無料ASPでECサイトを構築するメリットや選定軸、利用時の注意点を徹底解説


最近、個人でネットショップをオープンする時の最適な方法の一つとして、手軽に始められる無料ASP型カートが注目されています。無料ASPカートは、その名の通り無料でネットショップを開設でき、利益を上げることができるカートシステムです。
しかし、無料ASP型カートを正しく理解して、選定、利用をしていないと、EC事業者にとって逆に不利益になることもあります。
そこで、この記事では無料ASP型カートのメリットやデメリット、無料ASP型カートの選び方や利用時の注意点について詳しく解説します。
1,000社以上の導入実績に基づき、ECサイト新規構築・リニューアルの際に事業者が必ず確認しているポイントや黒字転換期を算出できるシミュレーション、集客/CRM /デザインなどのノウハウ資料を作成しました。
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この記事の監修者

神戸大学在学中にEC事業を立ち上げ、自社ECサイトの構築から販売戦略の立案・実行、広告運用、物流手配に至るまで、EC運営の全工程をハンズオンで経験。売上を大きく伸ばしたのち、事業譲渡を実現。
大学卒業後はW2株式会社に新卒入社し、現在は、ECプラットフォーム事業とインテグレーション事業のマーケティング戦略の統括・推進を担う。一貫してEC領域に携わり、スタートアップから大手企業まで、あらゆるフェーズのEC支援に精通している。
ASPカートとは

そもそも、ASPは、「Application Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダ)」の略称です。インターネットを通じてアプリケーションを提供するサービスプロバイダのことを指します。
その中でのASPカートとは、ECサイトにおいて商品の販売や注文処理を行うためのショッピングカート機能を提供するアプリケーションです。
ネットショップを開設するには、商品を販売するための「カート」機能が必須です。
レンタルサーバーなどを自分で用意してECシステムを設置すれば一般的なWebサイトでもカート機能を搭載できますが、これは初心者にとって簡単な方法ではありません。そのため、多くの人がASPのカートサービスを利用するという方法を選んでいます。
ASPなら自力でサーバーを用意することなく、クラウドで提供される機能を使って手軽にネットショップをオープンできるためです。ASPカートには、有料と無料のサービスが存在しますが、無料ASPカートは、使用料や月額費用などを支払わずに利用できるショッピングカートです。
無料ASPカートは、基本的な機能を提供し、ウェブサイトの作成や商品の管理、在庫管理、顧客の注文処理などを簡単に行うことができることから、小規模なビジネスや初心者にとって魅力的な選択肢です。
また、無料、有料問わず、ECサイトをASP形で構築するメリットやデメリットなどを以下の記事でご紹介してます。ぜひ、合わせて読んで見てはいかがでしょうか。
無料ASPカートのメリット

EC事業者にとって無料ASPカートを利用するということは、有料ASPカートと比較した時に様々なメリットがあります。以下では代表的なものを3つご紹介します。
コスト削減
無料ASPカートは、初期投資や月額料金などの費用を節約することができます。
特に小規模なビジネスや初めてECサイトを立ち上げる方にとっては、限られた予算を効果的に活用するための選択肢となります。また、無料であるにも関わらず、基本的な機能が提供され、使いやすいインターフェースでECサイトの構築や運営をスムーズに行うことができます。
よって、無料ASPカートは予算を抑えながらオンラインでのビジネス展開を実現するための魅力的な選択肢です。
EC事業の費用対効果を算出したい方は、以下の資料を活用してください。
サーバー管理が不要
無料ASPカートでは、サーバーの設定や管理について心配する必要がほとんどありません。これに対して、有料ASPカートでは、自分自身でサーバーを設定し、管理する必要があります。
サーバーの設定や保守には専門知識と時間が必要であり、これらの負担を無料ASPカートでは回避できます。また、無料ASPカートはクラウドベースで提供されるため、インフラストラクチャのスケーラビリティやセキュリティの管理もASPプロバイダに任せることができます。
サードパーティーとの統合が容易
無料ASPカートは一般的にさまざまなサードパーティーアプリケーションやツールとの統合をサポートしています。これにより、例えば決済ゲートウェイや配送サービス、顧客管理ツールなど、ビジネス運営に必要な機能を簡単に追加できます。
一方、有料ASPカートでは統合オプションが制限される場合があり、追加のカスタマイズや開発が必要となることがあります。
無料ASPカートの利点は、既存のツールとのシームレスな連携が容易であるため、効率的なビジネス運営が可能です。ビジネスの成長に合わせて新しい機能やサービスを追加する場合でも、無料ASPカートを利用することで柔軟かつ迅速な統合が実現できます。
無料ASPカートのデメリット

