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【20代最速の成長を】大手、ベンチャーを経てW2へ

社員ストーリー
2021年中途入社
椎名洋平 Youhei Siina
目次
  1. 01|プロフィール
  2. 02|W2への転職理由
  3. 03|新卒時代
  4. 04|大手ITでの経験
  5. 05|得たスキルとは
  6. 06|アップグロースについて
  7. 07|大手VSベンチャー、結局...
  8. 08|メッセージ

1. プロフィール

社員インタビューvol.8 椎名さん(2021年中途入社)

椎名洋平 Youhei Siina

株式会社NTTデータ入社後、ファミリーマートのEC運営会社に出向しECサイト運営を経験。 その後、大手流通グループ、大手アパレル・化粧品・消費財メーカーなどのEC・オムニチャネル事業企画・開発をはじめ、多くの大規模EC案件のコンサルティング・開発を歴任。現在はW2グループで立ち上げたアップグロース株式会社の代表に就任し、EC事業者様向けにコンサルティング事業を展開。

 

本日はW2ソリューションで、コンサル事業(アップグロース)の立ち上げに従事している、椎名さんにお越しいただきました。NTTデータで20年働いた話も含めて、W2やアップグロースのお話を聞いていこうと思います。

 

2. W2への転職理由

まずは、W2に入社された経緯から聞いていこうと思います。転職を志したきっかけは何でしたか?

転職のきっかけは、単純に同期の社員がいなくなり始めたことでした。

NTTデータの実質的な定年は52歳だと言われています。役員クラスの方以外は、仮に転職をしない場合には、子会社に転籍するケースも多いと認識しています。

そのため、各人のライフデザインにもよりますが、転職という選択肢も現実的に考えている方が私の周りでは多かったです。具体的には、45-50歳を目安に転職されるケースを多く見てきました。

 

大手は安定というイメージがあったんですが、そうとは限らないのですね。。転職活動ではどんなことを意識していらっしゃいましたか?

転職活動の際に意識していたのは、

①ベースの基本給が下がらないこと

②裁量権が大きく自分が成長していける環境の2点でした。

W2の他には、日系のコンサルファームや事業会社を見ていましたね。

 

最終的にW2に決定したのはどういった理由でしたか?

新規事業であるアップグロースの立ち上げを、山田CEOから直接依頼されたことがきっかけでした。

実は、W2からはPMのリーダー職としてオファーを受けており、最初は断ろうと考えていました。NTTデータでPMはさんざん経験したので、何か新しい領域に挑戦できる環境に飛び込んでみたかったためです。

それを代表の山田さん・役員の赤池さんに相談したところ、OMO・D2C領域におけるコンサル事業(アップグロース)の立ち上げを提案頂きました。自分の考えとも一致していたため、その場でオファーを即決しました。

 

入社後のW2の印象を教えてください。

 大きく分けると3つの印象があります。

①製品がしっかりしている

②制度・体制がしっかりしている

③若手の裁量がかなり大きい

 

①製品:

製品に関しては、管理画面上で実現できる機能数の多さに驚きました。通常、依頼を受けて開発しなければ実現できないような機能が、W2のパッケージには全て標準搭載されています。リテラシーがあれば、実現できることは非常に幅が広いです。

②制度:

制度に関しては、思ったよりもベンチャーっぽさがなかったことが驚きでした。Value浸透のための制度、定量的な人材評価制度、充実した研修制度などベンチャーには珍しい環境です。

③若手の裁量:

1年目・2年目から、責任者として数字責任を負って働いていることに驚きました。ただし、若手の裁量に関しては、少しネガティブな面もあります。総合職・エンジニア双方、若手が事業を回しているので品質の問題が懸念点となります。誰もが品質を担保できる仕組みを作るか、人材を育てるか。どちらかで今後対処していく必要性がありますね。

 

3. 新卒時代

客観的な目線を頂きありがとうございます。新卒でNTTデータに入られたということですが、就職活動はどのように進められていたのですか?

