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【2023年最新】ECモールの種類とランキングを解説!出店方法や費用比較表も公開

EC構築

ECサイトを立ち上げるうえで、「ECモール」への出店を考える方もいるのではないでしょうか。

しかし安易に出店を決めてしまうと、ECモールが抱える落とし穴にはまって大きな痛手を負うおそれがあります。

そこで本記事では、

  • そもそもECモールとは
  • ECモールのメリット&デメリット
  • ECモールと自社ECとの違い
  • ECモールへの出店手順

など、事前に知っておきたい基礎知識をまとめて紹介します。

結論、ECモールだけで売上を伸ばし続けるのは難しく、自社ECも組み合わせて相乗効果を狙うのがおすすめです。


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目次
  1. 01|ECモールの種類
    1. マーケットプレイス型ECモール
    2. テナント型ECモール
    3. 統合管理型ECモール
    4. カテゴリースペシフィックECモール
  2. 02|ECモール主要6社​ランキング・特徴
    1. ①Amazon
    2. ②楽天市場
    3. ③Yahoo!ショッピング
    4. ④ZOZOTOWN
    5. ⑤auPAYマーケット
    6. ⑥Qoo10
  3. 03|主要6モールの費用相場比較
  4. 04|ECモール出店のメリット・デメリット
    1. メリット①モール経由での集客を狙える
    2. メリット②モールのブランド力を活かせる
    3. メリット③専門知識がなくても始めやすい
    4. デメリット①集客争いが激しい
    5. デメリット②カスタマイズしづらく独自性が出しにくい
    6. デメリット③顧客データの取得・分析がしづらい
    7. デメリット④ランニングコストが高い
  5. 05|ECモールに出店するまでの流れ
    1. ①モールの選択・登録・契約
    2. ②商品登録と情報入力
    3. ③各種設定
    4. ④サポート体制の構築
  6. 06|ECモールで成功するための4つのポイント
    1. ①自社商品と相性がいいモールを選ぶ
    2. ②商品画像を魅力的にする
    3. ③トレンドを把握する
    4. ④レビューを充実させる
  7. 07|ECモール・自社ECの同時展開もおすすめ
  8. 08|本記事のまとめ

ECモールの種類

「ECモール」とは、数多くのネットショップが一つのECサイト上に出店・出品する形態のことをいいます。
いわば「大型ショッピングモールのWeb版」のようなイメージです。

ECモールの代表的なサービスとしては、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどがあります。
ECモールに出店する場合、既存のプラットフォームを活用できるため、一からECサイトを立ち上げる必要はありません。
このような理由から、立ち上げの手間やコストを比較的抑えやすいなどの特徴があります。

ECモールには、さまざまな形態やタイプが存在します。
今回は主要なECモールの種類である以下4つを紹介します。

  • マーケットプレイス型ECモール
  • テナント型ECモール
  • 統合管理型ECモール
  • カテゴリースペシフィックECモール

以下、一つ一つ見ておきましょう。

マーケットプレイス型ECモール

マーケットプレイス型ECモールは、複数の個々の販売業者が自社の商品を出品し、顧客に直接販売するプラットフォームです。
有名な例としては、AmazonやeBayがあります。

マーケットプレイス型ECモールでは、モール自体が商品を所有・在庫管理するのではなく、出品業者が独自に商品を管理し販売手続きを行います。

テナント型ECモール

テナント型ECモールは、物理的なショッピングモールのオンライン版と言えます。
このタイプのECモールでは、モール自体が個々のテナント(店舗)を運営しそれぞれの店舗が自社の商品を販売します。
モール運営者は、テナントからの売上げに対して手数料を受け取ることが一般的です。Yahoo!ショッピングや楽天市場、メルカリShopが代表的なテナント型ECモールです。

統合管理型ECモール

統合管理型ECモールは、モール自体が商品の在庫管理や販売手続きを行うモデルです。
このタイプのECモールでは、運営者が商品の仕入れや在庫管理、注文処理、配送などを行います。