無料ASPカートにはメリットも存在しますが、有料ASPカートと比較した際、デメリットも存在します。以下では、有料ASPカートと比較した際の3つのデメリットをご紹介します。
機能の制限
無料ASPカートは基本的な機能を提供していますが、有料ASPカートと比較すると機能に制限がある場合があります。
有料ASPカートでは、有料であることから、コストをかけた分、より高度な機能やカスタマイズオプションが提供されるため、EC事業の成長に対応することができますが、無料ASPカートでは、カスタム開発や高度な統合など、より複雑な要件を満たすことが難しい場合があります。
有料ASPカートは多様な拡張機能やアドオン、APIアクセスなどを提供し、ビジネスの成長に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。
その一方で、無料ASPカートは初めてECサイトを構築する場合や予算に制約のある小規模なビジネスにとっては十分な機能を提供することができますが、将来的な拡張や特定の要件に対応する際には機能の制約があることを考慮する必要があります。
W2のECカートではEC機能数が1,000以上で様々な業界業種から採用されています。
その詳しい機能は下記の資料でご紹介しているので、この機会にぜひご覧になられてはいかがでしょうか。
サポートが限定的
無料ASPカートでは、サポートに制約があることがあります。一般的に、無料ASPカートのサポートは有料ASPカートに比べてレスポンスが遅くなったり、問題解決に必要な専門知識や個別のサポートが制限される場合があります。
一方、有料ASPカートでは、専門的なサポート体制が整っており、迅速かつ効果的な問題解決やカスタマイズに対応することが期待できます。
有料ASPカートのサポートは、専門家からのアドバイスやトラブルシューティングの支援、緊急時の対応など、ビジネス運営において重要な役割を果たします。
無料ASPカートを利用する場合は、サポートの制約や利用者コミュニティの活性度を考慮し、ビジネスの要件に合った適切なサポート体制を確認することが重要です。
デザインやロゴの制限
無料ASPカートでは、カスタマイズやブランディングに関して制限があることがあります。特定のテーマやデザインテンプレートに縛られ、自由なカスタマイズやブランドの表現が難しい場合があります。
一方、有料ASPカートでは、より高度なカスタマイズオプションやデザイン自由度が提供されます。ロゴやカラースキームの変更、独自のテーマやレイアウトの設定など、ビジネスのブランディングに合わせたカスタマイズが可能です。
有料ASPカートはプロフェッショナルな外観やユーザーエクスペリエンスを実現するためのデザインツールやオプションを提供し、ブランドイメージを強化することができます。無料ASPカートではデザインの制約があるため、ビジネスの個性や目的によっては有料ASPカートを検討することが重要です。
無料ASPカートの選定ポイント3選

販売商材に適切なカートか
無料ASPカートの種類は豊富で、それぞれ特徴や強みなどがあります。そのため、自社の販売商材に適した無料ASPカートを選ぶことで、スムーズな販売プロセスを確保できます。
例えば、デジタル商品を販売する場合、ダウンロードリンクの提供やライセンス管理の機能が必要です。また、物販系商品を販売する場合には、在庫管理や受発注の機能が必要です。さらに、定期的な購読サービスを提供する場合には、定期支払いや自動継続課金の機能が必要となります。
このように、販売する商材によって必要な機能とそうでない機能が存在します。
よって、ASPカートを提供しているサイトの機能紹介ページや事例ページにアクセスし、自社サービスに適切な無料ASPカートを選定することがポイントです。
また、下記の記事では様々なECカートを比較しています。
関連記事:ECカートシステム17選を徹底比較!基本的な機能や9つの選定ポイントも解説
管理画面の操作性
管理画面の操作性は、無料ASPカートを選ぶ際の重要な選定基準です。管理画面の操作性が優れていると、ECサイトの運営や商品管理、注文処理などがスムーズに行えます。
操作性の良い管理画面は、直感的で使いやすい管理画面を提供します。メニューの整理やアイコンの明確さ、必要な機能へのアクセスの容易さなどが重要な要素です。
また、管理画面の操作性が優れている無料ASPカートを選ぶことで、EC事業の業務効率化や円滑化を実現することができます。
無料のASPカートによっては、無料のトライアル期間を設けていることもあるため、様々な管理画面を触って、操作性の良い無料ASPカートを選定しましょう。
セキュリティ
セキュリティはビジネスの信頼性、法的遵守、リスク回避、継続性、競争力など、多くの側面で重要な要素です。セキュリティの確保はビジネスの成功に不可欠であり、顧客や企業の信頼を築くために欠かせないことから、非常に重要な選定要素といえるでしょう。
具体的なセキュリティの指標として、SSL/TLS暗号化が重要です。無料ASPカートがSSL/TLS暗号化をサポートしているかを確認しましょう。これにより、顧客の個人情報や支払い情報が暗号化され、安全な通信が確保されます。
また、PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard)への準拠も重要です。カートがPCI DSSの基準に適合していることを確認し、クレジットカード情報の保護が適切に行われていることを確認して、セキュリティが確実に確保されている無料ASPカートを選定しましょう。
ECサイトのセキュリティ対策について、詳しく知りたい方は以下の記事を活用してください。
関連記事:ECサイトのセキュリティ対策!セキュリティ事故の種類と対処法を解説
無料ASPカートのおすすめ2選
無料ASPカートの種類は豊富で、どれを選べばいいかわからない方もいると思われます。
以下では、おすすめの無料ASPカートを2選ご紹介します。
BASE

