
【役員紹介】役員が語る!〜W2創業メンバーのキャリア〜(vol.3)
1. はじめに
今回は、W2の役員である落合 雅浩さんに、ご⾃⾝のキャリアや就活⽣への思いについてお話を伺いました!落合さんは現在取締役CTO(最⾼技術 責任者)として、主にW2のエンジニアリングに関わる箇所でご活躍されています。その他にも、社内でワイン会を開催するなど、職場が楽しくな るような取り組みも積極的に企画されています。
W2の⾼い技術⼒を⽀えるキャリアを振り返り、落合さんが新卒の学⽣の皆さんに伝えたいことを発信します!
▼この記事では以下のことが分かります▼
- W2創業メンバーのキャリア
- 取締役が考えるW2に必要な⼈材
- 就活⽣へのアドバイス
これからのキャリアで起業や執⾏役員への就任を⽬指している⽅はもちろん、取締役が考える就職活動の軸に興味がある⽅は、ぜひ最後までご覧ください!
2. ー【学⽣時代】落合さんの学⽣時代について教えてください。
パソコンに初めて出会ったのは、1990年ごろ、私が中学⽣の時です。友⼈宅に、当時はまだ珍しかったパソコンが置いてあり、そこから興味を持ち ました。
私の家にはパソコンがなかったため、新聞配達のアルバイトをしてお⾦を貯め、なんとか購⼊した記憶があります。 ゲームをすることが主な⽤途でしたが、この頃には「将来これを仕事にしたい」と漠然と考えていました。
そんな中学時代を経て、地元の進学校である福岡県⽴修猷館⾼校に⼊学し、電脳研究同好会というサークルに所属しました。1993年当時、パソコン系の部活はまだ存在しない時期でしたが、この同好会で初めて本格的に(?)プログラミングを体験することができました。その他にも、パソコン通信で⼤学⽣や社会⼈の⽅と交流するというような活動もしていましたね。
その後もパソコンへの興味は変わらず、上京して東京電機⼤学の情報通信⼯学科を卒業しました。
学校のこと以外で印象深いのは、ファストフード店やホテルなど、さまざまな場所でアルバイトをしたことです。激務なものもありましたが、⾃分が進む業種以外の仕事を経験できたことは、学びになって⾯⽩かったです。
3. ー【経歴】では、社会⼈としての経歴を教えてください
⼤学在学中にはパソコン以外に⾳楽も好きだったため、ホームオーディオ、カーオーディオを⼿掛けるKENWOODのエンジニアリング会社に、組み込み系のエンジニアとして新卒⼊社しました。
最初に配属された研究開発チームではタッチパネルのハードディスク⾳楽プレイヤーの試作を担当し、JavaWorldという雑誌にその製品が掲載されるという経験をしました。iPodなどの製品がまだない時期でしたので、⾰新的な開発に携わることができたと⾔えます。その後はカーナビゲーションの開発も担当しました。
2社⽬はWEB系の会社に転向し、10⼈規模のベンチャー企業に⼊社しました。ここでWEB開発の経験を積み、このとき直属の上司だった⼭⽥さん(現‧W2代表取締役CEO)に誘われてW2の⽴ち上げに参画することになりました。
現在では、全社のエンジニアリングに関わる箇所を統括し、本部の運営に携わっています。現場の作業にも少し⼊っています。
4. ー【起業理由】W2の⽴ち上げに参画された理由を教えてください
2社⽬では⼭⽥さんと⼀緒にパッケージベンダーに出向していたのですが、そこでの業務を通して「私たちならもっと良いものが作れる」という話が持ち上がりました。それが起業のきっかけです。
それに加えて、単純にゼロから組織を⽴ち上げていく、というのがとても楽しそうに思えたことも⼤きな理由です。当時の私のような「楽しそうだからやってみる」というマインドは、今でもW2の社員たちに受け継がれていると思います。
当時は3名で始まったW2ですが、今では⼤きくなったな、と感じています。
5. ー【キャリア】就活で⼤切にするべき姿勢を教えてください
就活では、⾃分が本当は何をやりたいのか、というところを深く考えることが重要です。
私の場合は何かしらコンシューマー向けのシステムに関わりたいと考えていたので、オーディオメーカーから始まり、今はECサイトの構築に携わっています。⾃分が根本的にやりたいことや楽しいと思うことは、基本的にあまり変わらないと思います。
ちなみに私は就活⽣だったころ、当時⾃分が好きだったCDを近所の家電量販店に持って⾏って、どこのサウンドシステムが⼀番良いと思ったか、という観点で受けるメーカーを絞りました。他⼈からの情報はあまり当てにしていなかったので、⾃分の感覚を⼤切にしました。
6. ー【W2について】落合さんから⾒て、W2はどんな会社ですか?
若くて優秀なメンバーが多く在籍していて、オープンフラットで活気がある会社だと思います。私⾃⾝、W2のそんな雰囲気が気に⼊っています。
成⻑意欲がある社員たちがいて、年齢や性別に関係なく実⼒が評価される環境があることは、とても魅⼒的です。
しかし、海外展開や市場でのシェア率などを鑑みると、会社のやりたいことが100%達成できている状態ではないと感じています。W2の役員として、やりたいことを100%、120%実現できるようにしていきたいです。
7. ー【求める⼈材】W2に必要だと思う⼈の特徴を教えてください
W2に限らず、社会では「⾃⾛できるか」ということが⼤事だと思っています。
これは、決して⾃⼒で何でもできるようにならなければいけない、ということではありません。分からないことや困ったことがあったときも、周りの⼈やツールを活⽤しながら、前に進んでいけるかということを意味しています。
指⽰されないと何もできないというのではなく、やるべきことが分からない時には⾃ら他の⼈とコミュニケーションを取って、成果を出すために⾏動できる⼈がW2に来てくれると嬉しいです。
そういう⼈は、会社にとって必要な⼈材なのはもちろんですが、本⼈も楽しんで仕事ができるのではないかと思っています。
8. ー【メッセージ】最後に、就活⽣に向けてメッセージをお願いします!
就職活動は⼤変だと思います。悩まれている⽅も多いでしょうが、⻑い⼈⽣がそこで決まってしまうわけではありません。
キャリアを形成するうえで⼤切なのは、積み重ねることです。やりたいことが明確であってもそうでなくても、様々な経験を積み重ねることで、より良いキャリアが実現していきます。
企業選びに悩みすぎず、「どこに⼊ってもしっかり成果を出す!」という気持ちでいるのがいいのではないでしょうか。何事も経験ですから、ぜひ⾊々なことを吸収して、成⻑していってください。応援しています。