カテゴリースペシフィックECモール

カテゴリースペシフィックECモールは、特定の商品カテゴリに特化したECモールです。
例えば、家電製品に特化したモールやファッションアイテムに特化したモールなどがあります。
有名な例としては、BUYMAがあります。
このタイプのECモールは、特定の商品に関心がある顧客に対してより専門的な選択肢や情報を提供することができます。

ECモール主要6社​ランキング・特徴

数あるECモールの中でも国内で主要なのが以下で説明する6社のサービスです。
主要ECモール6社について流通総額順にまとめました。

  1. Amazon(6兆7,937億円)※1
  2. 楽天市場(5兆6,301億円)※2
  3. Yahoo!ショッピング(1兆7,547億円)※3
  4. ZOZOTOWN (5,399億円) ※1
  5. auPAYマーケット (3,155億円) ※1
  6. Qoo10(2,305億円)※1

※1:推定数値
※2:楽天トラベルを含む
※3:LINEショッピング等含む
※参考元:https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/82303(2023年9月12日更新記事)

ランキング モール 流通金額 ※推定 運営会社
1位 Amazon 6兆7,937億円 Amazon.com, Inc.
2位 楽天市場 5兆6,301億円 楽天グループ株式会社
3位 Yahoo!ショッピング 1兆7,547億円 ヤフー株式会社
4位 ZOZOTOWN 5,399億円 株式会社ZOZO
5位 auPAYマーケット 3,155億円 auコマース&ライフ株式会社
6位 Qoo10 2,305億円 eBay Japan合同会社

以下、各ECモールの特徴についてお伝えします。

①Amazon

ECモールの中でも、国内最大の規模を誇るのが「Amazon(アマゾン)」です。
Amazonの通販サービスにおいて、2023年9月に発表されている流通総額はなんと6兆7,937億円にも上っています。

圧倒的なユーザー数を擁するだけでなく、

  • 一点の商品からでも出品ができる
  • 管理画面がシンプルで使いやすい

など、事業者にとって運用しやすい体制が整っているのが魅力です。

一方で商品ページが全体的に簡素なため、世界観の演出やブランディングにはあまり向きません。
また、数多くの競合が出品しており、他ECモールよりも値下げ合戦や集客争いが激しいというデメリットがあります。

②楽天市場

国内サービスにおいて最大級の規模を持つのが「楽天市場」です。

2023年9月に発表されている流通総額は、推測で5兆6,301億円です。(※楽天トラベルなども含む)
楽天グループ共通のポイント制度(楽天ポイント)や決済方法(楽天ペイ)があり、ポイント還元率の高さや独自のキャンペーンなどで多くのユーザーから支持を得ています。

一方で料金体系が複雑なうえに、他ECモールよりも運営料金は総じて高めな点が出店にあたってのネックになりがちです。
そのため、出店したものの売上が伸びず、想定よりも利益率が大きく下がってしまうということも起こりえる点がデメリットとして挙げられます。

③Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピング」は2023年9月に発表されている流通総額が1兆7,547億円となっており、Amazonや楽天市場と比べると規模は一回り小さめです。

ですが、出店にかかる初期費用や月額利用料などが無料なため、他ECモールよりもコストを抑えて出店できるという大きなメリットがあります。(※1)

また、国内最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」からの流入も狙えるという強みがあります。

④ZOZOTOWN

ZOZOTOWN」は2023年9月に発表されている流通総額が5,399億円となっており、ファッションECモールの中では日本最大級のECモールです。

多数のアパレルブランドやアパレルショップが出店し、ファッションに関心のある顧客層をターゲットにしており、シーズンごとのトレンドや人気アイテムを提案しファッションに敏感なユーザーに向けた販売プラットフォームとして知られています。
また、パーソナルカラー診断といった世間の流行にいち早く対応したキャンペーンや施策を行っており、注目を集めている点も特徴です。

