年齢・生年月日などの個人情報や、POSレジの小計時に性別や年代を管理できる機能です。
顧客の細かな情報や購入動向が把握できるので、精度の高いマーケティング施策や顧客満足度の向上を図るサービスの提供、顧客にマッチしたプロモーションなどが実現可能です。
【機能4】ECサイト連動機能
ECサイト連動機能は、その名の通りECとの連携ができる機能です。
実店舗とECサイトの各売上情報を一元管理できるため、販売情報や在庫数の記録と照合する手間が省けます。
POSレジを導入することによって、以下が実現できます。
- 在庫の一元化で購買行動の効率化ができる
- ポイントの一元化で場所を選ばない購入を提供できる
- 購買履歴一元化でマーケティング分析に活用できる
以下の記事では、実現できることの他にも、企業の連携事例やシステム選定のポイントなど詳しく解説しています。POSレジとECサイトの連携を詳しく知りたい方は、ぜひご一読ください。
【機能5】勤怠管理機能
勤怠管理機能は、主に実店舗スタッフが利用します。
例えば、スタッフの出勤/退勤記録やスケジュール管理としての機能が一般的です。リアルタイムで反映されることで、店長や経営者も簡単に実店舗のスタッフ情報が管理できます。
また、POSレジ内の時間帯別売上データとスタッフの勤怠情報を組み合わせることで、売上が落ちている時間帯にはスタッフの出勤人数を減らすなどの経営戦略を計画することも可能です。
POSレジを導入するメリット4選

POSレジは業務の効率化だけでなく、経営改善や顧客対応の質向上にも大きく貢献します。
具体的には、主に次の4つのメリットがあります。
- 多店舗やオンラインでの売上の一元管理
- 業務の効率化
- 顧客満足度の向上
- 不正行為や人的ミスの防止
とくに2つ目の「業務の効率化」は、人手不足や労働環境の改善が急務の現場にとって、POSレジの恩恵をすぐに感じられる大きなメリットです。
ひとつずつ見ていきましょう。
【効果1】多店舗やオンラインでの売上の一元管理
POSレジは、リアルタイムで売上データを記録・集計できるため、複数の店舗やオンラインショップを展開している場合でも、すべての売上状況を一つの管理画面で確認できます。これにより、売れ筋商品の把握や在庫の最適化、経営判断のスピードアップが可能になります。
以下の記事ではPOSシステム・ECサイトの連携が実現する3つの一元化を解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。
【効果2】業務の効率化
手動での会計や在庫管理と比べ、POSレジを使えば商品のスキャンだけで会計が完了し、在庫数も自動で更新されます。
また、売上分析や日報作成も自動で行えるため、スタッフの業務負担を大幅に減らすことができます。結果として、人手不足の解消や時間の有効活用にもつながります。
【効果3】顧客満足度の向上
POSレジでは、顧客の購入履歴やポイント情報を管理する機能もあり、個別のニーズに合わせたサービス提供が可能です。
たとえば、誕生日クーポンの配信やリピーター向けの割引など、パーソナライズされた対応ができることで、顧客満足度や再来店率の向上が期待できます。
【効果4】不正行為や人的ミスの防止
POSレジはすべての操作履歴が記録されるため、現金の抜き取りや売上のごまかしといった不正行為を防止できます。
また、金額入力ミスなどの人的エラーも大幅に減少し、正確な会計が行える点も安心材料の一つです。
業種別POSレジの比較表

POSレジ導入のメリットを業種別に分けて、具体的に解説します。
【小売業】
主なメリット
- 在庫管理がスムーズに
- 売れた商品の情報がリアルタイムで反映され、在庫の過不足を自動で管理。欠品や過剰在庫のリスクを減らせます。
- 売れ筋商品の分析が簡単
- 時間帯別・商品別に売上を可視化でき、販売戦略や陳列の改善に活用できます。
- 多店舗管理に対応
- 本部から各店舗の売上や在庫状況を一元管理できるため、フランチャイズ展開にも有利です。
【飲食業】
主なメリット
- オーダーと会計が連携できる
- 注文時にキッチンと連携し、ミスを減らしながらスピーディーな配膳・会計が可能に。
- テーブルや座席の管理が簡単
- 座席の利用状況や滞在時間も一括管理でき、回転率の向上に貢献します。
- メニューごとの売上分析が可能
- 人気メニューや注文数が可視化され、メニュー改善や原価管理に役立ちます。
【美容・サロン業】
主なメリット
- 予約・顧客情報を一元管理
- 予約時間、施術履歴、来店頻度などの顧客データを蓄積し、パーソナルな接客が可能に。
- 会計・カルテの連携がスムーズ
- 施術後の会計が自動化され、紙のカルテ管理も不要になります。
- キャンペーンや再来店促進がしやすい
- ポイントやクーポンの配信が簡単にでき、リピーター獲得に繋がります。
【サービス業(フィットネス、スクールなど)】
主なメリット
- 会員管理が効率化される
- 入会・退会、利用状況、支払い履歴などを一括で管理でき、事務作業の負担が軽減します。
- 売上とサービス提供状況の可視化
- どのサービスが収益に貢献しているかを把握でき、経営改善に役立ちます。
おすすめのPOSレジ10選を徹底比較!

