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テストの超入門書!~入社してテストで失敗しまくったので「ソフトウェアのテスト技法」を読んで勉強した~

その他技術ソフトウェア
目次
  1. 01|はじめに
  2. 02|先輩お墨付きの一冊
  3. 03|テストの種類や技法をわかりやすく解説
  4. 04|雰囲気でルールに沿ったテストをしている人におすすめ
  5. 05|目指せバグ無しの製品開発!

1. はじめに

こんにちは!新卒エンジニアの藤田です 今回は「ソフトウェアのテスト技法」という本を読んだので、 内容や感じたことをざっとまとめようと思います!

2. 先輩お墨付きの一冊

読もうと思った経緯は先輩とのやり取りでした。
入社したての頃にテストに漏れがあり、様々な人に迷惑をかけてしまいました。
自分では十分なテスト項目だと思っていたのですが、テスト項目をあらゆる観点から見れておらず、
無意識にバグのでないテストケースを用意していたみたいです。

その時に「テストは漏れなくどこまでもやる必要がありますね。。。」と相談したら「全てを網羅するのではなく、適材適所に合わせたテストをする必要がある。この本おすすめだから一度目を通しておくといいよ!」と教えていただき読んでみることにしました。

 

3. テストの種類や技法をわかりやすく解説

内容を簡単に言えば「テストの種類を書いている本」です。
テストの種類、そのテストに対しての技法、メリットデメリットなどを
細かくわかりやすく書いている印象を受けました。
ざっくりとした例)同値クラステスト
 if(age >= 0 && age <= 16){
  true;
 }
上記のようなコードがあった場合に0〜16は同じ結果が返ってくる。
1〜16の数値でテストする必要があるのは1〜16の1つのみの値で良い。
同値クラステストは十分なテストカバレッジを保ちながら、
テストケースの数を管理可能な程度に減らす技法の一つ。
おそらくほとんど全員の人が無意識のうちにこのテスト技法を使っています。

 

4. 雰囲気でルールに沿ったテストをしている人におすすめ

テストに関する本を読んだことがなかったのですが、初めにこの本を読めてよかったと思います。
今まではルールに沿ったテスト項目を何も考えず雰囲気で作っていました。
ただ、この本を読むとルールに沿った上でより的確なテストを実施できると思いました。
テストの種類を具体的に知れたこと、テストにもそれぞれ適材適所があることを理解し、ただすべてを網羅するのではなく、今できる時間で最高のテストを実施する必要があると感じました。
また、自分が書いたコードだとつい無意識にバグの出ないテストケースを作りがちだったのですが、
技法に合わせたテストケースを用意することが大切だと認識しました。

 

5. 目指せバグ無しの製品開発!

今までテストを深く考えたことがなかったのですが、本を読むことによって少しでも知識として理解できたのは、すごくためになったと感じています。

ECサイトパッケージの開発は、どれだけ小さなバグでも直接お客様の売り上げにかかわってくることがある責任感のある仕事です。
開発段階で全てのバグを考慮することはおそらく不可能だと思います。
テストをより高レベルで実施することによりバグや考慮漏れが確実に減らせることを知りました。
これからも責任感を持ち続けバグのない製品を制作していけるよう常に心がけます!

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