⑤auPAYマーケット

auPAYマーケット」は2023年9月に発表されている流通総額が3,155億円となっており、3大スマホキャリアの1つauを提供している「KDDI」が展開しているECモールです。
ファッション、家電、食品、美容などといった幅広い商品カテゴリを取り扱っており、多様なユーザーに向けた販売プラットフォームとなっています。

同じくKDDIが提供している「auPAY」との連携ができる点が特徴であり、特にauユーザーに対してはポイントや特典などのサービスが提供されます。

⑥Qoo10

Qoo10」は2023年9月に発表されている流通総額が2,305億円となっており、アジア地域で展開されている大規模なマーケットプレイス型ECモールです。

幅広い商品カテゴリを網羅し、ファッション、家電、美容、食品などさまざまな商品が取り扱われています。
また、国際的な展開があり異なる国や地域で販売していることから、他のモールと比べてグローバルなモールとなっています。

主要6モールの費用相場比較

ここまで各ECモールのランキングと特徴を紹介してきました。
ここからはそれぞれのECモールについて、出店費用の相場を紹介します。
下の表を参考にECモールを比較してみてください。

Amazon 楽天市場 Yahoo!
ショッピング
ZOZOTOWN auPAYマーケット Qoo10
初期費用 無料 6万円 無料 約200万円 無料 無料
月額費用 大口:4,900円
小口:無料
50,000円 無料 月間売上の
20~40%
5,280円 無料
手数料 8%~15% 月間売上の
2%~5%
無料 無料 4.5%~9% 6%~10%
カテゴリによって変動

※費用はカテゴリや出店形態によって異なる場合がありますので、一般的な相場として参考にしていただき、具体的な費用は各モールの公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。

ECモール出店のメリット・デメリット

ここまでECモールの基本的な知識や情報を紹介してきました。
では実際にECモールに出店するとどのような効果があるのか知りたい方も多いかと思います。
ここからはECモール出店のメリット、デメリットをそれぞれ紹介していきます。
各メリット・デメリットについて自社ではどのような影響があるか考えながら参考にしてみてください。

メリット①モール経由での集客を狙える

ECモールの最大のメリットといえば、集客力の高さです。

前述したように、ECモールはいわば「大型ショッピングモールのWeb版」です。
そのため、具体的にこの商品がほしいというユーザー層だけでなく、ふらっと立ち寄るユーザー層も取り込みやすいです。
また、ユーザーが欲しい商品名を検索したときに、検索結果の上位にECモールが表示されることも多く、自然と商品ページに流入させることができます。

このように自社ECサイト単体で集客するよりもユーザーを集める経路が多く、ブランドの知名度が低くても集客しやすいのがECモールの特徴であり最大のメリットです。

メリット②モールのブランド力を活かせる

ECモールに出店することで、一定の信頼性や安心感を与えられるのも大きなメリットの一つです。

ユーザーはネットショッピングをする際、実際に商品を手に取ったり、対面で接客を受けたりすることができません。

そのため、

  • 商品の品質に問題がないか
  • このお店で買っても大丈夫か

といった不安がどうしても出やすいです。

ですがAmazonや楽天市場など、すでに多くのユーザーに馴染みのあるECモールなら、そのような不安を払拭しやすいです。

また、過去に入力した個人情報(カードや住所など)をユーザーはそのまま使えるので、購入に対するハードルを一段下げられるというメリットもあります。

メリット③専門知識がなくても始めやすい

ECモールなら、専門的な知識やスキルがなくても簡単に出店ができます。

モール側が出店方法のマニュアル化を徹底しているため、手順のとおりに進めればスムーズに出店ができ、基本的に特別なソフトウェアのインストールやサーバーの用意も必要ありません。
また、困ったことがあれば問い合わせができるサポート体制も整っています。
このようにECモールで出店するハードルは低く、時間や手間などのコストも抑えやすいという特徴があります。

デメリット①集客争いが激しい

ECモールは始めるハードルが低い分、競合の数も非常に多く、モール内での集客争いがとても激しいのが特徴です。
なかには価格競争を仕掛けられたり、有料広告を出して戦わなければ商品が売れないといったようなケースもあります。
たしかにECモールに出店すれば、集客力は一段上がります。
ただ、何もせずとも自動でユーザーが集まるわけではないので。しっかりと戦略を練ることが大切です。