正直なところ、就職活動には力を入れておらず。。大学の掲示板を活用していました。

NTTデータも大学の掲示板から応募し、それをきっかけに選考を受けて合格しました。そのため、NTTデータに入ったときは、「IT業界に興味がある」、「大手がよさそうだ」というイメージぐらいしかなかったです。

 

4. 大手ITでの経験

そうだったんですね。その後20年NTTデータで勤務したというお話でしたが、どのようなお仕事をなさっていたんですか?

EC系のベンチャー企業に出向し開発を行っていました。

実は私の場合、最初の配属は特殊でした。入社後3年間はEC系のベンチャーに出向し、ECの業務ツールの作成やサイトの立ち上げを行っていました。そのため、NTTデータという大手企業に就職してはいたんですが、育ったのはベンチャーの環境でしたね。(笑)
今のW2よりも全然整っていない環境で、だからこそ学べたことも多くありました。

 

大手なのにベンチャーな環境、中々面白いですね。そのあとは、どのようなお仕事をされていたのですか?

ベンチャーの出向から戻った後は、EC案件のPMとコンサルを行っていました。大手コンビニチェーンのECコンサルや大手アパレルのリプレイス案件のリーダーなど、基本的には同じようなECの案件を入社10年目まではやっていましたね。10年目くらいからはコンサルに特化して仕事を行っていました。

※PMとはProject Manegement(プロジェクトマネジメント)の略。システムにおける要件定義や実装などを担い、エンジニアと協力しながらお客様のシステムを創り上げる役職。

5. 得たスキルとは

かなりECに特化したキャリアだったのですね。実際20年働く中で、どんな力が身につきましたか?

ECという領域において、基礎からの徹底した理解を身に着けました。

その中で、NTTデータに入ったメリットだと思うことは、2点あります。

1点目が、開発の標準を体系的に学べたことです。NTTデータは人数が多いからこそ、誰がいつどういった手法で開発していくのか、開発の標準が綿密に創りこまれています。お客様のもとに行く際も、資料の確認から応対の練習まで徹底的に上司とすり合わせてからお客様の対応を行います。

2点目が、情報の集めやすさですね。NTTデータに限らず大手企業は、いろいろな部署に細分化されています。その道のプロフェッショナルがどこかの部署にはいるので、自分から取りに行けば無限に知識を吸収することが可能です。また、NTTデータでは、技術問合せ窓口というものが存在していて、必要な情報を何でも集めてくれます。

結論としては、会社の育成に応じてじっくり基礎から積み上げて、ECという領域での専門性を固めることができたのがNTTデータで働いて身に付いた力でした。

 

6. アップグロースについて

丁寧にありがとうございました。椎名さんが今代表を努めている、アップグロースという事業について教えてください。

OMO・D2Cの戦略に特化したコンサルティングの会社です。

いわゆる最上流の戦略策定の支援や、市場調査や分析といった情報提供を行っております。
EC事業者の中には、戦略設計を外部のコンサル(例えばデロイトやアクセンチュアのような外資コンサル、小規模な国内Web系コンサルなど)に委託する会社もあり、この部分をW2がグループとして内製化するという動きが、アップグロースという新規の事業です。

【w2の新規事業アップグロース】

 

 

まさに学生のイメージするコンサルですね。アップグロースの設立は、W2グループとしてはどういったメリットがあるのですか?

以下、2つのメリットが存在します。


①戦略策定からW2がオンボーディングし、長く深くつながる太い顧客を作っていける

②既存顧客の売上を上げていく。(GMV)

 

アップグロースの創設により、W2グループのサクセスストーリーが完成します。

①戦略策定(アップグロース)

②システム開発(W2)

③運用・保守(Brandex)といったように、

D2C・OMO領域における垂直統合を実現することが可能です。これにより、顧客接点を増やすことで競合との差別化につながっていきます。

また、既存の顧客にもアプローチできるのが強みですね。これまでは、CSが質問に対して解答していくという受動的な価値提供がメインでしたが、アップグロースの事業が進めば、顧客のEC事業を牽引していく能動的な価値提供を行っていくことが可能となります。

 

