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POSシステム・ECサイトの連携が実現する3つの一元化を解説!

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アパレルECサイトや食品ECサイトなど、実店舗を伴う事業者の間で注目されているのがPOSシステムとECサイトの連携です。

POSシステムとECサイトの連携とはどんな内容なのか、明確に理解されていない方もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、

・POSシステムとECサイトの連携が必須な理由
・POSシステムとECサイトの連携でできること
・POSシステムとECサイト連携事例

などをわかりやすく解説いたします。

POSシステムとECサイトを連携するシステムを選ぶポイントとおすすめのシステムについても紹介しますので、ぜひご覧ください。


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目次
  1. 01|POSシステムとECサイトの連携はスマートフォン普及で必須に
  2. 02|POSシステムとECサイトの連携でできること3つ
    1. 【できること1】在庫の一元化で購買行動の効率化ができる
    2. 【できること2】ポイントの一元化で場所を選ばない購入を提供できる
    3. 【できること3】購買履歴一元化でマーケティング分析に活用できる
  3. 03|POSシステムとECサイトの連携事例3つ
    1. 【連携事例1:無印良品】体験をつなげる独自のMUJIマイルサービス
    2. 【連携事例2:ヨドバシカメラ】すぐ貯まる!ポイント還元率10%
    3. 【連携事例3:UNIQLO】ECサイトと店舗を行き来する利便性の高いアプリ
  4. 04|POSシステムとECサイトを連携するシステムを選ぶポイント3つ
    1. 【ポイント1】豊富なシステム機能
    2. 【ポイント2】サービス・パートナー企業との連携数
    3. 【ポイント3】充実した決済方法
  5. 05|POSシステムとECサイトを連携できるおすすめシステム3選
    1. 【おすすめシステム1】W2 Unified
    2. 【おすすめシステム2】ネクストエンジン
    3. 【おすすめシステム3】CROSS POINT
  6. 06|まとめ:システムを導入してPOSシステムとECサイトを連携しよう

POSシステムとECサイトの連携はスマートフォン普及で必須に

POSシステムとECサイトの連携は、スマートフォンの普及により必須となりました

顧客が商品を欲しいと思ったタイミングで購入できるように、店舗やECサイトなどあらゆる場所で購入できる「オムニチャネル」と呼ばれる戦略が大切だからです。

▼オムニチャネルとは

オンラインとオフラインを分け隔てなく、すべてのチャネルを連携させて顧客と接点を持つ仕組みのことです。

たとえば店舗に洋服を買いに来たのに在庫がない場合、ECサイトから購入してもらったり、最寄り店舗で受け取りしてもらったり顧客の好きな場所で好きなタイミングに受け取ってもらえるようになります。

顧客の好きなタイミングに、好きなチャネルで購入してもらうためには、オムニチャネル戦略は欠かせない存在となっています。

では、POSシステムとECサイトを連携したら一体何ができるようになるのでしょうか?ここからは、POSシステムとECサイトを連携するとできることを紹介します。

以下の記事ではEC決済について詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
EC決済とは?自社ECサイトに導入するべき決済や決済代行サービスの選び方を解説

POSシステムとECサイトの連携でできること3つ

POSシステムとECサイトの連携で実現できる一元化は以下の3つです。

1.在庫の一元化で購買行動の効率化ができる
2.ポイントの一元化で場所を選ばない購入を提供できる
3.購入履歴一元化でマーケティング分析に活用できる

とくに2つめの「ポイントの一元化」は、購入場所を選ばないので顧客満足度に直結します。では、以下に詳しく紹介します。

【できること1】在庫の一元化で購買行動の効率化ができる

店舗とECサイトの在庫の一元化ができると、購買行動の効率化ができます。

▼購買行動とは

消費者が商品やサービスの存在を知ってから購入・契約にいたるまでの心理と行動のプロセスをあらわします。消費者心理を理解して、購買行動の分析を行うことでマーケティングに活かされます。

たとえば

・ECサイトで購入した商品を店舗で受け取り
・来店店舗に在庫がない商品を他店舗から取り寄せ

などが可能になります。

在庫を一元管理することで、「在庫がなく、販売機会を失った」と言った事態の発生を防ぎます。ECサイトで購入した商品を店舗で受け取るなど、顧客の購買行動にそった商品提供も可能です。