POSレジの中でも、特におすすめのPOSレジは以下になります。
▼おすすめのPOSレジ10選
- スマレジ
- ユビレジ
- POS+(ポスタス)
- STORES レジ
- Square POSレジ
- Airレジ
- ハピレジ
- CASHIER
- Store Touch
- USENレジ
それぞれどういった特徴や機能を提供しているのか、比較しながらチェックしてください。
【サービス1】スマレジ

出典:スマレジの公式サイト
▼特徴
- あらゆる業種で登録数123,000店を突破(2023年2月時点)
- ネット調査でサポート充実・信頼・品質の3部門でNo.1
- インボイス対応で小規模事業者も安心
「スマレジ」は、幅広い業種での利用を目的に開発された、無料でスタートできるPOSレジです。2023年2月時点で登録店舗数は123,000店を超えています。
リアルタイムで確認できる売上分析や在庫管理機能が人気なほか、多様な決済方法に対応しているためマルチチャネル化にもおすすめです。導入コスト0円から始められるので、お店の規模に関わらずハードルが低い点もスマレジの特徴となっています。
【サービス2】ユビレジ

出典:ユビレジの公式サイト
▼特徴
- 利用継続率99%
- お試しプランは0円で利用可能
- 業種別の有料オプションが充実
「ユビレジ」は、iPad POSレジ専用のアプリを使用する手軽で使いやすいサービスです。月額利用料6,900円〜の有料版では、売り上げ管理や在庫管理をはじめ商品分析や顧客管理まで、データ管理やデータ分析が簡単にできます。
全プランでメールサポート対応なので、使用中に困りごとが出たときも安心して利用できます。
【サービス3】POS+(ポスタス)

出典:POS+の公式サイト
▼特徴
- 店舗運営に役立つ販促対応からDM配信まで
- 労務管理に特化したシフト作成やスタッフ定着サービスも
- 予約管理や販促対応というサロン運営にも対応
「POS+(ポスタス)」は、飲食店や美容サロン、小売店など、あらゆる業種の多店舗運営に対応する機能が豊富です。飲食店向けには卓上注文やキッチン伝票出力、テイクアウト受注などの充実した機能が利用できます。
また、電子カルテや予約管理、DM配信という美容やサロンをサポートする機能も多く、業務効率化と売上アップを支援します。
【サービス4】STORES レジ

▼特徴
- レジとネットショップを連携するオムニチャネル対応
- 複数店舗とネットショップの売上データや在庫管理を一元化
- 「STORES 決済」との連携でキャッシュレス決済に対応
「STORES レジ」は、商品情報の登録をするだけで、実店舗のレジやECサイトの販売価格がリアルタイムに反映できます。店舗販売とネットショップの売上管理・在庫管理・商品管理をまとめて管理できます。
在庫共有機能を使えば、店頭商品をネットショップで販売するときも在庫数の一元管理が可能です。
【サービス5】Square POSレジ

▼特徴
- 在庫管理をはじめネットショップ連携や勤怠管理も利用できる
- 顧客満足度の向上による売上アップ支援機能が充実
- 決済手数料のみで無料利用が可能
従業員の勤怠管理というPOSレジの基本機能を超えた経営目線での充実した機能が搭載されています。
売上データや在庫情報がリアルタイムでチェックできるほか、現金決済やキャッシュレス決済を一元管理できるため、レジ締め作業も大幅に時間が短縮できます。
【サービス6】Airレジ

