受発注システムとは?メリットや選び方、システム比較10選


受発注システムとは?メリットや選び方、システム比較10選
受発注システムとは、企業や組織が商品やサービスの注文から納品までを効率的に管理するためのシステムです。このシステムは、注文処理の自動化や在庫管理、納期の確認など、業務の効率化に大きく貢献します。
しかし、さまざまな種類があり、どのシステムを選べばよいのか迷うことも少なくありません。
本記事では、受発注システムのメリットや選び方を詳しく解説し、さらにおすすめのシステムを10選ご紹介します。
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受発注システムとは
受発注システムとは、企業や組織が商品やサービスの注文から納品に至る一連の業務を効率的に管理・処理するためのシステムです。
このシステムは、受注側と発注側の間での取引をスムーズに進めるために使用されます。
受発注システムを導入することで、手作業によるミスや業務の重複を減らし、業務の効率化とコスト削減が可能になります。また、リアルタイムでの情報共有や、取引先との連携の強化が実現します。
おすすめの受発注システム10選
BtoBプラットフォーム 受発注

「BtoBプラットフォーム受発注」は、企業間のやり取りに特化したシステムです。数店舗の飲食店から、100店舗以上の大手チェーンまで、幅広い規模の企業に利用されています。導入実績は49,000社以上に上り、信頼されています。
このシステムは、1つのIDと同じ画面で多くの取引先とのやり取りを簡単に行うことができるのが特徴です。また、請求データをシステムで受け取ることができるため、紙の請求書を不要にし、会計データへの取り込みがスムーズに行えます。
さらに、システム導入後の稼働に向けたフォロー体制も充実しており、本部向けと店舗向けのサポートがそれぞれ提供されます。また、連携可能な会計システムも多数あり、タブレットやスマートフォンにも対応しています。
加えて、製造業向けのプランも用意されており、さまざまな業態に対応できる柔軟性を持つ受発注システムです。
MOS

BtoBモバイルWeb受発注システム「MOS」は、従来のFAXや電話による受発注業務を、スマホ、タブレット、PCを活用したデジタル発注へとスムーズに切り替えることができます。
発注者は、複雑な受発注システムを使いたくないという声が多いですが、MOSはスマホやタブレットといった馴染みのあるデバイスを使用するため、自然と利用が進みます。また、受発注システムは会計や給与システムとは異なり、業種や企業の商文化に合わせた柔軟な運用ルールが求められます。MOSは、99%の企業のご要望に応えることが可能です。
MOSは、製造業をはじめとする多業種に対応した業務用Web受発注システムです。医療、福祉、建設、建材、スポーツ用品、エネルギー業界など、さまざまな業界での運用実績があります。
CO-NECT

「受発注システムCO-NECT」は、無料で導入できるBtoB向けのクラウド型受発注システムです。受注企業は初期費用0円で利用でき、月間の受注件数や商品点数に応じて利用できるフリープランが提供されています。
また、月額プラン(価格は要問い合わせ)もあり、ニーズに応じた選択が可能です。
さらに、販売管理機能、締め時間設定、納品不可日の設定、分析レポート、請求書発行など、多彩な機能も備えています。発注側は無料で利用できるため、取引先への導入も非常に簡単です。
楽楽B2B

楽楽B2Bは、発注側で10万社以上の導入実績を誇る中小企業向け受発注システムです。
小売、卸売、ECサイト、飲食、製造など、幅広い業界で利用されています。このシステムの特長は、取引先ごとに細かい条件設定ができる点です。
例えば、取引先ごとに「指値」や「掛け率」を使って卸価格を設定したり、販売可能商品や決済手段を自由に設定することができます。
また、紙で受け取った注文書などをAI OCR技術を活用して自動で読み取る「注文書自動読み込み機能」を搭載しており、転記作業や仕訳作業を大幅に削減することが可能です。
アラジンEC

