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「システムの拡張性が決め手でした」 木の屋が未来の事業展開を見据えてECサイトをリニューアル! W2Repeat活用で顧客単価2倍に!

株式会社 木の屋石巻水産

取材にご協力いただいた方

木の屋石巻水産株式会社 松友 倫人氏 小笠原 憂那氏

目的/課題

システムの拡張性が低く、機能にも制限がありやりたい施策ができない。

複数のシステムを利用していたため業務が煩雑で工数の負荷も大きい。

システムが陳腐化しておりセキュリティが脆弱。

導入効果 

拡張性の高いシステムでやりたい施策を制限なく行えるように

システムが統合・連携したことで業務効率が改善

世界レベルのセキュリティ対策で安心して運用できるように

目次
  1. 01|メディアで紹介多数の人気缶詰!こだわりの製法と込められた想い
  2. 02|事業拡大に伴い業務効率や拡張性に課題を感じリニューアルを決意
  3. 03|未来を見据えたシステムの拡張性を求めW2 Repeatを選定
  4. 04|豊富な機能でECサイトの利便性向上・顧客単価が2倍に成長!
  5. 05|若年層へのアプローチで鯨の伝統を受け継ぎ新規顧客獲得を目指す

1. メディアで紹介多数の人気缶詰!こだわりの製法と込められた想い

事業内容について教えてください。

弊社は宮城県石巻市で1957年に創業して以来、鯨肉や大ぶりのイワシ、身のつまったサンマ、脂がのった金華サバ等、自然豊かな三陸の旬の魚を使用した缶詰・加工品の製造を行っております。

弊社は創業した当初鯨肉の卸業をしており、鯨肉ブロックやベーコンをリヤカーに乗せて行商で販売していたところ、缶詰会社から鯨缶の製造を持ちかけられたことをきっかけとして、缶詰の製造を手がけるようになりました。

御社の強みや製品へのこだわりについて教えてください。

弊社の一番の強みは高い品質とそれを実現する製法にあります。

一般的に缶詰に加工される魚は一度冷凍されたものを使用しますが、弊社では高い品質を実現するため、朝獲れたばかりの新鮮な魚をそのまま缶詰に加工しています。

それを可能にしているのが、弊社工場の立地です。弊社の工場は石巻の魚市場から車で3分程度の距離に位置しており、毎朝獲れたばかりの新鮮な魚をすぐに工場へ運ぶことができます。

新鮮な魚を使うことで余計な味付けや保存料がなくとも、魚の旨味をそのまま缶に閉じ込めることができるので、冷凍した魚を使った缶詰とはおいしさが全く違うと自負しています。

ただ新鮮であるが故に、缶詰に加工する機械に魚を通すと滑ってしまうため全て手作業で1缶1缶詰める必要があります。そのため、どうしても価格は一般的な他の缶詰に比べて高くなってしまいます。

缶詰はその安さが売りとされていることが多く、販売当初はその価格の高さから「売れるはずがない」と各方面から言われ続けていました。

それでも美味しい缶詰をお届けしたいという想いを捨てずに今の製法を継続した結果、その美味しさや品質の高さを認めてくださるお客様が徐々に増え、今となっては多くのメディアにも取り上げて頂くほど人気の商品となりました。

ECサイト立ち上げの経緯を教えてください。

ECサイトを立ち上げた理由は主に2つあります。

1つ目は、鯨肉を楽天やAmazonといったECモールで販売ができないことです。科学的知見に基づかない環境保護団体の圧力で大型ECモールで鯨を扱うこと自体が当時から出来ませんでした。

しかし弊社は鯨肉を主力商品として販売しており、会社としても鯨肉の伝統や食文化を守り受け継いでいくことを大切にしていたため、鯨肉以外の商品をモールで販売するという判断は取れませんでした。

しかし、売上増加のためにも通販事業には取り組みたいと考えた結果、自社ECサイトを構築して販売することを決めました。

2つ目は、自社の新たな活路としてオリジナルブランドで商品づくりを行うためです。

一時期、大手企業の下請けとして缶詰製造を行っていたのですが、いつ大手企業が事業を終了するか分からないことへの危機感から、下請けとは別に自社のブランドを立ち上げ、販売をすることを決意しました。

自社の強みを活かした「自分たちにしかできない商品づくり」をしていこうという想いから自社ブランドは立ち上げられました。

2. 事業拡大に伴い業務効率や拡張性に課題を感じリニューアルを決意

ECサイトをリニューアルする前に抱えていた課題について教えてください。

正直、課題しかなかったというのが本音ではありますが、大きく分けて3つの課題がありました。

1つ目はシステムの陳腐化による制限です。
以前使用していたECカートシステムはオープンソース型(※1)だったこともあり、システムのアップデートや新たな機能の追加には莫大な費用が発生してしまうことから取り掛かれずにいました。
そのため、事業の拡大に伴いやりたいことが増えたとしてもシステムが追いつかず歯がゆい思いをしていました。

