
【職種紹介】マーケティング部のお仕事とは?22卒部長にインタビュー!(vol.6)
1. はじめに
今回はマーケティング部の樽澤 寛人さん(22卒)に、W2への入社理由やお仕事内容についてのお話を伺いました!
樽澤さんは2022年に新卒で入社し、現在はマーケティング部部長兼関西支社の拠点長としてご活躍されています。大学生時代に起業経験もあり、たいへん魅力的なキャリアを歩まれていますね!若いうちからのマネジメント業務やマーケティング業務に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください!
この記事では、以下のことが分かります。
- W2のマーケティング部の仕事内容
- マーケティングのやりがいと向いている人
- 先輩社員の就活の軸と入社後ギャップ
- 関西拠点長のキャリアパス
職種に迷われている方は、記事の末尾に他職種のインタビュー記事へのリンクも掲載していますので、併せてご参照ください!
2. ー【学生時代】樽澤さんの学生時代について教えてください
大学では、神⼾⼤学の⼯学部で「SiC(シリコンカーバイド)ナノワイヤ」という、とんでもなく細い”超ミクロの糸”を研究していました。
かなり専門的な内容になるのですが、SiCの表面を少し変えるだけで電気特性が変わるので、この仕組みを活かして、すごく細い電線に何をすれば、電気が一番スムーズに走るか?を研究していました。
学問以外のところでは、体育会サッカー部に所属しながらEC事業を立ち上げました。自社ECサイトの構築から販売戦略の立案・実行まで一貫して手掛け、事業拡大に没頭した日々でした。自分で何かを立ち上げたのはこれが初めてで、当時は朝から晩までPCで作業をしていてかなり大変でしたが、今思うと非常に貴重な経験でした。
正解が分からない中でも前に進み続けていたので、毎日がとても充実していましたし、その時に初めて“マーケティング”というものに触れ、その領域に惹かれました。
ただの平凡な大学生だった私が、マーケティングの力を使って事業を想定以上の規模まで伸ばすことができたという経験が、私の人生の転換点になったと思います。この起業経験が、今のマーケティング業務にも大きく活かされています。
3. ー【入社理由】W2に新卒入社された理由を教えてください
学生時代にEC事業を展開していたので、まずは事業内容に親和性を感じました。そのうえで、若手の裁量権が大きいことと、面接や面談で関わった社員さんの人柄の良さに惹かれ、入社を決めました。この3点に関しては、入社後のギャップもありませんでした。
ギャップがあった点をお伝えすると、研修期間は思っていたよりも早く終わらせることができて、すぐに実践に入れたところです。座学でじっくり、というより業務を通してスキルアップしていく環境でした。
また、関西支社の立ち上げ時期に入社したので、小さなことまで全て自分たちで作り上げていくイメージを持っていたのですが、実際は既にきちんとした体制ができている状態でした。0から仕組みを作っていくのも貴重な経験として捉えていたので、少し寂しさもありましたが(笑)。
そのほか、特にいい意味でギャップだったのは、多国籍で多様な文化や価値観を持っている人が非常に多いところですね。今でも毎日が刺激的で、学びの連続です。
4. ー【キャリア】では、入社されてからはどのようなお仕事をされていますか?
まず、現在の業務内容についてお話しします。
現在は、5つのプロダクトの事業戦略構築やマーケティング戦略の立案~実行を幅広く担当しています。
具体的には、市場調査・競合調査・データ分析から始まり、オンライン・オフラインマーケティング業務全般を管掌しています。
施策の具体例でいうと、
- 広告運用(リスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告)
- SEO対策(制作ディレクションや内部・外部施策)
- HP・LP制作ディレクション(成約率最適化)
- MA・CRMを活用したシナリオ設計・リードナーチャリング
- メディアプランニング(メディア調査から出稿)
- 外部の取材対応
- コンテンツ制作(ホワイトペーパーや事例記事など)
- ウェビナーの企画、登壇、メールマガジンの作成・配信
などがあります。
これでもまだ一部ですが、いわゆる”マーケティング施策”を、私を含めたマーケティング部全体で推進しています。
そんな現在に至るまでのキャリアステップをご紹介します。
新卒入社時代~チームリーダー時代
入社当初、マーケティングチームは私を含めて2名しかいませんでした。そのため、広告やMA/CRMツールの運用など、上記のマーケティング業務を幅広くゴリゴリとこなしながら経験を積みました。少数精鋭だからこそ、様々な業務に携われたのは大きな財産です。
その後、マーケティング部の人数も増えて、チームリーダーを任されました。この時期は、チームのKPI達成のために、自分も実務をこなしながらメンバーの育成やマネジメントを担当していました。正直かなりのハードワークでしたが、この時期にマネジメントの基礎を学べたことは貴重な経験になりました。
部長・拠点長時代(現在)
マーケティング部のKPI(重要業績評価指標)だけではなく、会社全体のマーケティング戦略構築や部署を横断した施策の取り組み、経営チームでの全社戦略にも裁量を持って参画するようになりました。より大きな視点でビジネスを捉える機会が増え、やりがいも大きくなっています。
拠点長としては、主に支社メンバーとの1on1、支社の風土文化の形成、新卒へのフォローアップなどを行っています。
少しだけ支社のことを紹介をすると、関西支社は2021年に立ち上がり、毎年10名以上の新卒が入社してくれています。2025年4月時点で50名を超える組織になりました。
マーケティング、エンジニア、CS、PLなど多様な職種のメンバーが揃っており、横断したコミュニケーションが取れるのが関西支社の魅力ですね。多様な価値観や文化を持つメンバーが多いので、非常に面白い会社だなと思っています。
最近では、新卒1年目が爆速で成長できるよう、彼らが知りたいトピックを中心とした勉強会も開催しています。
ちなみに、プライベートでも毎週関西支社のメンバーとサウナに行ったり、一緒にご飯を食べに行ったりと、チームワークやフラットな関係の構築を大切にしています。
休日はカフェに行って一人時間を過ごしたり、家族と時間を過ごしたりしてリフレッシュしています。
入社してから今までで、最も印象的だったお仕事はなんですか?