デメリット②カスタマイズしづらく独自性が出しにくい

ECモールは数多くのショップを管理する都合上、使える機能やデザインなどを大幅に制限しています。
また、運用する際には各モールの規則に従わなければなりません。
そのため自由に機能を追加したり、サイトをカスタマイズしたりするのが難しく、思うように施策を実行できないことが多いです。

また、店舗ページのデザインは基本的にテンプレートで統一されているため、競合と差別化がしにくいというデメリットもあります。
そのため、ECモールで買い物をするユーザーからすると、「このお店で買った」というよりも「Amazonで買った」のような認識の方がどうしても強くなりやすいです。

つまり、自社のネットショップとしての存在感をアピールしづらく、一つの独立した店舗として独自性を出し、ブランディングを成功させるのは非常に難しいです。

このようなことから、ECモールには自社のファンやリピーターを増やしにくく、結果的に売上が頭打ちになりやすいというデメリットがあります。

デメリット③顧客データの取得・分析がしづらい

ECモールから得られるデータは、売上高や売上件数、アクセス数、モール内のランキングなど、最低限かつ基本的な情報に限られます。

そのため

  • ページの滞在時間
  • 離脱ポイント
  • 離脱後の遷移先

など、PDCAを回すために必要な詳しいデータやレポートを得ることが難しいです。

つまり、どこに改善点があり、どのような施策を打つべきかを分析する材料が少ないため、効率的・効果的な運用がしにくくなります。

また、ECモール上で獲得した顧客情報は、あくまでECモールが所有することとなります。

メールアドレスすらもらえないことも多く、勝手にアクセスしたり、外部に持ち出したりすることも許されません。

そのため、顧客リストをもとに

  • メルマガを送る
  • 精度の高いターゲティングをする

などのマーケティング施策を行うことが非常に難しいのもデメリットの1つです。

デメリット④ランニングコストが高い

ECモールには出店料や月額システム料をはじめ、売上に応じて変動する販売手数料などが設定されています。
そのためランニングコストの負担が大きく、利益率も高いとはいえません。

このような理由から、はじめはECモールに出店していたものの、最終的には自社でのECサイト運営に切り替えたり、ECモールと併用したりするケースも多いのが実情です。

ECモールに出店するまでの流れ

ここまでECモールのメリットやデメリットについてご紹介してきました。
ここからは実際にECモールに出店するまでに必要な作業手順を詳しく紹介します。
詳細は、各モールによって異なるため確認が必要ですが、以下が一般的なECモールの出店フローです。

①モールの選択・登録・契約

まず、自社の商品やビジネスモデルに合致するモールを選びます。
選定時は、モールの特徴、利用料金、ターゲット顧客、競合状況などを考慮しましょう。

そして、選んだモールの公式ウェブサイトにアクセスし、出店登録手続きを行います。
必要な情報や書類を提供し、登録フォームに必要事項を入力しますが、会社情報や連絡先、商品カテゴリなどを提供することが一般的です。

その後、モール側が提供する契約書や利用規約を確認し、審査等を経て、同意した上で出店契約を締結します。契約内容や手数料、利用条件などを確認し、この時必要に応じて交渉や調整が可能な場合もあります。

②商品登録と情報入力

出店するモールが決まり契約が済んだら、いよいよシステムを利用開始して自社の商品情報を登録します。
ECでは実店舗とは違い広いインターネット上から商品を見つけてもらう必要があるので、SEO対策の観点も考えながら、キーワードを意識して商品名、商品概要・説明、価格、画像などのコンテンツを作成・入力します。
より商品へのイメージや理解が深まるよう画像は豊富な方が望ましいです。
必要に応じて在庫数やバリエーションなどの詳細情報も入力しましょう。