出典:Airレジの公式サイト
▼特徴
- タブレットやスマホ利用で手軽に導入できる
- 直感的な操作性で、初心者でもすぐ慣れるインターフェース
- 会計ソフトとの連携も対応
iPhoneまたはiPadをレジに用意することで、すぐに現金はもちろんキャッシュレス決済対応のPOSレジが導入できます。操作がしやすいため、初めて扱う従業員もスムーズにレジ対応に馴染めます。
自動集計やデータ分析など、基本的なPOSレジの機能が無料で始められる点もポイントです。
【サービス7】ハピレジ

出典:ハピレジの公式サイト
▼特徴
- スタッフのハンディ端末とPOSレジの自動連携が可能
- 小売業者との共同開発で操作画面の使いやすさを重視
- セルフレジとしても利用可能
株式会社Mt.SQUAREが展開している「ハピレジ」は機能性はもちろん、お客様との共同開発で使いやすさにもこだわっているため、POSレジ画面の直観的な操作を可能にしています。
また、ハンディ端末からの注文、モバイルオーダー、テーブルトップオーダーなど、様々な注文もリアルタイムでPOSレジにデータ共有されるので、スムーズなオペレーションを可能にします。
導入後も、24時間365日対応の専用コールセンターや端末の破損時の保険サポートなどもあり、導入後の対応も魅力的です。
【サービス8】CASHIER

▼特徴
- 4つのオプションがあり、自社独自のカスタマイズも可能
- 店舗導入実績2,000台以上/イベント時の稼動実績10,000台以上
- システム継続率99%
CASHIERは柔軟なカスタマイズが可能なことで、独自のオリジナルPOSレジの構築をすることができます。カスタマイズなしのプランも4つ用意されているため、低コストで導入して事業が拡大したらカスタマイズプランに切り替える事も魅力的です。
また、電子マネーやキャッシュレス対応も可能なので、お客様に合う決済種類が選択できます。
導入事例も大手企業からスタートアップ企業まで幅広く実績があることから、安心して導入が可能です。
【サービス9】StoreTouch(ストアタッチ)

▼特徴
- 中小規模のサロン向けPOSレジ
- CRM分析機能が豊富でLTVの最大化が期待できる
- サロン業者に特化した機能「カルテ機能」が付いている
中小規模のサロン向けにiPad型のPOSレジ「StoreTouch」は、サロン業界のための顧客管理機能が豊富です。例えば顧客情報を顔写真付きで保存する機能や、次回来店時のためのカルテ機能など、顧客満足度の向上を期待できるPOSレジです。
また、アプリとして提供するため専用システムいらずで、初期費用も無料で導入できることも魅力的です。
【サービス10】USENレジ

出典:USENレジの公式サイト
▼特徴
- 飲食店・美容室・小売店・治療院に特化したサービスを展開
- 会計ソフトや営業管理システムなど様々な外部サービスと連携可能
- IT導入補助金を利用しての導入実績多数
USENは飲食店・美容室・小売店・治療院の4つに特化したPOSレジをサービス展開しているので、各業界に合わせたPOSレジの導入が可能です。
また、Uber Eatsのデリバリーシステムと連携して、デリバリー情報管理を一元化していることも魅力的です。
USENグループは創立60年以上と信頼性のある会社なので安心して導入することが可能です。
POSレジを導入するまでの5つのステップ

