「高度なカスタマイズ技術・圧倒的なサイト構築スピードが決め手」 カートシステム会社選定時に重要視すべき比較軸とは
三ッ輪ホールディングス株式会社
取材にご協力いただいた方
三ッ輪ホールディング株式会社 開発担当 沼田 大介 氏
目的/課題
自社ECサイトを新規構築したい
顧客情報とサイト情報の一括管理ができるECカートを模索
唯一、納期に間に合う開発スピードで対応してもらえるW2 Unifiedを選定
導入効果
受発注業務の自動化により業務工数を大幅削減
CMSのデザイン管理機能活用で、ECサイトの利便性向上
望んでいた様々な情報の一元管理が可能に
1. 業界初オーダーメイド注文が可能な不動産✖️ECサイト
事業内容と業務について伺ってもよろしいでしょうか?
私たち三ッ輪ホールディングス株式会社は、1940年に煉炭製造・石炭販売で創業した三ッ輪産業をはじめとした企業群のホールディングスカンパニーです。現在はガスや電気などのエネルギー供給・販売、防災や省エネに関するエネルギーソリューション開発のほか、環境価値に関するソリューション開発、地方での環境価値創出事業なども手がけています。
今回新規事業として構築したECサイト「PITTARIA」は、賃貸物件に入居される方に向けて、「これまでにないスムーズな引越体験」をコンセプトにした家具・家電販売を行うEC事業です。
不動産管理会社様が保有する間取りや部屋の寸法情報をシステムに連携することで、入居者様が新居の寸法に“ぴったり”合った家具や家電を購入でき、希望した日に受け取ることが可能になります。
2. きっかけは、「世の中にないECサイトを作りたい」
ECサイト構築を検討された背景について伺ってもよろしいでしょうか?
3. 圧倒的なサイト構築スピードが決め手
W2 Unified(旧:w2Commerce)の導入を決めた理由について伺ってもよろしいでしょうか?
W2 Unifiedに決めた理由の1つは、「データ連携」が実現できることでした。
「PITTARIA」は、入居者様のユーザ情報や部屋の設備・間取りなど、不動産管理会社から共有された情報をECサイトにデータ連携する必要があり、ここのカスタマイズがマスト条件でした。
複雑な外部連携でしたが、御社から開発技術があると聞きとても安心しました。
2つ目の理由は、「納期に間に合うスピード感」です。
11月中のサイトオープンに向けて、ECサイトの制作・開発を8月にスタートしました。
まず不動産管理会社に「PITTARIA」を導入してもらい、入居者様に対してサービスを紹介してもらう必要があるのですが、繁忙期になると不動産管理会社が忙しくて検討してもらう時間がなく、プロジェクトを進めづらくなってしまいます。そのため納期を延ばすことはできない状況でした。
他社からは、「データ連携の開発実績がないため6ヶ月は納期が欲しい」と言われていましたが、W2さんには「3ヶ月後の納期までに必ず完成できる」との言葉をいただいたので、すごく心強かったです。
– どのような比較軸で他社様と比較検討されていましたか?
完成までのスケジュールや費用、標準機能などが比較軸としてありました。
他社のECプラットフォームと比較しても、W2 Unifiedの標準機能の多さは圧倒的でしたね。数が多いだけではなく、一つ一つの機能性が良いのも印象的でした。
他社と比べてもレスポンスが早く、打ち合わせの時間内で不明点を解消できることが多かったです。
タイトなスケジュールの中、分かりやすくスピーディーに回答してもらえたことが判断要因になりました。
4. 受発注業務の自動化により業務工数を大幅削減
W2 Unifiedを導入して良かった点について伺ってもよろしいでしょうか?
まず受注ワークフロー機能は素晴らしい機能だなと思います。
受発注やメール送信など定型的な作業は、あらかじめ条件を設定しておけばボタン1つで完了できてしまうので、日次業務の工数を削減することができています。
CMSのデザイン管理機能も利便性が高いですね。
ページ制作の際、希望のレイアウトを選んで組み合わせるだけでページを生成することができます。簡単なメンテナンスをしたい時なども、自分たちだけでWebページの追加・更新ができるので便利だなと思っています。
サポートに関しても、レスポンスの早さは魅力だと思います。質問に対してすぐ回答してもらえるので、次のアクションが取りやすいです。
今後の展望について教えてください。
まず、商材を増やしていきたいです。新生活を始める際、いまはまだ入居者様ご自身で家具や家電のサイズを測ることが一般的ですが、採寸不要でサイズの合った家具家電をスムーズに購入できる世界がつくれるといいなと思っています。
中長期的な目標としては、提携できる不動産管理会社を増やし、サービスを大きくしていくことです。弊社グループ内の、他の事業提携先の課題解決に活用することも検討しています。
ECサイトで商品を販売するだけでなく、+ αでクライアントの課題解決に寄与できるよう、今後もサービスのクオリティ向上に努めていきたいと思います。