③各種設定

商品が登録出来たら次に各種設定を行いましょう。
設定を行う項目には主に以下2つのようなものが挙げられます。

〇決済
出店するモールの決済システムや支払い方法を設定します。
必要な情報や手続きに従って、クレジットカード決済、代金引換、銀行振込などの決済手段を選択し、設定します。

〇配送方法
顧客への商品配送方法を設定します。
自社で配送・発送を行う場合は、配送業者や送料の設定を行いしょう。
また、手続きを行えば、モールが提供する配送サービスを利用することも可能です。

④サポート体制の構築

設定や登録が完了したらいよいよ販売・運用が開始です。
この際、顧客からの問い合わせやサポートに対応できるようサポート体制を整えておきましょう。
電話番号やメールアドレスなどの連絡先を公開しておくことで、迅速かつ適切に対応ができるように用意・準備しておくことが大切です。

ECモールで成功するための4つのポイント

ECモールで成功するためには、いくつかの重要なポイントがあります。
ここでは重要なポイントを4つご紹介します。
順に解説していきますのでECモールで成功したい方は要チェックです。

①自社商品と相性がいいモールを選ぶ

モールごとにターゲットとする顧客層や商品カテゴリが異なるため自社の商品がモールの特徴やユーザーのニーズに合致するかを判断しましょう。

例えば、ファッションであればZOZOTOWN、コスメであればQoo10、PC周りのガジェットであれば、Amazonなどの相性の良いモールに出店することで、より多くの購買意欲の高い顧客にアプローチできる可能性が高まります。

②商品画像を魅力的にする

ユーザーが商品を検索後、一覧ページには他社が出品している同じ商品が一覧で表示されるため、1枚目の商品画像は特にこだわる必要があります。
例えば、送料無料なのであれば「送料無料」のことを記載したり、そのほかカラーバリエーションやランキング1位など、訴求文言は画像にテキストで記載しましょう。


引用元:楽天市場 ショップ 京童工房

また、商品画像は鮮明で高品質なものを使用し、商品の特徴や利点を魅力的に伝えることが重要です。
適切な角度や光の使い方、商品のスケール感を伝えるための参考アイテムの追加など、魅力的な商品画像を作成しましょう。

顧客は商品画像を通じて商品の価値を判断しますので、一層の注意が必要です。

③トレンドを把握する

ECモールでは、トレンドを把握し、顧客のニーズや市場の動向に敏感であることが重要です。
ファッションやインテリア、テクノロジーなど、各業界でのトレンドを把握し、それに合わせた商品やプロモーションを展開しましょう。
トレンドに沿った商品を提供することで、顧客の関心を引きつけ、競争力を高めることができます。

④レビューを充実させる

ECモールでは、商品のレビューが購買決定に大きな影響を与えます。
顧客の口コミや評価は信頼性が高く、購買意欲を高める要素となります。

レビュー投稿者にはクーポンを配布するなど、商品の品質や特徴に関するポジティブなレビューを集めるために顧客にレビューの投稿を促す仕組みを作りましょう。

ECモール・自社ECの同時展開もおすすめ

ここまでECモールについてメリットデメリットや成功のポイント・手順など詳しくご紹介してきました。
ここで一度振り返ってみましょう。
これまでに紹介したECモールのメリットとデメリットをまとめると、以下のとおりです。

■ ECモールのメリット

  • モール経由での集客を狙える
  • モールのブランド力を活かせる
  • 専門知識がなくても始めやすい

■ ECモールのデメリット

  • 集客争いが激しい
  • カスタマイズしづらく独自性が出しにくい
  • 顧客データの取得・分析がしづらい
  • ランニングコストが高い

EC事業を始める方法として、ECモールの他に「自社ECを立ち上げる」という手法があります。
自社でECサイトを開設・運営する「自社EC」とも比較しながら、ECモールの特徴を表にまとめました▼