以下の記事ではオムニチャネルについて詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
オムニチャネルとは?概要からメリット・デメリット、事例や成功ポイントを徹底解説

【できること2】ポイントの一元化で場所を選ばない購入を提供できる

実店舗でもECサイトでもポイントが一元化されていれば、購入場所のしばりがありません。顧客の都合で、希望する場所で購入できるようになります

たとえば、すぐに欲しい日用品や、直接見て確かめたい商品は実店舗で購入される機会が多くなります。一方で、持ち運ぶのが大変な荷物や大きいサイズのものなどECサイトで購入したいと考える商品もあるでしょう。

実店舗でもECサイトでも、ポイントが一元化されていれば顧客は好きなタイミング・場所で購入可能です。欲しい商品やタイミングによって、顧客が都合のよい場所で購入できると顧客満足度向上にもつながります。

以下のお役立ち資料ではオムニチャネル戦略について詳しく解説しています。
合わせてご覧ください。

【できること3】購買履歴一元化でマーケティング分析に活用できる

実店舗とECサイトの購買履歴を一元化すると、顧客理解が深まりマーケティング分析に活用できます。アップセルなどの施策が打ちやすくなるのがメリットです。

▼アップセルとは

顧客に現在購入しているものよりも「高いグレードの商品・サービスに変更してもらう」ための施策です。顧客1人あたりの単価を高めて、利益をあげられるのが特徴です。

たとえば、

・ECサイトより実店舗での購入が多い→実店舗で使えるクーポンをECサイトでも配布
・一定の商品がECサイトで多く購入されている→実店舗の在庫も増やす
・ECサイトや実店舗で定期的に購入している顧客がいる→定期購入をおすすめする

など、顧客理解が深まることでマーケティング分析が可能になります。

ここまでは、POSシステムとECサイトを連携し、在庫・ポイント・購買履歴の一元化で実現できることを紹介しました。

とはいえ「自社のビジネスにどう活かせばいいかわからない」という方もいるのではないでしょうか。ここからは、POSシステムとECサイトの連携事例を紹介していきます。

以下のお役立ち資料では顧客の購買心理に基づいた導線設計について詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。

POSシステムとECサイトの連携事例3つ

ここからは、POSシステムとECサイトの連携事例を3つ紹介します。

・無印良品:体験をつなげる独自のMUJIマイルサービス
・ヨドバシカメラ:すぐ貯まる!ポイント還元率10%
・UNIQLO:ECサイトと店舗を行き来する利便性の高いアプリ

とくに2つめのヨドバシカメラの「ポイントがすぐ貯まる連携事例」は注目です。ポイントを重要視する顧客は多く参考になるので、ぜひご覧ください。では、以下に詳しく紹介します。

【連携事例1:無印良品】体験をつなげる独自のMUJIマイルサービス

無印良品が展開するMUJIマイルサービスは、実店舗でもECサイトでも使えるのが特徴です。実店舗では、チェックインでマイルが貯まるので、店頭でのアプリ利用率が高くなっています。

MUJIマイルサ―ビスは、所有しているマイル数でステージがアップする仕組みになっており、ステージアップごとにショッピングポイントがプレゼントされます。貯まったマイルは、MUJI passportで連携して、お買い物に利用可能です。

「ご意見投稿」でマイルがもらえる仕組みも作られており、顧客理解につながるシステム設計になっています。

【連携事例2:ヨドバシカメラ】すぐ貯まる!ポイント還元率10%

ヨドバシカメラのゴールドポイントサービスは「共通化手続き」をすると、店舗・ECサイトどちらの買い物でも利用できます。

店舗でもECサイトでも、ポイント還元率が高いのが特徴です。楽天やAmazonなどほかのECモールで購入した場合と比べても、ポイント還元率が高いので顧客にとってはポイント還元率の高いゴールドポイントサービスの利用はメリットがあります。

企業にとっては、実店舗・ECサイトを連携させることで、購買状況から顧客のニーズ分析ができます。ポイント還元率を高めても、より実情にそったデータの収集が可能になるのがメリットです。