最後にPOSレジの導入をお考えの方に、失敗しない導入ステップをご紹介します。
【ステップ1】目的・要件の整理
POSレジを導入する前に、目的と要件の整理を行わないミスマッチなPOSレジを導入して課題解決できない場合があります。具体的に決めることは4つです。
- 何を課題解決したいのか
- 月額・初期費用の上限
- 導入後の効果はどれくらい見込みたいか
- いつまでに導入完了させたいか
上記の要件を具体的に決める事で、自動的に使うべきPOSシステムが判明し、無駄なコストカットや、導入効果の最大化が期待できます。
補足ですが、業界別にも求める要件が変わります。
以下の比較表では、必要になる機能をご紹介しているので、この機会にぜひご参考にしてみてください。
業界 | 飲食業界 | 小売業界 | サービス業界 |
必要な機能 | ・シフト管理機能
・オーダーエントリー機能 ・ハンディ連携機能 ・予約受付機能 ・タブレット機能 |
・在庫管理機能
・売上分析機能 ・ECサイト連携機能 ・商品管理機能 ・顧客管理機能 |
・勤怠管理機能
・給与管理機能 ・スタッフ管理機能 ・顧客情報管理機能 ・予約受付機能 |
【ステップ2】POSレジの選定
目的と要件を明確化したら、その要件に合うPOSレジを選定しましょう。
POSレジ選定のポイントは実際に話を聞いてみることです。サイトや口コミなどの情報でPOSレジを選定したときに、本当はしたいことができなかった。求めている機能と違うなどの可能性があるため実際に話を聞いたうえで判断しましょう。
また、管理画面も実際に操作してみましょう。同じ機能でもPOSレジが異なるだけで使用感は大きく異なります。操作性が優れていない場合は無駄な業務が発生する恐れがあるので、直観的な操作が可能なPOSレジを選定しましょう。
【ステップ3】POSレジの設置とアプリのダウンロード
POSレジを選定して機器が届いたら設置を行いましょう。
ターミナル型の場合、レジ本体を設置するのに、キャッシュドロアや有線コードが必要な場合があるので、説明書を読みながら間違えずに設置する必要があります。
また、iPad型やPC型の場合は、POSレジの機能に必要なレジアプリをダウンロードしましょう。
【ステップ4】初期設定と初期講習の受講
POSレジを設置したら、初期設定を行いましょう。初期設定とは、スタッフの人数設定や売上計算表の作成、IDやPass設定など様々あります。
もし、初期設定が不安な人は各会社で行っている初期講習を受けるのが良いでしょう。
初期講習は、初期設定はもちろん、正しい機能の活用方法や操作方法などを丁寧に教えてくれます。POSレジを適切に扱わないと導入効果を発揮しない場合もあるので、実際の業務に活用できるくらいの知識を初期講習で学ぶのがおすすめです。
【ステップ5】商品登録とマニュアル作成
初期設定と初期講習を完了させたら最後に商品登録とマニュアル設定をしましょう。商品登録では、各商品データをアップロードし、価格や在庫情報も設定する必要があります。
また、マニュアル作成は必ず行う必要があります。マニュアル作成とは、商品が購入して会計完了になるまでの手順の事をさします。
もし、マニュアルを作成しない場合、商品が値引きや割引きされていた時や会計の途中で数量変更された時に対応していたスタッフが操作を誤って顧客に不便を強いられる時があります。
新しく雇ったスタッフを育成するためにも操作マニュアル作成は必要なので、様々なシチュエーションを考えて作成しましょう。
POSレジとECシステムを連携させるなら「W2 Unified」

POSレジとECシステムを連携することで、実店舗とECサイトの売上や在庫を一元管理できるようになります。
これにより、在庫の売り越しを防ぎ、正確な在庫状況をリアルタイムで把握できます。また、顧客情報も一括で管理できるため、オフラインとオンラインをまたいだ効果的な販促やサービス提供が可能になります。
業務効率の向上に加え、顧客満足度の向上にもつながるため、複数の販売チャネルを運営する店舗にとって、POSとECの連携は非常に重要です。
そこで、おすすめなのが「W2 Unified」です。
W2 Unifiedは、POSレジとECサイトの連携を実現する優れたシステムで、1,000以上の機能を搭載しています。
また、タブレットやスマートフォンを使ったPOSレジとの連携も対応しており、あらゆる販売形態に柔軟に対応できます。
これにより、オムニチャネル化を進め、長期的な事業戦略にも役立ちます。
POSレジとECサイトを連携させて業務効率化を進めたい場合は、ぜひ以下より「W2 Unified」の資料をご確認ください。
まとめ:現行システムと連携可能なPOSレジ導入で売上アップ

実店舗とECサイトを連携し、オムニチャネルに対応するには、自動で売上集計や商品管理、顧客管理ができるPOSレジの導入が不可欠です。
現行システムと連携できるPOSレジを導入することで、複数店舗の販売データをリアルタイムで集約し、本部で一元管理できます。
データ分析を通して顧客満足度の向上や売上アップという販売戦略を支える重要なアイテムとなるでしょう。
なお、これからPOSレジをベースにしたオムニチャネル化を目指したいなら、総合通販向けオールインワン型プラットフォーム「W2 Unified」がおすすめです。
POSレジやECサイトなどを活用したオムニチャネルの概要やメリット、具体的な導入手順を以下で詳しく解説していますので、ぜひお役立てください。