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ECサイトの利用規約について必ず知っておきたい作成方法

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ECサイトの利用規約について必ず知っておきたい作成方法

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  • ECサイトの利用規約ってどう作ればいいの?
  • 最低限押さえておくべきポイントを知りたい

これから利用規約を作るにあたり、このような悩みを持つEC担当者は多いのではないでしょうか。

ECサイトを運営するうえで、利用上のルールを明記した「利用規約」の作成は必須です。

そこで本記事では、ECサイトの利用規約に必要な項目や作り方を紹介します。

1,000社以上の導入実績に基づき、ECサイト新規構築・リニューアルの際に事業者が必ず確認しているポイントや黒字転換期を算出できるシミュレーション、集客/CRM /デザインなどのノウハウ資料を作成しました。
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この記事の監修者

この記事の監修者
樽澤寛人 マーケティング部 部長

神戸大学在学中にEC事業を立ち上げ、自社ECサイトの構築から販売戦略の立案・実行、広告運用、物流手配に至るまで、EC運営の全工程をハンズオンで経験。売上を大きく伸ばしたのち、事業譲渡を実現。
大学卒業後はW2株式会社に新卒入社し、現在は、ECプラットフォーム事業とインテグレーション事業のマーケティング戦略の統括・推進を担う。一貫してEC領域に携わり、スタートアップから大手企業まで、あらゆるフェーズのEC支援に精通している。

目次
  1. 01|ECサイトの利用規約に必要な項目
  2. 02|ECサイトに利用規約が必要とされる理由
  3. 03|ECサイトの利用規約の作成方法
  4. 04|まとめ:ECサイトの利用規約は慎重に作成しよう
  5. 05|ECサイトの利用規約に関するよくある質問(FAQ)

ECサイトの利用規約に必要な項目

ECサイトの利用規約には、載せておくべき項目が存在します。

ほかの種類のサイトにも記載されるものも含まれますが、以下の項目は必ず載せておくべきでしょう。

▼ECサイトの利用規約

〇項目
・特徴(主にどのようなことを書くべきか)

〇利用登録
・利用登録に関する虚偽や違反を行なった結果起こった問題はすべてユーザーの自己責任になる点
・利用登録をしたということは、この利用規約もしっかり読んで納得したということになり、いかなる理由においてもこの利用規約に準じた対応で了承するという証になる点

〇売買契約
・ECサイト側とユーザー側の売買に関して契約が解除になる事由
・商品の所有権はどのタイミングで引き渡しされるか
・売買契約が成立するタイミングはいつか

〇禁止事項
・ECサイトを利用するにあたり、どのような行為が禁止事項にあたるか
・禁止事項に触れる行為にあてはまった場合の対処方法について
※禁止事項の例※
・なりすまし
・不正アクセス
・公序良俗に反する行為
・著作権、商標権に侵害する行為
・サービスの妨害
・情報の漏洩
・反社会的勢力に関与しているか否か

〇利用規約の変更
・利用規約はユーザーに通知なく変更する可能性がある点
・規約の変更後にユーザーがサービスを利用した場合は変更に同意したとみなす点

〇個人情報
・登録した際の個人情報はほかに漏れない、適切に取り扱うと約束

〇サービス内容の変更
・サービスの変更もユーザーに通知なく行なうことがある点
・この変更で生じたユーザーへの不利益に関して企業側は一切の責任を負わないという点

〇著作権・知的財産権
・企業側で使われている写真や画像、イラスト、オリジナルメロディーなどはすべて企業側に権利があるため、二次利用は不可能であるという点

〇退会
・登録者は所定の手続きを行なえばいつでも退会が可能である点

〇返品、交換、返金
・どんな場合に返品、交換、返金が可能なのか

〇受注、配送、決済
・受注から決済までの流れ
・在庫切れや悪天候の場合の対応について
・配送先によって配送料が変わるのかなど

ECサイトに利用規約が必要とされる理由

ECサイトに利用規約が必要とされている理由は、主に以下の5つです。

  • 利用規約は、ユーザーとの契約書になるため
  • モンスターユーザーとのトラブルを回避するため
  • ユーザーに被害があった場合の対処を載せておくことで、安心を得るため
  • ユーザーと企業側のリスクを回避するため
  • あらかじめユーザーに合意してもらうため

