ECサイト(通販サイト)を立ち上げるにあたり、必須となるのが「カートシステム」です。
とはいえ、ECカートシステムの製品比較をしたい企業の方であれば
- カートシステムにはどんな種類があるの?
- 有料と無料のカートシステムで何が違うの?
- おすすめのカートシステムは?
- それぞれの特徴や選び方を知りたい
と考えていらっしゃるのではないでしょうか。
自社にとって最適なカートシステムを選ばないと、思うような成果を得るのは難しいです。
そこで本記事では、カートシステムの基礎知識や重要性をはじめ、カートシステムの比較や、選び方などを紹介します。
なお、「ECをスタートする前に知っておくべきこと5選」では、カートシステム選びで失敗しないためのポイントをまとめています。
EC立ち上げでつまづかないためにも、ぜひ資料を無料ダウンロードして参考にしてください。
STEP 2|データ基盤を整備し課題を洗い出す
☐ 顧客データ・購買データ・行動データの所在を把握している
☐ データの粒度・正確性を確認し、欠損・重複を整理している
☐ CDPやCRMなど、一元管理できる仕組みを整えている
☐ データをもとに、現状の課題や改善余地を明確化している
この記事の監修者
神戸大学在学中にEC事業を立ち上げ、自社ECサイトの構築から販売戦略の立案・実行、広告運用、物流手配に至るまで、EC運営の全工程をハンズオンで経験。売上を大きく伸ばしたのち、事業譲渡を実現。
大学卒業後はW2株式会社に新卒入社し、現在は、ECプラットフォーム事業とインテグレーション事業のマーケティング戦略の統括・推進を担う。一貫してEC領域に携わり、スタートアップから大手企業まで、あらゆるフェーズのEC支援に精通している。
ECサイト構築に必須の「カートシステム」とは
そもそも「カートシステム(別名、ショッピングカート)」とは、ECサイトで注文を処理するためのサービスやソフトウェアのことです。
ECサイトに訪問したユーザーが商品を買い物カゴに入れ、レジ画面で決済を完了するまでの「商品購入に関する一連の処理」を担っています。
Amazonや楽天市場など、ネット上のショッピングモールに出店する形(モール型)であれば、すでにカートシステムは用意されているので大きな準備は必要ありません。
ですが、ECサイトを独自に立ち上げる場合は、自社とマッチしたカートシステムはどれかをしっかり検討する必要があります。
その理由を、次で詳しく見ていきましょう。
ECカートシステムが重要な理由
自社ECサイトを立ち上げるにあたり、EC事業を成功させるために、どのカートシステムを選ぶかは非常に重要です。
なぜなら、多くのカートシステムは買い物カゴとレジの他にも、ECサイト運営に役立つ機能や特徴を備えているからです。
たとえば、カートシステムによっては
- 定期購入向け
- 食品EC向け
のように、ある分野に特化して機能を充実させているものがあります。
そのカートシステムを選ぶと、顧客の細かいニーズに対応しやすく、事業者も業務の効率化を図れます。
一方で、自社とマッチしないカートシステムを選んでしまうと、やりたい施策ができずに機会損失をしたり、思うように効率化ができなかったりします。
このように、カートシステムはECサイトを運用する上で重要な役割を担っています。
そのため、カートシステムを選ぶ際には、各機能の内容や必要性をよく理解したうえで比較・検討しなければなりません。
無料と有料ECカートシステムの違い
ECカートシステムとその重要性は、わかったかと思います。
では、有料カートシステムと無料カートシステムで、一体何が違うのか?、
それぞれのメリット・デメリットを含めて解説します。
1 無料カートシステム
無料のECカートシステムには、代表的なBASE(ベイス)やSTORES(ストアーズ)を始め、多数存在しています。無料ECカートシステムのメリットはたくさんありますが、大きく以下の3つが挙げられます。
- ノーリスクでECサイトを立ち上げられる
- 初心者にも操作しやすい
- スピーディーにサイト作成ができる
無料ECカートシステムのメリットは、やはりお金をかけず、簡単にECサイトが作れることです。売れた分だけサービス利用料と決済手数料が発生するため、ノーリスクでECサイトを立ち上げることができます。
また操作性にも優れているため、パソコンの操作が得意でない初心者の人にも使いやすい仕様になっています。数種類のテンプレートが用意されているため、HTMLの知識が無くてもデザイン構築が可能になっています。
このように無料ECカートシステムには、魅力的なメリットがたくさんありますが、デメリットもあります。デメリットは以下3つが挙げられます。
- 販売・決済手数料が高い
- デザインの自由度が低い
- 機能性が低く、一定値から売り上げ向上が難しい
無料でECサイトを始められる一方、販売手数料と決済手数料の料率が割高に設定されています。無料ECカートシステムでは、決済手数料はおよそ4~5%となっており、加えて、販売手数料が別途必要になるため、一定の売上があるEC事業者には利益額が、少なくなってしまいます。
また、簡単にECサイトを作れる一方、デザインの自由度は低く、カスタマイズしづらい仕様になっています。
そして、一番のデメリットは、「機能性が低い」ことです。
販促機能や顧客育成、データ分析や売上・集客UPのための機能が有料カートシステムと比べて不足しているため、無料ECカートシステムで売上を上げ続けることは難しいです。
2 有料カートシステム
では有料カートシステムはどうでしょうか。
無料カートシステムと比べて、有料カートシステムのメリットは、以下3つが挙げられます。
- 売上を上げるための機能が充実している
- デザインを柔軟に変更できる
- サポートが手厚い
有料カートシステムは、無料カートシステムと比較して、機能数が多く、できる施策の幅が広がります。
集客・売上アップ、CVR改善や、業務効率化、顧客一元管理などさまざまな施策を打つことができるため、売上も無料カートシステムと比較して伸ばしやすいです。
また、何かわからないことがあればカスタマーサポートに電話相談もできるため、サポート体制は手厚くなっています。
それに対して、デメリットはやはり「初期・月額費用」がかかってしまうことです。
ただ、ECカートシステム会社の多くは、数パターンの料金プランが用意されているため、
事業規模にあわせて、選ぶことができます。
総じて、「とりあえずECサイトを始めたい」「趣味や副業でECを利用したい」方は、無料ECカートシステムをオススメします。
それに対して、「本格的にEC事業を行う」「月商数百万円以上を目指している」企業には、有料カートシステムをオススメします。
































