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ガクチカ

ガクチカ作成のポイントと実践法

目次
  1. 01|はじめに
  2. 02|ガクチカ作成のポイント
  3. 03|ガクチカ攻略方法
  4. 04|まとめ

1. はじめに

就職活動において、エントリーシートや面接で必ずと言ってよいほど聞かれるのが「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」です。多くの学生が部活動やゼミ、アルバイト、課外活動を題材に選びますが、単に「頑張ったこと」を書くだけでは強い印象を与えることはできません。企業は、そこで培った力や姿勢を今後の仕事にどう活かせるのかを見ています。

2. ガクチカ作成のポイント

まず意識すべきは「論理的な構成」です。回答は「結論 → 取り組んだ理由 → 具体的な行動 → 結果 → 学び・今後への活かし方」という流れでまとめると、読み手に理解されやすくなります。

次に重要なのは課題解決力です。どんな課題を発見し、それを解決するためにどんな工夫や戦略を立てたのかを明確にしましょう。単なる作業の羅列ではなく、「自分なりに考え、行動したプロセス」を伝えることが評価につながります。

さらに、成果の定量化も欠かせません。「売上が増えた」「チームがまとまった」だけでは抽象的です。「売上を前年比120%に伸ばした」「参加者数を前年より50人増やした」といった具体的な数値を用いることで、説得力が大幅に高まります。

また、リーダーシップと協働性の両立も見られるポイントです。必ずしもリーダー経験である必要はなく、メンバーとして周囲を支えたことや、意見の調整役として貢献した経験もアピールになります。大切なのは「自分がどうチームの成果に寄与したか」を明確にすることです。

最後に、学びの整理と再現性の提示が肝心です。経験から得た気づきや成長をどう次のステージで活かすのかを示すことで、採用担当者に「この学生は入社後も伸び続けるだろう」という期待を持たせられます。

3. ガクチカ攻略方法

ガクチカを実際に作成する際は、以下のステップを意識するとスムーズです。

① テーマを選ぶ
自分が本気で取り組んだ経験を選びましょう。学業研究、部活動、アルバイト、インターン、サークル活動など何でも構いませんが、特に「課題を解決した経験」や「チームに影響を与えた経験」が適しています。

② ストーリーを構造化する
「課題 → 取り組み → 工夫 → 結果 → 学び」という一貫した流れを作ります。単なる出来事ではなく、課題を見つけ、解決策を考え、行動したプロセスを描くことが大切です。

③ 定量的な根拠を入れる
成果は可能な限り数字で表現します。売上増加率、参加者数、時間短縮の割合など、具体的なデータを入れることで、主張が客観的に裏付けられます。

④ 成長や今後への活用を語る
経験を通じて得た力が、社会人としてどう役立つかを示しましょう。たとえば「チームメンバーの意見を引き出し、全体最適を意識できるようになったため、今後もプロジェクト推進に活かしたい」といった形です。

4. まとめ

ガクチカは「過去の成果」をアピールするだけでなく、課題解決力・論理性・リーダーシップ・協働性、そして成長意欲を伝えるための場です。エピソードを選び、筋道立てて説明し、成果を数字で示し、学びを未来に結びつける。この流れを意識すれば、どの企業でも説得力のある自己PRができます。

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