利用規約にはユーザーと企業側(ECサイト開設側)の両社にとって不利益になるようなトラブルが生じないために作られています。

特にECサイトはネットショップと呼ばれているくらいですから、金銭的なトラブルや商品に関する問題が多くあると考えられるでしょう。

ただもしトラブルに巻き込まれても、利用規約にそのトラブルに関する対処法が書かれていればお互いにそれに準じて行動をするしかなくなるのです。

つまり、利用規約はユーザーと企業側(ECサイト運営側)とのトラブルや問題をスムーズに解決させるためのものと言えます。

ECサイト構築/リニューアルする際の注意点について、詳しく知りたい方は以下の記事を活用してください。

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これ一冊でEC事業を成功に!
ECサイト構築77のチェックリストと失敗を回避できる100のポイント
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ECサイトの利用規約の作成方法

ECサイトの利用規約の作成方法は以下の2つです。

  1. ほかのECサイトの利用規約や、ひな形を参考に作成
  2. 利用規約作成代行に依頼する

それぞれどのようなメリット、デメリットを持つのか詳しく見ていきましょう。

1.ほかのECサイトの利用規約や、ひな形を参考に作成

上述したようにECサイトには必ず利用規約が載っており、同じようなサイトを作成するのであれば載せるべき項目を真似て作成することも可能です。

またフリー素材として利用規約を雛形として載せているサイトもあります。

それらを参考にしながら作成することで作成代行会社に依頼するよりも金銭的なコストがかかりません。

ただし、ほかのECサイトの利用規約をすべてコピーすることはしてはいけません。 サイトによっては著作権侵害になる可能性がありますし、ECサイトによって独自の規約を設けていることもあるのです。

雛形も同様で、そのまま使用してしまうのはおすすめしません。なぜなら多くの雛形は、あくまで必要最低限の項目を載せているだけなので不備が発生する可能性があります。

あくまで参考程度にし、文章は自身で考えるようにしましょう。

2.利用規約作成代行に依頼する

上述したようにECサイトには必ず利用規約が載っており、同じようなサイトを作成するのであれば載せるべき項目を真似て作成することも可能です。また、フリー素材として利用規約を雛形として載せているサイトもあります。

それらを参考にしながら作成することで作成代行会社に依頼するよりも金銭的なコストがかかりません。ただし、ほかのECサイトの利用規約をすべてコピーすることはしてはいけません。

サイトによっては著作権侵害になる可能性がありますし、ECサイトによって独自の規約を設けていることもあるのです。雛形も同様で、そのまま使用してしまうのはおすすめしません。

なぜなら多くの雛形は、あくまで必要最低限の項目を載せているだけなので不備が発生する可能性があります。

あくまで参考程度にし、文章は自身で考えるようにしましょう。

まとめ:ECサイトの利用規約は慎重に作成しよう

改めて、本記事の内容をまとめます。

  • トラブル防止やスムーズな問題解決をするうえで利用規約は必須
  • ECサイトの利用規約には、必ず入れておくべき項目が数多くある
  • 他ECサイトの利用規約やひな形を参考にするのもアリ

ECサイトの利用規約は、ユーザーだけでなく運営者を守る役割があります。双方が安心して売買できるよう、規約内容をしっかり精査しなければなりません。

トラブルが発生してから後悔しないためにも、利用規約は慎重に作成を進めていきましょう。

なお、EC事業を立ち上げるには利用規約の他にもやるべきことが数多くあります。

以下のお役立ち資料ではECサイト構築チェックシートについて詳しく解説しています。是非合わせてご覧ください。

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ECサイトの利用規約に関するよくある質問(FAQ)

Q1. ECサイトに利用規約はなぜ必要なのですか?

A1. 利用規約は、サイト運営者と利用者(顧客)の間でトラブルを防ぐための「契約書」のような役割を持ちます。購入条件・返品対応・禁止行為などを明記することで、誤解やクレームを防止し、法的なリスクを軽減します。特定商取引法や個人情報保護法と併せて整備することが重要です。

Q2. ECサイトの利用規約にはどんな内容を記載すべきですか?

A2. 主に「会員登録」「商品購入」「支払い方法」「配送・返品」「禁止事項」「免責事項」「著作権」「個人情報の扱い」などを記載します。特に定期購入やサブスク型ECでは、契約更新や解約条件を明確に記す必要があります。ユーザーが理解しやすい表現で公開するのが理想です。

Q3. 利用規約を作成する際の注意点はありますか?

A3. 他社のコピペは避け、自社の販売形態・商材・運用ルールに即した内容にすることが大切です。法律改正(特定商取引法・景品表示法など)にも随時対応が必要です。専門家(弁護士)による確認を受けておくと、将来的なトラブル防止につながります。

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