Web受発注システム・BtoB EC「アラジンEC」は、弊社アイルが30年以上にわたって開発・提供してきた基幹システムの一環として誕生しました。お客様からの「FAXや電話での注文をやめて、Webから注文を受け、注文データをそのまま基幹システムに取り込みたい」という要望に応えるために開発されたシステムです。
このシステムは、BtoB企業向けに特化して開発されており、企業間取引に必要な機能をパッケージ化しています。BtoC向けECシステムをBtoBで使用した際に感じる使いづらさは一切ありません。
また、業種や業界ごとの商習慣や独自の取引方法、ニーズに合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。基幹システムの開発・販売で培った豊富な経験とノウハウを活かし、どのような基幹システムともスムーズな連携を実現します。さらに、「基幹システムも合わせて変更したい」というご要望にも対応いたします。
COREC

CORECとは、事業者間(BtoB)の受注・発注をWeb上で驚くほど簡単に導入できるクラウド型受注・発注システムです。現在、78,000社以上にご利用いただいています。
このシステムは、以下の3STEPで受注業務を効率化できます。
- 注文フォームの作成
- 受注データの確認
- 出荷・請求処理
取引先ごとに注文フォームをカスタマイズしたり、受注データから納品書や請求書を作成したり、複数の担当者で利用したりすることができるなど、受発注業務に必要な基本的な機能が揃っています。
ecbeing BtoB

ecbeing BtoBとは、2005年から法人取引に特化したECシステムの開発に取り組んできたノウハウをもとに開発された受発注プラットフォームです。
このシステムでは、取引先ごとにアカウント権限を設定したり、商品やコンテンツの表示を変更したり、月ごとの掛売り可能な与信額を設定するなど、法人向けECに特化した様々な機能を提供しています。
さらに、カスタマイズが柔軟に行えるため、独自の業務フローやニーズに合わせたシステム化が可能です。また、開発体制600名、マーケティング体制250名が連携し、ワンストップで業務の効率化と最適化をサポートします。
楽楽販売

楽楽販売とは、クラウド型の販売管理システムで、受発注管理が可能です。このシステムはカスタマイズ性に優れており、プログラミングなしで画面項目やデータベースの項目を追加できます。
ワンクリックで発注書を発行できるほか、受注案件と発注を紐づけることも可能です。これにより、案件ごとの収支や売上予測をリアルタイムで確認したり、どの案件に対する発注かを迅速に把握したりできます。また、発注稟議や支払作業を効率化することができ、Excelを使わずに受発注業務を効率化できる機能が豊富に揃っています。
Bカート

Bカートは、株式会社Daiが提供する受発注・請求・営業をDX推進するBtoB ECプラットフォームです。
このシステムは、BtoB受発注に特化して開発されており、BtoC向けのカートシステムでは対応できない要件にも対応しています。最短3日で導入でき、月額9,800円から利用可能です。
さらに、「Bカート」の特徴のひとつは、さまざまなサービスとの連携が可能な点です。決済・請求業務、販売管理、倉庫管理システムなど、他社が提供するサービスと連携することで、各社の受発注課題や業務フローに合わせた柔軟な運用が実現できます。
おすすめBtoBプラットフォーム「W2」