ECモール
自社EC
イメージ ショッピングモール 路面店
初期コスト
安価

安価〜高価
運営コスト
販売手数料など発生

余計なコスト無し
利益率
低い

高い
導入ハードル
低い

低い〜高い
カスタマイズ ×
機能やデザインが大幅に制限

自由度が高い
集客力
モール経由での集客が可能

自力での集客が必要
ブランディング
「モールで買った」という認識

「この店で買った」という認識
リピート購入
しにくい

しやすい
データ取得 ×
一部

全部

このように、ECモールは初心者でも始めやすく手軽にできる出店方法ではあるものの、さまざまなデメリットや難点も存在します。
つまり、推進したい事業内容や施策によっては、自社でECサイトを立ち上げた方が後々の事業の展開にとって良い選択である場合もあるのです。
目先の利益やコストだけにとらわれるのではなく、長期的・大局的に見てどのようにネットショップを立ち上げるか、どんなECサイトを作りたいかといった目的を明確にしたうえで、じっくり検討するのがおすすめです。

また、ECモールと自社ECのメリット・デメリットを踏まえ、どちらがおすすめかを企業の特徴ごとにまとめました。

■ ECモールがおすすめの企業

  • あまり初期コストをかけられない
  • 試しにネットショップを始めてみたい
  • モールが持つ集客力を活かしたい

■ 自社ECがおすすめな企業

  • サイトを自由にカスタマイズしたい
  • 自由にマーケティング施策を行いたい
  • ブランディングを強めたい
  • データを自由に取得・活用したい
  • 利益率を伸ばしたい

初めてネットショップを運営する場合、一度ECモールに出店して販売をしてみるのは一つの手です。

しかし、長期的に売上を伸ばしたいのであれば、利益率の低さや自由にデータ収集ができないなどの点から、将来的には自社ECへの切り替えや併用は必須といえます。

・現在ECモールの売上に伸び悩んでいる
・自社ECとの併用に興味がある
という方は、ぜひ「自社EC ✕ モールの始め方」もあわせてご一読ください。

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最後に、ECモールと自社ECを併用して売上を伸ばした事例を見てみましょう。

今回紹介するセレクチュアー株式会社は「気ままな暮らし」をテーマに、インテリア雑貨やキッチングッズ、ファッションなどを幅広く取り扱う「アンジェweb shop」を運営しています。

もともとは楽天市場の出店からスタートし、売上も好調だったものの、ECモールでは顧客のファン化やリピーター確保にどうしても限界があることが課題でした。
そこで「お客様に会社のファンになってもらいたい」と考え、新たに自社ECを立ち上げて併用することを決めました。

立ち上げ直後はECモールでの売上が大半を占めていましたが、徐々に売上を拡大し続け、最終的にはEC事業全体売上の前年比180%を達成。
自社ECならではの自由度の高さを活かして、やりたい施策をどんどん実現できたことが成功につながったとのことです。

このように、既にモールに出店している場合でも自社ECを上手に活用すればモール・自社EC共に売上を伸ばすことが可能です。

実際、弊社W2株式会社が提供するカートシステムの導入企業は、平均売上成長率354%を達成しています。
詳しくは「W2導入事例」にまとめているので、ぜひ無料ダウンロードしてご一読ください。

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本記事のまとめ

改めて、本記事のポイントをまとめます。

  • ECモールとは、モール内に出店・出品する形態のこと(例. Amazon、楽天市場)
  • メリットは集客力が高い、モールのブランド力を活かせる、始めるハードルが低いなど
  • デメリットは集客争いが激しい、カスタマイズしにくい、取得できるデータが限定的など
  • 試しに出店してみたい、モールの集客力を活かしたいといった企業におすすめ
  • 長期的に売上を伸ばすなら、ゆくゆくは自社ECへの切り替えや併用をするのも有効

ECに関するノウハウが少ない段階では、ECモールに出店するのも一つの手です。

しかし、ECモールだけで販売を続けていると、売上や利益率がどうしても伸びにくいのもまた事実。

そんな状況を打破するには、自社ECを活用するのがおすすめです。

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という方向けに、具体的な始め方や失敗しないポイントをまとめました。
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