参照:BASE公式サイト
BASEは初期費用や月額利用料は不要で、小規模なオンラインショップの立ち上げたい方におすすめの無料ASPカートです。
BASEの特徴として、管理画面が使いやすいことが挙げられます。
BASEの管理画面はシンプルなデザインとなっており、直感的に管理画面を操作することが可能です。また「BASE Apps」では、機能の追加を平均4クリックで導入を完了することができます。すぐに使える圧倒的なスピード感。優れた機能性を有しており、EC事業の業務を効率化することが可能です。
また、決済機能が豊富なことも一つの特徴と言えるでしょう。BASE導入時、すぐに利用できる「BASEかんたん決済」では、7種類の決済方法があり、ショップを開設してすぐに利用することができます。
その他BASEでは、ネットショップのHTML編集が可能です。よって、細かい部分まで自分でカスタマイズすることができ、独自の世界観を追求することができます。
STORES

参照:STORES公式サイト
STORESはメールアドレスさえあれば、ネットショップが開設でき、誰でも簡単に始められる無料ASPカートです。
STORESの特徴として、デザインテンプレートが充実していることが挙げられます。48種類のデザインテンプレートがあり、その中にはランキング形式や動画埋め込み方のテンプレートも用意されており、自社に商品を掲載するのに最適なサイトデザインを選定することが可能です。
また、主要なSNSと連携もできることも一つの特徴といえます。「Instagram販売連携機能
」を利用すると、自社ECサイトに登録してある公開中の商品が1日1回、自動的にfacebookやInstagramへ連携して公開されます。
また、商品追加やセール価格の反映が即座に行われるため、リアルタイムに近い形で活用することができ、非常に便利な機能になります。
その他、STORESでは、ネットショップを初めて開設する方に向けて、EC事業の成功の秘訣を解説してくれるセミナーなどや、ECサイトに集客支援をしてくれるサポートなど、初心者向けのサポートが整っています。
よって、初心者で学びながらECサイトを運用したい方にとって、STORESはおすすめの無料ASPカートとなります。
その他、無料ASPカートの中にはshopifyといった最初の数日間のみ無料で利用できるASPカートもあります。そのプランを利用して管理画面などを触り、自社に最適な無料ASPカートを選定しましょう。
無料ASPカート利用時の注意点

無料ASPカートは、ネットショップ運営初心者にとっては、最適な選択肢といえます。ですが、長期的な目線でEC事業を考えてる方にとって、無料のASPカートを選定するときは注意が必要になります。
理由として、無料で利用できるASPカートはカスタマイズ性が低いという点になります。無料ASPカートのデメリットの部分で少しお伝えしましたが、サポートや機能に制限があり、限定的です。
そのため、売り上げが順調に伸びていくにつれ、多くのECサイト運営者が「改良したい箇所があるのに手が出せない」という問題に突きあたることになるのです。
個人である程度の収益を稼ぎたい。という要望には無料ASPカートは最適な選択肢ですが、もし、ECサイト運営を長期的に考えている方は、無料ASPカートはサービス制限がついている可能性が高いので、有料のASPカートやフルスクラッチ型のカートシステムを選定することをおすすめします。
ASPとオープンソース型の比較については、下記の資料で解説しています。
長期的なECサイト運営にお勧めなカートシステム
無料ASPカートは、一定のメリットがあるものの、ECサイト運営者を悩ませるデメリットも存在します。
以下では、これらの悩みを解決できるECパッケージサービス、W2株式会社の「W2 Unified」について紹介します。
W2株式会社の「W2 Unified」とは