- 初期費用:要見積もり
- 月額費用:要見積もり
導入実績:800社以上「大東建託株式会社・旭商工株式会社・株式会社ホリ・コーポレーションetc」
W2は、低価格で機能性が良いため、一番おすすめしたいBtoB ECプラットフォームになります。
1,000以上の充実したEC機能と業務効率化に特化したBtoB機能により、受発注業務から販売施策の実行まで幅広く対応可能です。
具体的には、以下の課題をお持ちの方におすすめです。
- 電話やメールなど、アナログ受注の対応が業務負担になる
- 取引先ごとに価格や商品を変えられず、不便が生じている
- 営業時間外の対応ができず、受注の機会を逃している
- 見積やアカウントの発行に手間がかかっている
- 商品や取引先の情報がバラバラで、管理が面倒
また、W2はBtoBとBtoC ECサイト統合や新規構築に対応可能であり、多様な販売チャネルに加え、BtoBビジネスで重要な取引先・メーカーのデータを全て一元管理することで、複雑な業務プロセスを最適化が可能です。
中小企業から大企業まで幅広い規模の企業で利用されており、豊富な連携サービスや無料API、エンドユーザーの利便性を重視したアップデートが特徴となっています。
受発注システムの導入メリット4選
受発注システムの導入には、主に4つのメリットがあります。
業務の効率化
業務の効率化とミスの削減、在庫管理の精度向上が実現できます。手動での注文入力や確認作業が自動化されることで、時間の短縮とともに人為的ミスが減少します。
また、リアルタイムで在庫情報や注文状況を把握できるため、適切な発注や納期管理が可能となり、業務全体の精度が向上します。
納期の管理強化
納期や配送のスケジュールをシステムで一元管理できるため、遅延が発生しにくく、顧客へのサービス向上が期待できます。
コスト削減
手動で行っていた作業が減ることで、ヒューマンリソースの無駄を削減でき、結果的にコストが削減されます。
また、過剰な在庫を持つリスクを減らすことも、コスト削減に繋がります。
コミュニケーションの円滑化
発注先や納品業者とのやり取りがシステムを通じてスムーズに行えるため、コミュニケーションの効率も向上します。
注文の詳細や進捗がリアルタイムで共有されるため、誤解や遅れを防げます。
受発注システムの選び方
受発注システムを選定する際に重視すべきポイントはいくつかあります。
業界・業種への対応実績
業界や業種に特化した機能があるかどうかが重要です。システム選定時には、自社が属する業界における実績や導入事例を確認することが必要です。
例えば、製造業、流通業、小売業、サービス業など、各業界に特化したニーズを満たすシステムが存在します。
特定の業界向けにカスタマイズされているシステムは、業務の効率化や業界特有のルールに即した運用ができるため、スムーズに導入できる可能性が高いです。
取引先との連携機能
受発注業務は社内だけで完結するものではなく、取引先との連携が欠かせません。
そのため、システムがどれだけ取引先との連携に対応しているかが重要です。
取引先が使用しているシステムとスムーズにデータをやり取りできる機能(EDI連携、API接続、データインポート・エクスポート機能など)があるか確認しましょう。
また、取引先の発注方法(電話、FAX、メールなど)に対応できるオプションや、これらをデジタル化するためのツールも検討ポイントです。
セキュリティ対策
取引先情報や顧客データ、取引履歴など、機密性の高いデータを扱います。
そのため、セキュリティ対策が非常に重要です。システムがデータ暗号化、アクセス管理、二要素認証など、必要なセキュリティ機能を備えているか確認しましょう。
また、クラウド型システムを導入する場合は、データセンターのセキュリティ対策も考慮する必要があります。
特に情報漏洩や不正アクセスを防ぐため、セキュリティ基準が高いシステムを選定することが求められます。
ECのセキュリティ対策について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
拡張性と柔軟性
企業の成長や業務の変化に柔軟に対応できるものである必要があります。
システムの拡張性(新機能の追加や他のシステムとの連携)や柔軟性(業務フローや運用方法の変更に対応できる能力)が求められます。
例えば、事業規模が拡大した場合や新たな市場に進出する際にもシステムが対応できるかを確認し、将来的なニーズに合わせてカスタマイズやアップグレードができるかどうかを検討しましょう。
サポート体制
受発注システムを導入する際には、システム導入後のサポート体制が重要です。
システムに不具合が生じた場合やトラブルが発生した際に、迅速に対応できるサポートがあるかを確認しておきましょう。
サポートの内容としては、ヘルプデスクや電話サポート、オンラインチュートリアル、FAQなどが含まれます。
また、システムのアップデートやバージョンアップ時に、必要な情報を提供してくれるか、定期的なメンテナンスやバックアップが適切に行われているかも確認すべき点です。
まとめ
受発注システムを選定する際は、業界や業種に特化した実績があるか、取引先との連携機能が充実しているかを確認することが重要です。
また、機密データを扱うため、強固なセキュリティ対策が必須です。システムの拡張性や柔軟性も、企業の成長に合わせて運用できるかどうかを判断するポイントです。
さらに、導入後のサポート体制が整っているか、トラブル時の対応やシステム更新に対する体制も評価し、長期的に安定した運用が可能なシステムを選びましょう。