EC業界における垂直統合という言葉が非常に印象的でした!現在のアップグロースの状況を教えてください。

法人を立ち上げ、少しずつ成功事例を積み重ねている段階です。

現在はメンバーと共に、以下4点を行っています。

①コンサルティングのフレームワークの作成、

②法人に対する営業、

③コンサル案件へのオンボーディング、

④社内の人材育成と採用を進めています。

まだまだ立ち上げ段階ですが、大企業と違い安価かつスピーディーにソリューションを提供できる点が、各社から評価されつつあるポイントです。

NTTデータのような企業では、戦略コンサル→ITコンサル→SIerといったように、時間をかけて大きな構想を立てていくことが多いので、小回りの利くアップグロースの事業はやってみても非常に面白いですね。

 

今ちょうど立ち上げているフェーズなのですね。育成と採用というお話しがあったのですが、どういった方が向いていますか?

徹底的になぜ?を深ぼることができる、ビジネス的な思考力が強い方を求めています。

顧客のいうことを聞くだけではなく、自社の利益も考えながら、真にパートナーとしてWin – Winの関係を作っていける方が欲しいですね。まずは、年次・経験問わず能力と気概がある方を受け入れています。実際、23卒の長期インターン生もジョインしており日々苦戦しながら学んでいる最中です。

 

7. 大手VSベンチャー、結局...

アップグロースのお話しありがとうございました。最後に、椎名さんが考える大手とベンチャーの違いを教えてください。

一言でまとめると、早く成長したいならベンチャー、ゆっくりと楽したいなら大手といったイメージです。

私が3年のベンチャー出向から戻ったとき、本社の同期とのレベル感の差に驚きました。通常、割り振られた1つの案件に関わり続け、手足のように働いていたようです。

それと比較して、ベンチャー企業で自分が数字責任をもって戦略を動かしていった経験は私のなかで大きかったです。NTTデータだと入社5年目までは、役職も変わらず、給料も変わらないですからね。

 

大手なら幅広い案件に関わることができるというイメージがあったのですが、そうではないのですね。

そうですね。大手は人も多いからこそ、ある領域に集中していくイメージが強いです。例えば、とある大規模案件の保守・運用を10年間やり続けている人間がいるなど。

幅広い案件に携わって知見を広げたい、顧客に対して寄り添って仕事をやっていきたいという方は間違いなくベンチャーの事業会社を選ぶのがよいと思います。逆に、NTTデータは公共事業をメインとしているので、とがった専門性を身に着けたいとか影響力の大きい案件に携わりたいという方は大手の方が良いかもしれないですね。

 

かなり細かくありがとうございます。最後に、再度就職活動をやり直すとしたら大手とベンチャーどちらに入りますか?

ベンチャーです。(即答!)

大手に入るメリットを考えると、「福利厚生が整っている」、「細かく丁寧に教えてもらえる」、「モテそう」など、今振り返ってみればそこまで魅力は感じません。

私にとってはむしろ、昨日よりも今日確実にできることの幅が増えていることが重要であり、そういった背景もあって早期から数字責任を追って圧倒的に成長することができるベンチャー企業を選ぶと思います。

 

8. メッセージ

即決でしたね。最後に学生さんに向けてメッセージをお願いします。

 W2は成長したいなら最高の環境だと思います!!

新卒1年目の社員が7つの戦略のリーダーとして活躍していたり、新卒2年目の社員が拠点の支社長や海外事業戦略のリーダーをしていたりなど活躍できる機会はゴロゴロと転がっています。また、ベンチャーには珍しく育成・成長の仕組みが整っています。代表が直轄で育成に携わるなど、全社的に人を育てていこうとする文化は強いですね。

確実かつ圧倒的な成長ができることはお約束するので、本当に成長したいと思う方はぜひW2の環境に飛び込んでみてください。私も全力でサポートさせていただきます。

 

椎名さん、ありがとうございました。

W2は現在、会社の未来を共に想像する優秀な仲間を募集中です。気になった方は、下記のリンクからぜひ選考にエントリーください。

 

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