
【役員紹介】役員が語る!~キャリア形成とW2の魅力について~(Vol.1)
1. はじめに
今回は、W2の女性役員である吉村 絵里香さんに、ご自身のキャリア形成とW2の魅力についてインタビューを行いました!新卒の就活、転職、個人事業主を経て執行役員に就任した経験から、吉村さんが学生に伝えたいことを発信します。
この記事では以下のことが分かります。
- 女性役員のキャリア
- 役員から見たW2の魅力
- 役員が考える今後の目標
これからのキャリアで起業や執行役員への就任を目指している方はもちろん、W2の魅力を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
【経歴】吉村さんのこれまでの経歴を教えてください
2003年に慶應義塾大学を卒業し、新卒で日本IBM(以下IBM)に入社しました。就職活動では日系、外資系、業界などを問わず、大手企業や有名企業を中心に受けていました。今思うとミーハーな就活をしていましたね(笑)。
数社内定をいただいた中で、最も心惹かれたIBMに入社し、財閥系製造業界のアカウント営業や企画業務を担当したこともありました。
その後、IBMでの経験から、英語系のサービスを提供する個人事業主として独立しました。
IBMでは昇進のためにTOEICのスコアが必要で、当時の上司たちも必死で勉強をしていました。それを見ていて、より効率的に点数を取る勉強法があると考え、休日に独自の学習カリキュラムを作り始めたのが独立のきっかけです。それがある程度形になったことで、個人事業にチャレンジしました。
個人事業主時代には、経営の厳しさや求められるレベルの高さを学びました。営業、カスタマーサポート、経理など、全ての業務を一人でこなした経験はかけがえのないものですが、同時に一人でやることの限界も感じました。
次第に大きな組織でより大きなことを成し遂げたいと思うようになり、その当時の自身の経験やスキルと最も合致していた、リクルートマネジメントソリューションズに入社しました。
そこでコンサルタントとして経験を積んだ後、もう一度転職活動をして、2015年にW2に入社しました。
【入社理由】様々な経験を積んだうえでW2に入社した理由を教えてください
まず転職活動をした理由は、それまで自分がしてきた経験を活かし、私自身の力で所属する組織を発展させていきたいと考えたからです。IBMでの営業と企画の経験、個人事業主としての経営知識、リクルートMSでのコンサルティング経験を、経営チームの近くで総合的に発揮したいと思いました。
当時の転職活動の軸は、会社のビジョンに共感できるか、というものでした。これからのキャリアの全てを転職先に捧げる覚悟だったので、「この会社で、この人と働きたい」と思えるかどうかがとても重要でした。
転職活動をするうちに「eビジネスに関わる全ての人を幸せにする」というミッションを掲げるW2と出会い、CEOの視座の高さや価値観に感銘を受けました。金銭的な利益を最優先する経営者も多いなか、顧客の幸せを追求する姿勢に惹かれ、最終的に入社を決意しました。
W2には社長室のメンバーとして転職した後、執行役員に抜擢されました。
【目標】仕事における今後の目標を教えてください
現在ボードチームの一員として仕事をしており、今後は、W2の日本オフィスで経営推進をした経験をもとに海外展開にも貢献していきたいです。
具体的には、現在海外の拠点は2つあり、これからどんどんASEAN、英語圏へ拡大していきます。
ターゲットや決済・物流の仕組みなども異なる中で、海外市場に挑むことは、チャレンジでもあり、楽しみでもあります。
W2が世界にインパクトを与えられる会社になるために、日本でも海外でも活躍していきたいです。

【W2の長所】入社されてみて、W2の気に入っている点を教えてください
メンバーの成長意欲と、それを支える企業体制が気に入っています。
W2と大企業の違いは、リーダーポジションの空き具合です。事業の拡大に伴ってポジションが増えていくため、W2には若手が挑戦できる役職が多くあります。年功序列ではなく、入社した年から目指せるポジションがある、というのは非常に大きな強みです。
全体的に若い企業なので活気もありますし、組織も社員も常に変化して上昇している会社です。その雰囲気がとても好きです。
また、W2では年齢も性別も関係なく、実力で評価をもらうことができます。社員の意欲向上にも繋がるので、そこも良い点ですね。
【改善点】では、これから改革していきたいと思うところはありますか?
改革していきたい、とは少し異なるかもしれませんが、W2はまだまだ規模の小さい組織です。MVV(Mission, Vision, Value)を実現するためには、世界へのインパクトを出せる規模まで拡大する必要があります。
山田CEOをはじめとした全ての社員も、MVVを常に意識し、日々体現して、お客様に価値を創出しています。
企業規模が拡大する過程では、組織体制や運用規則を都度改革することが求められるでしょう。そういった部分で適切に対応することも含め、より変化に強く競争力がある会社にしていきたいです。
【求める人材】これからのW2に必要なのはどんな人ですか?
成長意欲がある人と、素直な人に入社していただけたら嬉しいです。
W2には全社的に成長意欲のある社員が多いですし、そのような人にとっては非常に充実した環境があると思います。W2の役員の席は社内を見渡せるように配置されているのですが、実直に目の前の仕事に取り組んでいる人はやはり目に留まります。
「素直な人」というのは、物事に誠実に向き合う素直さももちろん重要ですが、先輩やお客様からもらう意見やアドバイスを、すぐに取り入れて試してみることが大切です。まずやってみる、という気持ちがある人は仕事が円滑に進みやすいですし、そのマインド自体が成長に繋がります。
新卒では分からないことも多いと思うので、ぜひ素直に多くのことを学んで、ご自身の力を伸ばしてほしいです。
【就活アドバイス】就活生が大切にするべき考え方を教えてください
ひとりひとり価値観は違いますし、求めることも違うとは思いますが、何事も覚悟を持って取り組むことが大切です。
中途半端だと、後から環境や他社に対する不平不満が出やすくなります。周りのせいにして自分の成長を止めてしまう要因にもなりますから、それはとても勿体ないことです。
後悔をなくすためには、自分の選択を自分で正解にする、というような覚悟が必要だと考えています。
【就活アドバイス】学生時代にやっておいた方がいいことを教えてください
絶対にやっておかなければならないことは特にありません。ただ、学生のうちからIT知識、英語力、会計知識の基礎を持っておくのは良いと思います。
社会に出てからは、これらの知識をどう活かしていくかというのが大切になります。もちろん社会に出てから実践的に学べることも多いですが、基礎基本ができていれば新しい知識の吸収率も変わってきます。
成長スピードを速めて社会人としての初動を成功させるために、これらに多少なりとも触れておくのは有用な手段です。
ただ、学生時代にしかできない経験というのもあります。長期間の旅行など、今しかできないことには全力で取り組んでほしいと思います。それがご自身の視野を広げることにもなりますし、思いがけない貴重な経験ができることもあります。
学生という立場を楽しんでおくのも、とても大切なことです。
【就活生へ】最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします!
新卒での就活を振り返ってみると、上手くいかずに泣いたこともありました。面接で手ごたえがあっても落とされたり、志望度の高いところに思いが届かなかったりして、落ち込みました。
みなさんも就職活動の中では悔しいこと、悲しいことがあると思いますが、それらは全て人間を大きくするための糧になります。乗り越えてきた今では、笑ってそう思えます。
ぜひこれからの人生への覚悟を持って、納得のいく決断をされてください。
これから嫌なこともあるでしょうが、未来を担うみなさんに前向きに頑張ってほしいと心から願います。
