Amazon Prime Day 2026速報:世帯平均支出が17%減少、インフレ下で消費者は「日用品」と「他社比較」へシフト
世帯平均支出17%減、インフレが影を落とす「プライムデー2026」
消費者データ企業Numeratorは、2026年プライムデー最初の2日間の速報データを発表した。これによると、世帯あたりの平均支出額は105ドルとなり、2025年同期の126ドルから17%減少した。注文あたりの平均額も47ドルと、前年同期の57ドルから18%減少している。

インフレが進行する中、消費者の購買意欲は全体的に慎重になっており、買い物客の34%が「現在の経済状況を理由に支出に慎重になっている」と回答(前年比で3ポイント増)。セールに対する満足度も前年の67%から62%に低下するなど、経済環境がイベントの熱量に直接影を落とす結果となった。
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家電は主役から脱落、20ドル未満の「日用品」や「プチ贅沢」が中心に
今回のプライムデーで最も際立ったのが、購入カテゴリの劇的な変化だ。かつて主役だったテレビやスマートフォンなどの消費者電子機器の購入率は14%(前年比5ポイント減)、スマートホームデバイスは9%にとどまり、トップカテゴリから完全に脱落した。
代わりに上位を占めたのは、アパレル・シューズ(31%)、日用品(30%)、ヘルス&ウェルネス(28%)などの日常的なカテゴリである。

実際に購入された全商品の70%が20ドル未満であり、最も売れた商品リストにはプロテインシェイク、ゴミ袋、キャットフード、トナーパッドといった、毎日の暮らしに密着した消耗品や手軽な「プチ贅沢」が並んだ。

編集部コメント
高まる他社への流出懸念と、若年層で広がる「AI買い物」
アマゾン一強の囲い込みモデルにも変化が生じている。
プライムデーがアマゾンで買い物をする「主な理由」だと答えた割合は、前年の52%から41%へと大幅に低下した。買い物客の53%は他社と価格を比較しており、そのうち67%が競合ウォルマートを、40%がターゲットをチェックしている。
| 全体参加率 | 低所得層($40k未満)の動向 | 高所得層($125k以上)の動向 | |
| Walmart Deals | 全体49% | 支持率56%(強力な牽引力) | 支持率45% |
| Target Circle Week | 全体33% | 支持率26% | 支持率41%(高所得層から強い支持) |
また、実に73%が他社の夏セール(ウォルマートやターゲット、コストコなど)でも買い物をする、あるいは予定していると回答した。
さらに今回の注目すべき動向として、買い物客全体の20%(Z世代やミレニアル世代では30%)がAI搭載のショッピングツールを導入し、セール情報の検索や製品リサーチに活用している実態も判明している。
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(参考・関連記事)Numerator│"Amazon Prime Day Consumers Spending Less in First Two Days"
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