入社してから最も印象的だったのは、「Unified Shift 2024」というオンラインカンファレンスを完遂したことです。当日は600名を超える申し込みがあり、業界でも著名な方々をお呼びしたイベントでした。初めての経験が多く、とても学びのある業務でした。
5. ー【やりがい】お仕事のやりがいを教えてください
マーケティングの醍醐味は、実施した施策が明確な数値として結果に表れることです。
広告のクリック率が改善した、CVRが向上した、リード獲得数が前月比150%になったなど、自分の工夫や改善が数字でハッキリと見えるのは本当に面白いです。
特に、受注につながるリード獲得が私たちのKPIの1つであり、マーケティング部のパフォーマンス次第で会社の新規売上がある程度決まってしまうので、会社の成長エンジンの一翼を担っているという実感が湧きます。
また、マーケティングは「仮説→実行→検証→改善」のサイクルが早く回せるのも魅力です。例えば、新しいランディングページを作って効果測定をし、結果を見てすぐに次の改善案を試せる。このスピード感とPDCAの回転の速さが、日々の成長実感に繋がっています。
さらに、自分が企画したウェビナーに多くの人が参加してくれたり、作成したホワイトペーパーがたくさんダウンロードされたりすると、「価値あるコンテンツを提供できた」という充実感も得られます。
数字だけでなく、お客様からの反響や感謝の声を直接聞けることもあるので、マーケティング施策が実際のビジネス課題解決に役立っているという手応えを感じられるのも大きなやりがいです。
6. ー【適性】そんなマーケティング部に向いている人の特徴を教えてください
マーケティング業務は左脳を使ってロジカルに考えることが求められる一方で、セミナーやイベントなどの企画を考える時は右脳を使って面白いアイデアをひらめくことが求められます。この両刀を扱うことに興味があるにはぴったりの職種だと思います。
他にも、自身の市場価値を高めていきたいと思う人も向いていると思います。
コロナ禍による認知・営業のオンライン化、国単位でのDXの推進により、今まで マーケティング部がなかった企業が自社にマーケティング思考を取り入れようと動いています。新しいポジションに対して経験のある人材が不足している状態で、まさに売り手市場(働き手有利)な状況です。BtoBのマーケティングができる人は、非常に市場価値が高いですよ。
なにより、W2のマーケティング部は経験できる業務の量と種類が多いので、上記のような思いがある方とはぜひ一緒に働きたいですね。
7. ー【求める人材】今の若手社員を見て、W2で活躍する人の特徴があれば教えてください
W2では、まず素直であることが重要かなと思います。
先輩から教わったことをすぐに実践したり、とりあえずやってみる姿勢がある人は成長が早いです。
過去の経験や価値観が今の自分を作っていますし、過去の産物として出来上がった今の価値観が未来の自分を作るので、学んだことを自己判断で拒むのではなく、一旦吸収して実践に落とし込むことが大切だと思っています。
次に相手の期待に120%で応えようとする意識があることです。
ビジネスは価値を提供してその対価をもらうものなので、仕事でも同様に相⼿の期待値を超えて価値を提供していれば、昇給や昇進という形でそれ相応の対価をうけることができると思っているので、ビジネスの原理原則から考えてもこの姿勢は本当に重要だと思います。
8. ー【目標】最後に、仕事における今後の目標を教えてください!
W2という会社とサービスの価値をもっと世の中に届け、それらを業界の“当たり前”として認知される存在にすることです。
また、拠点長として、メンバー全員が心身ともに健やかに働ける、ウェルビーイングを実感できる組織を作っていくことも目標です。
まだまだ学ぶ姿勢を忘れず、会社と一緒に成長していきたいと考えています!
9. おわりに
いかがでしたか?今回は、マーケティング部の樽澤 寛人さん(22卒)にお話を伺いました。
学生時代からEC事業に携わり、業務とマネジメントを高度に両立されているお姿が非常に魅力的でしたね!
W2には、樽澤さんのように裁量権を持って成長し続けたいという、向上心のある社員が多く入社しています。この社風に共感いただける方は、ぜひW2で自分のキャリアを描いてみませんか?
ご連絡をお待ちしております!