
フェムテック/フェムケアブランドを展開する『あしたるんるんラボ』がW2 Repeatへ移行後、EC売上2倍を実現。 SNSとメディア戦略を駆使するD2CブランドがW2 Repeatを選んだ理由とは?
株式会社あしたるんるんラボ
取材にご協力いただいた方
取締役副社長 / プロデューサー 木内 仁美 氏
目的/課題
定期通販サイトのUI/UXが強化されていなかった
外部システムとの連携ができていなかった
サイトからの離脱が多かった
広告経由の商品の購入が少なかった
導入効果
フォーム一体型LPにしたことで購入率が向上
ページ遷移が減り購入数が増加
クーポン施策によって商品を利用するユーザーが増加

1. 女性ホルモンを観点にした商品開発、メディア事業を展開
事業内容について教えてください。
弊社、あしたるんるんラボは、「女性ホルモンを通じて、女性のあしたをるんるんにする」をミッションに、女性ホルモンを観点にした商品を中心に女性向けの商品を企画・販売している会社です。
特に、近年話題になっている女性の課題を解決する「フェムテック」「フェムケア」分野の商品を女性ホルモンを観点にした商品ブランド「withmoon®」を中心に展開しています。
その他にも「フェムテック」分野の啓蒙メディアとして「女性ホルモン大学®」というメディアを運営しております。
TikTokでは4万人を超えるフォロワーがついており、フェムテックの分野では業界内では有力なメディアとして評価を頂けるようになりました。
2. 定期購入のUI/UXなど購入率を改善するためにリニューアルを決断
導入背景について教えてください。
以前は、スタートアップ向けのASP型ECプラットフォームを利用していました。EC事業のニーズに合わせて柔軟にシステムのカスタマイズが可能でした。
小規模から始められるECプラットフォームでやりたい施策がすぐに実現でき、当時は満足していました。
ただ、EC事業の売上は拡大していましたがそのほとんどがAmazonや楽天など、ECモールでの売上でした。ECモールの売上は本店の3〜4倍あり、自社ECサイトの売上はあまり伸びていませんでした。そのような中、定期通販を始めたことで多くのお客様にECサイトを利用して頂けるようになり、会員数も増えてきていました。
EC事業が拡大フェーズの中、当時の定期通販サイトのUI/UXを強化する必要性があることや外部システムとの連携ができないことに課題があると感じ、ECプラットフォームの乗り換えの検討を始めました。定期通販サイトのUI/UXは、会員画面からの解約や定期注文のスキップなどができないため改善する必要があると考えていました。
また、以前のECプラットフォームでは広告経由の商品の購入率が悪く、一つの理由としてユーザーが購入画面から離脱することが多くあり広告経由の購入率を改善する必要があると考えていました。
これらの課題をすべて解決できるのはW2のD2C/リピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」でした。更に以前のECプラットフォームより利用できる機能数が多いにもかかわらず他社よりも導入費用が低かった為、費用対効果が高いことも選定理由の1つになります。
また、社内でサイトデザインなどを行っており、リニューアルする際に全て外部発注すると多くのコストがかかると考え、ある程度は社内で対応できるシステムを検討していました。他社と比較していましたが、他社は完全に外部委託をしないとリニューアルは難しいというお話がありました。しかし、W2 Repeatではある程度更新は社内で調整ができることが分かり導入を決断しました。
3. テレビの反響に加え、購入率があがったことで売上が2倍に!
導入後の変化について教えてください。
弊社の商品に近い内容のテレビ番組の特集があった時期でもあり、飛躍的にCVRとLTVが向上し売上は2倍になりました。
また、業務面の改善として定期お届け日程がお客様の方で確認することができるようになったことで定期商品のお届け日をスキップしたいなど、コールセンターの電話問い合わせが大幅に減り、助かっています。
マイページの「顧客履歴一覧」と「定期購入情報詳細」ページ
W2 Repeatは「マイページ機能」が優れていることや多くの外部システムと連携ができること、ページ遷移が少ないフォーム一体型LPになったことで購入率が向上しました。
以前のECプラットフォームは購入に至るまでのページ遷移が多く、購入途中で離脱するお客様が一定数いました。
しかし、W2 Repeatに切り替えたことでページ遷移が減り、お客様が購入に至るまでのハードルが下がり購入率が大きく向上しました。
さらに、デモサイト環境があることでサイト改善が行いやすくなりました。以前のECプラットフォームはデモサイト環境が無かったため、直接本番環境に反映する必要がありました。
そのため、修正反映時に不安な部分があったり、原因がわからないエラーもありましたが、今はデモサイト環境があるおかげで事前に確認してから本番環境に反映が可能となり、
運用メンバーも安心してECサイトの修正を行うことが出来るようになりました。
運用で工夫されていることについて教えてください。
新商品を発売する際は告知と同時にセールを行い、ライブコマース配信も自社で行っています。ライブと連動したタイムセールの告知などLINEを活用してお得な情報の配信を行っています。今後はクーポンやターゲティングの機能を使ってお客様のリピート購入を増やし、LTVを高めていきたいと考えております。
その一環として毎週水曜日にクーポンを発行しており、クーポンの告知をLINE配信に加えリッチメニューに掲示しています。クーポンやポイント施策をライブ配信やLINE配信と連動して継続実施することで、クーポンやポイントを利用して商品をまとめ買いするリピートユーザーが増えてきています。
また、弊社は化粧品やサプリメントも多く取り扱っているため、シリーズ商品を複数まとめて購入するお客様が一定数増えました。
4. 電話を含めたカスタマーサポートの充実したフォロー体制
W2のサポートについて率直な意見を聞かせてください。
導入後の電話サポートはスムーズに対応して頂いています。電話以外のカスタマーサポートもしっかり対応頂いています。
ECサイトのリニューアル移行時は多くの課題がありましたが、リニューアル後にフォローして頂いたサポート担当の方が1つずつ対応頂けたおかげで、何とか今回のリニューアルを成功に導くことが出来ました。
W2 Repeatは機能数が豊富なため、今後もW2の皆様にサポートをして頂きながらEC事業を拡大していきたいと考えております。
5. SNSやメディア事業を最大限活用し、EC事業の拡大を目指す
今後の展望について教えてください。
今後の展望としては、認知が進んでいる「フェムテック/フェムケア」分野のユーザーを大きく獲得し、事業を拡大させていきます。そのために現在も運営しているオウンドメディア「女性ホルモン大学®」とECサイト「あしたるんるん®」の連携を強化していきます。
これからもW2様とはうまく連携をとりながらW2 Repeatの機能を使いこなし、あらゆる施策を実施しEC事業の拡大をともに目指していきたいです。特に「女性ホルモン大学®」のTiktokライブは、多い時には2,000人ほど同時接続があり、1回の配信で累計数万単位で視聴して頂いていることもあります。
その内の多くは新規ユーザーであり現状は活用しきれていません。このメディア事業との連携もW2 Repeatの機能を活用して成功させていきたいと思っています。
D2C・リピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」について
定期購入などサブスクリプションコマースに特化したクラウド型通販システムです。
ステップメール、ページ一体型購入フォーム、アフィリエイト広告管理、電話受注システム、オンライン・オフライン受注統合などサブスクリプションコマースに必要となる管理業務に対応しています。
また、「W2 Repeat」はサブスクリプションコマースに必要な機能を備えているだけでなく、売上平均成長率354%のマーケティングツールを標準搭載し、60%のコスト削減を実現する充実したオペレーションツールを兼ね備えたサービスです。
食品業界に特化したECプラットフォーム「W2 Repeat Food」も提供しております。