【連携事例3:UNIQLO】ECサイトと店舗を行き来する利便性の高いアプリ

実店舗を多く展開しているUNIQLOならではの利便性の高いアプリの事例です。

オンライン限定のアイテムも、実店舗に取り寄せることで送料無料で顧客に提供できます。送料負担がネックで購入を戸惑っている顧客を取りこぼさない仕組み作りが可能です。

ほかにも、

・アプリで注文→最短1時間で指定店舗で購入可能
・店頭でタグをスキャン→ECサイトや他店舗での在庫確認が可能

など、他のアパレルにはない機能がついているアプリで顧客満足度を向上が期待できます。

このようにPOSシステムとECサイトを連携すると、顧客の利便性向上や購買行動の分析が可能になり、顧客満足度向上につながる施策がうてるようになります。

しかしながら、POSシステムとECサイトを連携するシステムの選定に悩む方もいるのではないでしょうか。ここからは、連携システムを選ぶポイントを紹介します。

POSシステムとECサイトを連携するシステムを選ぶポイント3つ

POSシステムとECサイトを連携するシステムを選ぶポイントは、主に3つです。

1.豊富なシステム機能
2.サービス・パートナー企業との連携数
3.充実した決済方法

とくに3つめの充実した決済方法については、顧客獲得の重要なポイントとなるので、ぜひご覧ください。以下、詳しく紹介します。

【ポイント1】豊富なシステム機能

システムを選ぶ際には、機能が豊富であるかどうか確認しましょう。

POSシステムとECサイトを連携してオムニチャネルを進めていく中で、当初は想定していなかった機能が必要になるケースもあります。機能が豊富なシステムであれば、想定外の機能にも対応でき、構築したい環境を実現できるからです。

たとえば、当初は想定していなかった会員ポイントのランク制度を導入したい場合にも、機能が豊富であれば対応できます。ランク制度の導入が、顧客満足度をアップさせる手段であれば、迷わず導入したいですよね。

想定していなかった機能が必要になってくるケースもあるので、なるべく最初から機能が豊富なシステムを選んでおくことをおすすめします。またニーズやセキュリティの観点からも、常に機能がバージョンアップされているかどうかは選ぶ際に見ておきたいポイントです。

【ポイント2】サービス・パートナー企業との連携数

サービス・パートナー企業との連携数も、システムを導入する際にしっかりと確認しておきたいポイントです。

POSシステムとECサイトを連携するなかで、連携するサービスやパートナー企業が多いシステムであれば選択肢が増えます。選択肢が増えれば、顧客が満足できる環境を整えられるからです。

たとえば、ECサイトでの運用に欠かせないのがセキュリティの強化です。セキュリティを強化したいときに、システムが連携しているサービスが多いと選択肢も広がります。自社にあったセキュリティサービスを選ぶためにも、選択肢が多いほうが選びやすいでしょう。

サービス・パートナー企業との連携数の多さは、顧客満足度にも直結します。なるべく連携数が多いシステムを導入して、自社のPOSシステムとECサイトの連携を自由にカスタマイズできる状態にしておきましょう。

【ポイント3】充実した決済方法

決済方法は、顧客が購入するかどうかを決める大事な要素の一つです。

オンライン決済に必要な、クレジットカードやキャリア決済の種類は多様化しています。顧客が使いたいと考える決済サービスがあるかどうかで、顧客満足度に違いが出ます。顧客のニーズにあわせて、決済方法を準備しておくのは大切です。

気に入った商品があっても自分の希望する決済サービスがないという理由で購入に至らないケースも多いです。そのままにしておくと、希望する決済サービスで買えるところに流れてしまいます。

顧客を逃さないためにも、顧客が希望する決済サービスをそろえておくことが大切です。そのため、決済方法が豊富なシステムを選ぶようにしましょう。

ここからは、実際にPOSシステムとECサイトを連携できるおすすめのシステムを紹介していきます。

POSシステムとECサイトを連携できるおすすめシステム3選

POSシステムとECサイトを連携できるおすすめのシステムは、以下の3つです。

1.【おすすめシステム1】W2 Unified
2.【おすすめシステム2】ネクストエンジン
3.【おすすめシステム3】CROSS POINT

以下で、ひとつずつ特徴や料金を紹介していきます。

【おすすめシステム1】W2 Unified

システム名 W2 Unified
特徴 ・OMO/オムニチャネル対応のECプラットフォーム
・業界トップクラス1,000以上の機能を搭載
料金 ・月額料金あり
・事業規模にあわせてサービス・プランの選択が可能