また、システムの老朽化に伴いメールの送付数がサーバーのキャパシティを超えることでシステムが停止してしまうといった制限もありました。一度止まってしまうと他の事務作業も出来なくなってしまうので、メルマガを送るだけのために3時間も費やしてしまうといったこともありました。
これらの他にもシステムの陳腐化による機能の制限や拡張性の低さを感じる場面が多く、多くの課題を感じていました。

2つ目は複数のシステムを使用していたため業務が煩雑だったことです。
ECサイト運用の他に行っていた新聞広告やカタログ配布といったオフライン施策の効果が出たことで、電話からの注文対応が社内で追いつかなくなり、コールセンターを利用するようになりました。

しかし、利用していたECカートシステムはコールセンターとの顧客データや受注データの連携ができないという問題がありました。
事業を展開していく中で、コールセンターの他にも、電話などオフラインの注文を受けるシステム、社内の基幹システム等と利用するシステムが増え、最終的には1つの受注を処理するために決済も含めて計5、6個のシステムを別で管理しなくてはいけなくなりました。

しかも、それぞれが連携し合えないシステムで構築されていたため、データをまとめるには各システムからデータの出入力を繰り返さなければならず、煩雑で時間がかかるだけでなくミスやエラーも多い状況でした。
これらの課題を解決するためにも、最終的には各システムを1つにまとめて業務効率を改善したいと考えていました。

3つ目はセキュリティの脆弱性です。

以前利用していたシステムがオープンソース型かつ老朽化していたこと古かったこともあり、セキュリティの脆弱性にも不安がありました。
そのため、以前利用していたシステムをアップデートするのではなく、システムごと新しくリニューアルしたいと考えていました。

※1:外部に公開(=オープン)されているソースコードを使ってECサイトを構築する手法。

3. 未来を見据えたシステムの拡張性を求めW2 Repeatを選定

ECサイトをリニューアルするうえで、システムに求めていた選定軸を教えてください。

選定軸としては、先ほど申し上げた課題を解決できることが一番でした。
なのでまとめると、システムの汎用性が高く機能数により施策実施に制限がないこと、他システムとの連携や一元管理ができること、高いセキュリティレベルをクリアしていること、の3つは必須条件でした。

ただ、その中でも特に「システムの汎用性の高さ」は重視していました。

以前の課題でもあったように、事業の拡大に応じてやりたい施策が増えていくにも関わらず、システムや機能が追いつかず実現できないということは避けたかったので、現状課題に感じている部分が解消されることはもちろん、将来の事業拡大に対応できる拡張性を保持しているかという点も重視していました。

具体的には、弊社は将来の事業展望として「定期通販の開始」と「ECモールでの展開」を考えていたため、定期機能が充実していることやECモールとの連携に強いことは重要視していたポイントです。

数あるシステムの中からW2を選定頂いた決め手を教えてください。

W2を選定した理由としては、課題が全て解決できるECカートシステムであったこと、かつその中でもコールセンターとの連携が一番スムーズに行えるシステムであったためです。

高齢のお客様が多く、オフライン注文を生命線としている弊社としては、コールセンターとの連携の強化や効率化は必須で改善したいポイントだったため、スムーズかつ簡単に連携できるW2 Repeatは魅力的でした。

また、先ほど選定軸で挙げた「将来を見据えたシステムの拡張性」も決め手の1つです。
具体的には、今後の展望の1つでもある定期通販に特化した機能が充実していた他、モールとの連携も実現できる等、基本的な機能がはじめから充実しているのに加えて、やりたいことや事業の拡大に合わせてシームレスに拡張・移行できる点が魅力的でした。

拡張性の高いこのシステムなら、今後我々がやりたい施策や事業に伴走して頂けそうだと感じW2Repeatを選定しました。

4. 豊富な機能でECサイトの利便性向上・顧客単価が2倍に成長!

リニューアル後、以前抱えていた課題は解決することができましたか?

導入後、おかげさまで抱えていた課題は全て解決することができました。
1つ目の課題だったシステムの陳腐化による制限や拡張性の低さは、W2 Repeatへリニューアルしたことで解消することができました。

キャパシティの上限や制限も無くなったので、一度に多くメールを送付することでシステムが停止してしまうといったことも無くなり、機能数が増えたことで実現できる施策の幅も大幅に広がりました。

以前はクーポンや会員ランクの機能も無かったのですが、それらの基本的な機能はW2 Repeatであれば網羅しているうえ、システムのアップデートや機能の追加が行われることでシステムの陳腐化からやりたい施策に制限がかかることが無くなりました。

また、2つ目の課題であった複数システムの利用による煩雑な業務もシステム統合により解消されました。
最終的に1つのシステムにまとめるにあたり段階的に統合を進めて頂きましたが、各段階ごとに丁寧に対応して頂いたことで大きな問題もなく狙っていた通りの統合ができたと感じています。

