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ECでサステナブルな社会へ

飯野詩帆

飯野詩帆

2020/08/27

近年よく耳にする「サステナブル」。
皆さんは、言葉の意味を知っていますか?

「“Sustainable”サステナブル」とは、「持続可能性」を意味しています。
“sustain”(持続する)と“able”(可能な)からなる言葉で、地球環境を壊さず、自然の資源を守り続ける社会を目指す文脈で、近年よく使われています。

今回は、世界中から注目されているサステナブルとECの関係について見ていきましょう。

日本のサステナブルな取り組み

今、地球が抱えている大きな課題のひとつが環境問題。
温暖化や人口増加など、地球は限界を迎えようとしています。

そこで国連は、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年のサミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択し、持続可能な開発目標SDGs)を掲げました。

出展:国際連合広報センター

https://www.unic.or.jp/

どれも、私達が直面している危機から脱却するために考えた具体的な目標です。
皆さんはこちらの17の目標に対して、何か行動できているでしょうか?

難しいように思えるかもしれませんが、行動するチャンスは身近に存在しています。

例えば、今年7月から始まったレジ袋の有料化。
コンビニやスーパーで買い物をする時、マイバックを使っていますか?

国連環境計画(UNEP)の報告によると、日本の一人当たりのプラスチック容器包装の廃棄量は、主要な地域・国の中で2番目に多いと言われています。
60か国以上でレジ袋に規制を設けており、フランスやバングラディシュなど一部の国では使用禁止となっています。
レジ袋を含めたプラスチックごみが引き起こす環境問題は、計り知れません。

このように、少しの意識で行動できることは多くあります。
是非、サステナブルを意識してみてください。

D2C企業とサステナブル

それでは、本題です。
「EC」とサステナブルがどのように関係しているのかご説明します。

まず、『D2C』と呼ばれるビジネスモデルを知っていますか?

『D2C』は、『BtoB』や『BtoC』とは異なる新しい取引の形で、消費者に直接商品を販売する仕組みのことを指します。
つまり、モールを介さず、自社ECサイトで商品を直接展開します。

『D2C』の大きなメリットは、企業のブランドやビジョンをしっかり伝えられる点です。
自社ECサイトのみで展開しているためブランディングがしやすく、商品が生まれた背景など世界観を構築することができるのです。

そんなD2C企業の中には、サステナブルな取り組みがブランドとなっていることや、商品誕生のストーリーにサステナブルが存在するケースが多くあります。

例えば、シューズを展開する「Allbirds(オールバーズ)」。

このブランドが掲げる目標は、温実効果ガスをゼロにすること。
商品を製造し廃棄するまでのプロセスで発生する温室効果ガスの排出量を測定し、削減を行っています。
また、天然素材やリサイクル素材などを取り入れるほか、靴箱の90%は再生可能です。

このように、様々なD2Cブランドがサステナブルに注目しています。
これは、価格や機能以外の「価値」が大切になってくるからです。

皆さんは、モノを買う時に何を見て選ぶでしょうか?
おそらく価格や機能を比較すると思いますが、モノが溢れる現代において、この差はどんどん小さくなってきています。
では、このほかにどんな観点からモノを判断するか考えた時、モノが生まれたストーリーやブランドが大切にしている価値観や世界観が大切になってきます。

消費者は、サステナブルを謳うブランドに共感し、自らも世界のために何かしたいと考えるのです。
モノをつくり、消費者に届ける企業ならではの取り組みですね。

美しい世界の創造へ

持続可能な社会「サステナブル」。
ECを通して、社会に貢献する企業をご紹介しましたが、これはもちろん、全ての人に関係するものです。

是非皆さんも、サステナブルを意識し、ともに美しい世界を創造しませんか?