W2株式会社が提供するカートシステムです。業界トップクラスの1,000以上の機能を搭載しています。

オムニチャネルを進めるためには、顧客がどこからでも購入できるようにする機能の追加が必要です。いざ運用を始めてみると、「この機能が欲しかった」となることも珍しくありません。

W2 Unifiedは、コンサルティングから広告代理店、デザイン制作や運用代行まで、さまざまなパートナー企業との連携が可能です。理想のサービス実現のために、自由にカスタマイズできます。

W2 Unifiedでは、10社以上の決済会社との提携があるので、決済時の離脱の心配もいりません。提携数の多さと自由な決済手数料の設定で、事業のサポートをしてくれます。

W2 Unifiedは、POSシステムとECサイトを連携するシステムを選ぶときに大切な以下の3つのポイントをおさえた総合通販向けオールインワン型プラットフォームです。

1.豊富なシステム機能
2.サービス・パートナー企業との連携数
3.充実した決済方法

幅広いEC事業に対応可能で、業界で唯一、カスタマイズモデルへのシームレスなサービス切り替えが可能です。そのため、中長期的な事業戦略に拡張対応できます。

POSシステムとECサイトの連携ができるプラットフォームをお探しの方は、ぜひ下記よりお気軽に資料をダウンロードください。

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【おすすめシステム2】ネクストエンジン

出典:https://next-engine.net/

システム名 ネクストエンジン
特徴 ECの現場から生まれたサービスで、変化に強いカスタマイズ性が魅力
料金 月額10,000円~(最大受注件数400件まで)以後、重量課金制度

ネクストエンジンは、ECサイトを運用するなかでの業務効率化から生まれたサービスです。搭載されている各機能は、必要なタイミングで使い始められます。

アプリで機能をカスタマイズでき、事業規模や社会環境の変化にも対応可能です。確認や対応をシステム化することで、受注から出荷の作業時間を大幅削減できます。

実店舗とEC店舗の在庫を自動で連携可能なので、在庫管理もスムーズに行えます。売上もまとめて管理できるので、蓄積したデータを使っての分析も可能です。

各POSシステムとは、アプリで連携します。

【おすすめシステム3】CROSS POINT

出典:https://cross-point-system.jp/

システム名 CROSS POINT
特徴 オムニチャネルを実現したポイント・顧客情報の一元管理ASP
料金 基本料金30,000円/月+店舗ライセンス料金
(1店舗あたり3,000円/月)

CROSS POINTは、下記のお悩みに対応できるシステムです。

・実店舗とECサイトでポイントを共有化したい
・実店舗のポイント・顧客管理を改善したい
・独自アプリを作って顧客接点を強化したい

POSシステムとECシステムをつなぎ、オムニチャネルを実現するASPとなっています。

実店舗のみのポイント・顧客管理にも対応しています。

以下の記事ではEC決済代行サービス12選ご紹介しています。
合わせてご覧ください。
EC決済代行サービス12選を徹底比較 │ おすすめのオンライン決済方法も解説

まとめ:システムを導入してPOSシステムとECサイトを連携しよう

改めて、ここまでの内容をまとめます。

・スマートフォンに普及で、POSシステムとECサイトの連携は必須になった
・POSシステムとECサイトの連携で、ポイントや購入履歴などの顧客情報が一元管理できるようになる
・すでにPOSシステムとECサイトを連携させている企業は多くある
・POSシステムとECサイト連携システムを選ぶ際には、3つのポイントがある

POSシステムとECサイトを連携させるにあたり、システム選びは重要です。

・POSシステムとECサイト連携を検討している方
・POSシステムとECサイト連携をしていて欲しい機能がない方

ぜひPOSシステムとECサイト連携の見直しをしてみてください。

売上を逃さないためにも、顧客満足度が上がるよう「好きな場所で好きなときに購入できる環境」を作っておくのが大切です。

たとえばW2 Unifiedは、POSシステムとECサイトを連携するシステムを選ぶときに大切な3つのポイントをおさえた総合通販向けオールインワン型プラットフォームです。

W2 Unifiedの資料は無料でダウンロードできますので、ぜひご一読ください。

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