最終的には無事1つのシステムにまとめることができ、当初課題だった業務効率の課題も解決できたため非常に嬉しく感じています。

今までは複数のシステムをそれぞれ管理、運用しており、データの取りまとめのためにはアナログな作業が必要だったため、受発注業務に費やす時間は非常に長く毎日「今日は何時に帰れるんだろう」と不安でした。

しかし、リニューアル後は受注ワークフローを活用することでボタン1つで業務が完了するようになったため、実質的な業務時間は約1時間半で完了するようになりました。
あらかじめ週次、日次等で業務フローを考えて設定しておけば、ボタンを押すだけで業務が完了するので、受注ワークフロー機能には非常に助けられています。

3つ目の課題であったセキュリティも、高いセキュリティ基準をクリアしているW2Repeatにリニューアルしたことで心配が無くなりました。

その他導入効果を感じた部分はありますか?

オフライン注文との連携に強いシステムを利用したことで、一度に多くの注文が入っても問題なく対応できるようになったことも導入効果の1つだと思います。

現在弊社では、新規顧客獲得のための施策として新聞広告に取り組んだり、既存顧客に向けた施策として季節に合わせた商品カタログを送付したりとオフライン施策に力を入れています。

施策の効果はかなり高く、新規顧客獲得の新聞広告施策を打った月は通常の約5倍の新規注文数になることや、既存顧客に向けたカタログを送付した月は約3〜4倍の注文数になることもあります。

このようなオフラインの施策による注文数の増加にも、注文の受け皿となるECシステムがデータ連携やオフライン注文への対応に強くなったことで、業務工数が大幅に増えたりシステムが停止したりすることなく対応できるようになりました。

また、以前は利用できなかったバリエーション機能を活用することでより購入しやすく、ついで買いを誘発できる導線設計が実現できたことで、リニューアル前と比較して顧客単価は約2倍にまで増加しました。

選定理由の1つでもあった中長期的な計画や展望にも対応できる拡張性の高いW2 Repeatには、まだまだ活用しきれていない機能が沢山あるので、今後ももっと売上を増やしていけるのではないかと感じています。

システムを利用してみて良かった点や便利だと感じた機能はありますか?

使ってみて便利だと感じている機能は2つあります。

1つは分析機能が非常に細かく、かつ視覚的に把握できることです。
各システムに散らばっていたデータがまとまったことで事業全体の効果や売上が把握しやすくなったことはもちろん、デフォルトの抽出条件の他にも確認したい情報を選んでデータを抽出できるので、知りたい情報を的確に把握できるのが非常に便利だと感じています。

また、管理画面ではデータがグラフなどで視覚的に分かりやすく表示されているので、非常に見やすい点も嬉しいです。
売上や各施策の効果等も細かいところまで分析できるので、施策の改善や打ち出しに活用しやすく助かっています。

もう1つはカートコピー機能です。
弊社の商品はお中元等の贈り物としてご購入頂くことも多いのですが、以前のシステムでは、同じ商品を3つ別の人に送りたいといった時に3回購入手続き、決済しなければならず、お客様の利便性が低いという問題がありました。

しかし、カート画面の「複数配送先に送る」をクリックすれば同じ商品を複数個買い、別の送付先に送る場合でも住所を変更するだけで一括決済できるようになったため、お客様の利便性は格段に上がりました。

食品を扱っているため、温度帯が違う商品を一括で購入したいお客様にもご活用頂けており、カートコピー機能はサイトの利便性向上に非常に役立っていると感じています。

5. 若年層へのアプローチで鯨の伝統を受け継ぎ新規顧客獲得を目指す

今後の展望について教えてください。

今後の事業展望として、一番の目標は新規顧客の獲得だと考えています。
ECサイトリニューアルの一番の目的であった複数システムの統合やシステムの汎用性向上は現状達成できたため、次のステップとして販売間口の拡大に注力していきたいです。

特に新規顧客の獲得には若い層の取り込みが重要だと考えており、現在ECサイト含め事業全体で様々な施策を行っています。

鯨肉は給食等でも使用されなくなったことから、現代の若い層にはなじみがなくあまり知られていませんが、逆に言えば「食べてはいけないもの」という偏見や先入観も持たれていません。
なので、今の若い層は単純に味で評価することが多いのではないかと考えています。

そこで弊社では、若い人々にもっと鯨肉を知ってもらい食べたいと思ってもらえるよう、味付けや商品名を現代に合わせて工夫しています。

例えば、今流行りの味付けを研究してみたり、鯨肉に「カルビ」「霜降り」といった一般的になじみのある名前を付けてみたりと試行錯誤しています。
今後も鯨肉の伝統を守り受け継いでいくため、時代にあわせたプロモーションや商品開発を行っていきたいです。

ECサイトでは、以前から検討していた定期通販の開始やECモールとの連携も、事業の拡大に合わせて実現していきたいと考えています。
機能数が豊富で拡張性も高いW2Repeatなら、今後やりたい施策もどんどん実現できるのではないかと期待しています。

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