W2 Unified は、さまざまなネットショップの運営に必要とされる機能が豊富に詰まったECパッケージです。
標準機能のみでも十分に運用できますが、カスタマイズモデルへのシームレスな移行が可能という業界唯一の特徴を備えた製品でもあります。
中長期的な戦略として機能追加が必要になるようなケースでも、成長を止めることなくシステムを拡張していけます。
独自の要望に応えられるクラウドサービスを探している企業はもちろん、無料ASPカートからのリニューアルを考えている個人経営のネットショップオーナーの方にも最適です。
また、セキュリティについても業界トップクラスとなっており、外部試験認証や第三者機関による監査など世界基準の対策が施されています。
高い水準のセキュリティ施策が必要な大手企業にも、数多く選ばれているECパッケージです。
EC開発専業のノウハウでASPとモールの悩みを解消
W2 Unifiedは、クラウドサービスでありながら販促から業務効率化までをカバーする豊富な標準機能を備えています。
一般的な無料ASPカートによくある「独自の機能追加ができない」という課題も、カスタマイズモデルへの移行により解決できます。
システムをカスタマイズする際には、開発力の高さが気になるところです。
W2株式会社には、ECシステム開発専業15年のノウハウと自社内100%完結の開発体制で、精度の高い対応ができるという強みがあります。
また、無料ASPカートのデメリットの部分として「サポートが限定的」と挙げましたが、W2株式会社では、カスタマーサクセスチームによる徹底したサポート体制により。システムの使い方や運用についてなどのご質問などを、すぐに回答できる体制が整っています。
W2 Unifiedの機能
W2 Unifiedは、ただ商品を売るだけの機能をもったカートではありません。
ネットショップの収益向上に貢献する豊富な機能で、集客・販売はもちろんリピーターの獲得までを幅広く支援します。
新規顧客の獲得のために、特集ページなどのコンテンツを活用しているショップも多いでしょう。
コンテンツによる集客効果を高めるには、W2 Unifiedの「自動SEO設定」や「SNS投稿連携」が役立ちます。
また、ショップ内に商品バリエーションやレビューを表示できるのも、カゴ落ちを防止し購入率をアップさせるための重要な機能です。
さらに、おすすめ商品表示やクロスセル・アップセルの提案によって、購買単価の向上も期待できます。
リピーターの獲得には「会員サービス」機能も欠かせません。
W2 Unifiedならポイントやクーポンの発行のほか、会員限定のシークレットセールで店舗の魅力をアピールすることも可能です。
倉庫管理や梱包、発送・運送など、ネットショップにはどうしても人手が必要になる業務も少なくありません。
このような業務を手助けする機能を備えている点も、W2 Unifiedの重要なポイントです。
商品在庫の管理はもちろん、「受注処理オートメーション化」や「同梱設定」、「ユーザー統合(名寄せ)」などの機能によりバックエンド業務の効率化をはかることが可能です。
将来性を考えるならECカートシステムはW2株式会社へ
ネットショップの出店方法には無料でもはじめられるASPや大手ショッピングモールの利用が考えられますが、どちらにしても解決すべき課題が残ります。
ネットショップをビジネスとして成長させていくには、利用するサービスごとの課題を中長期的な視点から捉えつつ、解決していける環境を整えることが重要でしょう。
ECカートの無料ASPに関するよくある質問と回答
質問1: 無料ECカートASPではどこまでの機能が利用できますか?
代表的な無料ECカートASPには、BASE、STORES、Square オンラインビジネスなどがあり、基本的なネットショップ運営に必要な機能を提供しています。
商品登録・在庫管理・受注管理、送料設定、テンプレートによるデザイン、クーポン機能、簡易SEO設定、常時SSLなどが利用可能です。BASEは豊富なアプリ機能が特徴で、STORESはInstagram連携に強く、Square オンラインビジネスは実店舗POSとの連携が優れています。
ただし、商品数や容量、月間PV・注文数に上限があり、独自ドメイン、高度なカスタマイズ、外部システム連携、電話サポートは有料プランでの提供となることが一般的です。
質問2: 無料ASPを選ぶ際の重要な比較ポイントは何ですか?
選択時は手数料・制限・拡張性の3つの軸での比較が重要です。
決済手数料やトランザクション料、振込手数料を含む総コストを想定売上で試算し、商品数・容量・PVの上限を確認します。独自ドメイン対応、テンプレートの自由度、表示速度、SEO機能(メタ編集、サイトマップ生成)の充実度も重要な判断材料です。
将来の事業拡大を見据え、配送・会計・MA連携の可否、データエクスポート機能(CSV・API)、URL設計の柔軟性、特商法・適格請求書対応、サポート体制の質も事前に確認することで、後々の移行コストや機会損失を防げます。
質問3: 無料ASPの制限事項や隠れコストにはどのようなものがありますか?
無料プランでも決済手数料(通常3-4%程度)や売上連動の利用料が発生し、独自ドメイン・メール機能・広告非表示・追加ストレージは別途費用がかかることが多いです。
機能制限により、カート改修やアプリ連携ができず手作業が増加したり、SEO・分析機能の制約でマーケティング活動に支障が出る場合があります。
サポートも有料プランより限定的で、トラブル時の対応が遅れるリスクがあります。事業成長に伴い商品数上限に達したり、より高度な機能が必要になった際の移行を見据え、データ持ち出しの可否や301リダイレクト対応を初期段階から確認しておくことが重要です。