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W2 Unified

“1.5人分の作業工数を削減” W2 Unified 導入後に実感した業務改善とは

株式会社 加賀麩不室屋

取材にご協力いただいた方

株式会社加賀麩不室屋 営業部 村田 淳平氏

目的/課題

システム老朽化に伴いECサイトリニューアル

オフラインとオンラインの顧客データ管理が別々なことによる業務工数課題

EC機能の豊富さと事業を伴走してもらえる体制からW2 unifiedを選定

導入効果 

社内作業の自動化で業務工数87%削減

お客様の注文・問い合わせ一括管理で対応スピード向上

カート投入URL機能活用で顧客の利便性向上

目次
  1. 01|システムの老朽化による課題を解決したかった
  2. 02|W2は単なるシステム提案ではなかった
  3. 03|コロナ禍で活きたシステム切り替えの効果とは
  4. 04|『1.5 人分の作業工数を削減』 W2 Unified 導入後に実感した業務改善とは
  5. 05|「W2 Unifiedと共に狙う今後の展望について

1. システムの老朽化による課題を解決したかった

加賀麩不室屋では、電話などのオフラインでの注文が多くある時期からシステムを導入していた。しかし、スマートフォンの普及が広がってくるにつれて、システム上のスマートフォンへの対応ができないことやオフラインのお客様とオンラインのお客様のデータ管理が別々になってしまうなど課題が生じてきた。

そこでECシステムの提案を何社か提案をもらい、ECサイトの切り替えを検討していた時期を村田氏はこう振り返る。

「ECシステムは大きいお買い物でしたので、いきなり1社様でやるって言うのは正直怖かったです。そこでまず何社様かとお会いしました。しかし、ご提案いただいたものはもう全部できてしまっているという感じでした。」

そんな中、システムを決めた要因の一つを村田氏はこう語る。

「EC構築を始めたらずっと長い間お付き合いしていくことになるので、要件や課題のクリアだけでなく、その担当の営業さんだったり、チームの皆さんとどれくらい信頼関係が築けるのかなっていうところも決める要因の一つでした。」

2. W2は単なるシステム提案ではなかった

W2さんに決めた要因の一つとして、うちが気づいていない課題に対して、『こういったことができますよ』、『このような方法がありますよ』、『EC業界では今こういう感じなんですよ』ってご提案をいただいたことや、今使わないかもしれないけど、いずれ使うかもしれない機能がたくさんまだ残っていたというところも選んだポイントですね。

また、オフラインのシステムをメインでやっていると、どうしてもアプローチしにくかったりとか、お客様によっては電話で買ったりネットで買ったりっていう方もいらっしゃったので、そこは統一で管理できるのがいいなというところもポイントでしたね。

3. コロナ禍で活きたシステム切り替えの効果とは

加賀麩不室屋では百貨店を中心に商品を展開しているが、2020年4月からのコロナ禍による緊急事態宣言のため、百貨店が閉じてしまい商品を出すことができなかった。
そこでオンラインでの注文比率が多くなった際の出来事を村田氏はこのように振り返る。
前のシステムのままだったら急な受注増加に人手が足りず、もう簡単にパンクしていたと思うのですが、W2 Unified 導入後の3年間で、システムの運用に改善を重ね続けたこともあり、緊急事態宣言の期間で注文が増えた際も、臨時でスタッフを増やさずに対応できたことでシステムの利便性を実感しました。

4. 『1.5 人分の作業工数を削減』 W2 Unified 導入後に実感した業務改善とは

― 「W2 Unified」導入後に、前のシステムと比較して感じたことを村田氏はこのように語る。
導入前と導入後で、作業効率が格段に変わったと言うことは現場の方から伝え聞いていて、ワークフロー機能を活用したり、自分たちでカスタマイズしたりだとか、うまく最初は作るのに苦労していたみたいなのですけれども、慣れてくると今まで結構かかっていた作業がボタン一つで終わるようになったとかで、すごく業務改善されていて、繁忙期でも以前に比べて残業が出なくなってきている部分はありますね。
実際に雇用するスタッフも1.5人分は削れていると、村田氏はシステムによる業務効率化を感じている。さらにECサイトにおけるフロント画面に関しても、村田氏がこのように感じている。
前のシステムですと、フロントの画面とかも自分たちで触れる部分が非常に少なくて、バナー一枚変えるにも業者さんの方に連絡取ってやっていただくことを繰り返していたのですが、W2 Unifiedはある程度自分たちでも触れるシステムでしたので、出したい時に出したいものが売れるっていう、そのタイムラグがかなり解消できたところは内側としてはかなり変わったところですね。

5. 「W2 Unifiedと共に狙う今後の展望について

150年以上、地元のお客様にも支えられており加賀麩不室屋では、今まで受け継いできた伝統や看板を守りつづけている。 現在では実際に加賀麩を食べることができるカフェをオープンしており、コロナの影響が出る前では、地元の小学生が集まるイベントなどでお麩に関する食文化を広める活動にも積極的に取り組んでいる。

地域への貢献もしている加賀麩不室屋について、今後の事業や通信販売についても村田氏はこのように語る。

「加賀麩不室屋では、昔からあるこの金沢のお麩という食材を、ただモノを売るのではなく、金沢ではお麩を使ったこういった食べ物を食べる文化がしっかりとあるという所も含めて広めていくことに邁進しています。そして、オンラインではGoogleやYahoo!などの検索エンジンで調べない世代がこれから徐々に増えてくるため、そこの世代に対しても誘導できるような仕組みづくりができたらなと思っています。」

最後に村田氏はW2のサポートチームに対してもこう語ってくれた。

「本当に導入当初からなのですけれども、課題に対して親身になって考えてくださっており、 私達はどうしても加賀麩の製造・販売を生業にしている会社なので、あまりECのことが詳しくない部分がすごくあるのですけれども、噛み砕いて教えていただけたりもするのでそこはありがたいです。 また、私達は通信販売事業を主体でやっているところではないので、新しい機能などの提案はぐいぐい来ていただければと思います。」

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